今日の教室は、1年で一番忙しい月。
各自1kgずつ、らっきょうを漬けます。
らっきょう漬けの作業をしながら料理。
だから、料理はカンタンなものばかり。
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魚は塩焼きに。
鰯か鯵いいのをと注文しておいたら
「鰯、いいの入りましたよ」
魚屋「わたべ」からの電話です。
自転車でかけつけます。
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光る肌、澄んだ目、しまった肛門、厚み・・・。
「いいですね、これならワタもおいしそう」
![Img_0401 Img_0401](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/7c/ccd9b36b27bcda8104cd2835224b3d96.jpg)
真水でさっと洗って、
![Img_0404 Img_0404](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c2/3cf31c9aa221dbd8c3689fdf885b1d1f.jpg)
胸びれ、背びれ、尾に塩をすりこみます(化粧塩)。
(こうすると、ひれや尾が焼け焦げることもなく、
見映えも美しいのです)。
えらや腹ワタ取らないで?
そうです。
新鮮ですからこのまま。
腹わたの苦味、おいしいはず。
![Img_0407 Img_0407](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5b/67726a9f2f5a20d20655b70b6774c7b7.jpg)
わたしは、このザルで塩をあてます。
![Img_0409 Img_0409](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/db/f56aea62d1a3348a4ba1cfc5c85bcdaf.jpg)
このまま冷蔵庫で、ねんね。
今日は、忙しい、忙しい。
でも、
出汁は強い味方です。
出汁さえとっておけば大丈夫!
鶏もも、絹さやを炊き合わせに。
先月お休みだったクマちゃん、
「絹さや大好き、食べたかった~~」と、
メールで叫んでたので、絹さやと炊き合わせます。
鶏肉、さっと霜ふりしました。
![Img_0411 Img_0411](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/1d/e11dcd238042c4bc41e9d410f0f3fd6c.jpg)
ひと口大に切って、料理します。
![Img_0430 Img_0430](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/b5/8a9a3f5d18add015eb8c3d0505590f62.jpg)
今日はいろいろ届いてます。
千葉県成田市の「宮野ピーナッツ」さんからは、
<試作品の落花生油>。
極上国産の落花生、玉締め一番搾り・
無添加濾過仕上げだそうです。
「なるべく、和食で生で使ってほしいんだ」
「んじゃ、落花生だれ作って夏野菜を食べましょう」
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茄子を揚げて、
久松達央さんから届いた、きゅうり四葉(スー・ユア)。
軽く塩ずりして、せん切り。
![Img_0435 Img_0435](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/be/5b91e85753f0d4926c8da82326966f5c.jpg)
![Img_0438 Img_0438](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/17/2e1308e9305e6432a2b07a72e43dd060.jpg)
かぼちゃも揚げちゃお。
![Img_0441 Img_0441](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/29/f85c30545c2f6049cda356aa5dc2e094.jpg)
(スペースがあれば、)はい、このまま冷します。
器選び失敗!
あーー、なんだか暑苦しいですね。
久松さんの箱に入ってた、「大浦ごぼう」
きめこまかい肌がわかりますか?
うれしくなるくらい、しっかりアクがありました。
最近のごぼうは、アクが少なくて香りが物足りない
味噌汁につかいます。
水気をきって、炒めてね。
プロセス写真を撮る暇もなく、
炊き合わせは出来上がり。
ごはんも炊けました。
会津こまちの五分搗き米。
会津若松の「山城屋」さんから届きました。
粒立ちごらんください。
ふたを開けたら、あま~い香り。
「やっぱりごはん、いいな~」
「ほんとねぇ」
という声。
![Img_0453_2 Img_0453_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2e/f7b9ec6802d6e956e232462d425ce5fc.jpg)
鰯の塩焼き。
すだちが欲しかったのですが、
八百屋になくって。
レモンじゃ香りが強いので、大根おろしだけで。
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仕上げは、お椀。
炒めた新ごぼうの味噌汁。
雪平鍋を調理台に置いたら、
みんな一斉に「わぁ・・おいしそう・・・・・・」。
出汁、みそ、新ごぼうの香りがたまりません。
![Img_0460 Img_0460](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/3e/992d2d78f93d76bec0c49af31f1c5cf2.jpg)
吸口は、粉山椒。
料理がそろいました。
熱々のごはんとお味噌汁!
さぁ、晩ごはんです。
かわいそうに、みんな疲れています。
でもおなかは空いてる。
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「落花生だれ、まとめてかけちゃっていいですか?
それとも各自かけますか」とGM。
「かけてください」
G.M(ゼネラル・マネジャー)というニック・ネームのSさん。
どんなときも冷静に全員の面倒をみます。
*GMのブログはFOOD MEMORIES。
![Img_0466_2 Img_0466_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fd/267fae90f3310fda11a1d316a8b00234.jpg)
いただきます!
鰯、おいしー、腹わたおいしー。
鶏おいしーー、弾力があってジューシー。
ごはん、おいしー、五分搗きなのにポソポソしてない
お味噌汁おいしー、ごぼうおいしー。
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おいしー、おいしー、と騒がしいことでした。
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ごちそうさま。
お皿にはなんにも残っていません。
![Img_0473 Img_0473](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/a3/81d47ca5e4c288690e279decaa5a2098.jpg)
さて、これからまた、らっきょう漬物工場作動。
もう、ひと仕事あります。
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らっきょうは、
塩漬けの必要がない、直(じか)漬け。
漬け方カンタンで、1ヶ月後から食べられます。
カリカリした歯ざわりが楽しめる漬け方です。
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1,甘酢の調味料をあわせ、
ひと煮立ちさせて冷ましておきます。
![Img_0425 Img_0425](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/65/ea40b499e583d34ac1de59ec29b52484.jpg)
らっきょうは、砂を洗い落とします。
![Img_0413 Img_0413](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/3e/472f46aaf40c944d62fcae14fdc4426d.jpg)
根元と軸を切り取ります。
サングラスの人達は、某国からの密・・・・。
いえ、玉ねぎ同様、涙目対策です。
わたしは、泣きっぱなし。
![Img_0414 Img_0414](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d1/95dd43a513c4e0455de91fc2a7e4ac28.jpg)
![Img_0420 Img_0420](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/45/a5a5f8e63e3d9b5b6bc2c97e048c5fd8.jpg)
7kgですから、結構たいへんなんですよ。
![Img_0416 Img_0416](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/41/e1501a823beb7686e84e7391fe5d5485.jpg)
水気をしっかり切っています。
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料理もできて、
ここで、お食事タイム。
![Img_0461 Img_0461](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/4c/06aa80a81420652a32f5555769e5cd59.jpg)
食後、
またまた瓶詰め作業。
水気がしっかり切れてるので安心です。
![Img_0477 Img_0477](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/e3/30ab56aae4356485f1c4697c1a3d1c7b.jpg)
1ヶ月後から食べられます。
この漬け方は、2005年家の光協会刊「漬物百科」にて紹介したものです。
カンタンな梅干しなど、よろしければ参考にしてください。