引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

続けて発刊です。「乾物のレシピ」

2012年04月21日 | おしらせ

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<乾物の力>

続けて2冊の本を発刊しました。

先月刊行の「だし取り教室」の本は、

昨年6月から作業に入り、7月からは、

「乾物のレシピ」の本がスタートしました。

約10ヶ月間、2冊を抱え、長いトンネルに

入り、4月上旬にトンネルを後にしました。

年齢と、能力的な問題もありますが、

完徹はザラ。

連日、長時間パソコンに向かっていたの

で、身体のどこかを傷めるだろうな、と

思っていました。

が、今、すこぶる体調がよいのです。

一昨日の歯の3ヵ月定期健診も問題なし。

歯と歯茎は、心身の状態の現れやすい部分。

「長い間ハードだったそうですが、口内環境は

すごくいいですよ」と衛生士さん。

きちんとした健康診断もせず、歯だけでいう

のもなんですが、あんなに身体を酷使したの

にダメージがないというのは不思議です。

これは偏に、乾物の力。

だし素材を始め、乾物中心の食生活の

おかげです。

「おかげだと思います」、ではなく、

「おかげです」。

まさしくこれは「証明」。

若いライターの松井亜芸子さんも、徹夜組。

「買い物に行く時間がもったいないから、

撮影のときの残りの乾物、毎日、毎日

食べてます。ほんとに便利ですよね。

しかも、めちゃくちゃ、おいしいから、

飽きないんですよね」。

.

いいこと、もうひとつあります。

わたしも松井さんも、いくら乾物が好きでも、

こんなに長い間、連日、食べ続けたことは

ありません。乾物をつかえば節約になると

よくいわれますが、ほんとなんですよ。

食費が浮き、かなりの節約になりました。

たとえば生の大根は1本250円。

切干大根は1袋50gで100~150円。

大根1本が干されて、50gの切干し大根になり、

炒めて油揚げを加えて、だしとしょうゆで炊いたら

鉢一杯、4人分の切干大根の煮物がつくれるん

ですから。

あなたがもし、シングルなら4回分のおかずに

なります。

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干し椎茸の写真が目印です。

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今月は、「乾物のレシピ」の本を刊行。

20日頃には全国の書店に

並びます。

出版社は池田書店。

約140ページ、1365円です。

A5版、ハンドバッグに入る大きさですよ。

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たけのこ粉節煮

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ぜんまいのピーナッツ和え

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寒天サラダ

赤いのは、干しあんず。

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ずいきと小松菜の味噌汁

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干し柿のホットケーキ、干し柿なます

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干し貝柱と大根の煮物

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干し椎茸の表紙が目印です。

書店でどうぞ、お手にとってごらんくださいませ。

コメント (2)
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「だしとり教室」の本刊行です。

2012年04月21日 | おしらせ

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news

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4月16日、宮城県の新聞社「河北新報」

くらし欄にて、

拙著をご紹介してくださいました。

2003年に取材していただいた河北新報・村上俊さんの

記事が、きっかけで、出張だしとり教室を主宰するように

なりました。

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<だしとり教室のおしらせ>

4月のだしとり教室は、出張のため、

お休みさせていただきます。

5月、6月のだしとり教室は満席となっております。

お申し込みありがとうございます。

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今月からは、このたび刊行いたしました拙著を

テキストとしてつかいます。

お持ちの方は、できれば予習をし、疑問点などを

教室でぶつけてください。

わたしの解る範囲でおこたえします。

身近なだしとり教室です。

どうぞ、お気軽にご参加ください。

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タイトル

「引頭佐知さんのだしとり教室」

だしのとり方と

定番和食

発行 アノニマ・スタジオ

www.anonima-studio.com

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昆布、かつお節、煮干(いりこ)のだしのとり方と、

だしをつかった定番和食58品。

だしとりは、プロセスを写真と説明文で展開。

写真をみれば、漢字を飛ばして読めば、

小学生でもとれます。

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つかいやすい本です。

本の端にはインデックス。

どのだしでつくればいいか、がわかります。

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製本にもひと工夫。

本を広げてちょっとおさえると、ぺたん、と広がったまま。

片方をおさえてなくてもいいのです。

この製本は「つかいやすい」と、とても好評です。

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定番和食は、かんたんなものばかり。

でもレシピは、しつこく書いてます。

これは料理本に対する生徒さんの希望です。

「短いレシピの料理本は、つくれない」

「レシピは料理をつくるためにあるもの。

必要なポイントはちゃんと書いててほしい」

本を売るためではなく、本当につくってほしい本です。

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世界は、いま、日本食ブームです。

だしの「うま味=UMAMI」が、第5の味として

認証され、身体にいいからと、

世界では(念を押しますが、世界ではね)、

ブームなのです。

昨日もフランス在住の友人から

「ね、だしとり教室の本、送ってもらえないかしら?

和食、すごいブームなのよ」とTELがありました。

日本人なら、知っておくべきじゃないでしょうか。

昆布、かつお節、いりこ他・・・ごまかしでない

天然のだしに触れ、味わい、伝統的な日本の

食文化に気付いてほしいと思います。

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全国の、多くの図書館でも読めるようです。

お近くの図書館の蔵書案内をチェックして、ご利用

ください。もしもなければ、蔵書依頼をなされば

よいでしょう。

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news

=こちらで本が買えます=

ご好意でおいていただくことに。

わたしの仲間のお店です。

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自然食品店

セイフティショップまなべ

栃木県佐野市堀米町177-1

TEL028ー322ー8261

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健康食品店

セレクトショップ新越谷ダイエー前店

<セレクトショップ新越谷ダイエー前店>

埼玉県越谷市南越谷1-13-8

TEL048-987-4044

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自然食品店

もみの木

世田谷区経堂1-5-8

TEL03-5450-4049

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自然食品店

自然村

東京都練馬区関町北2-33-12

TEL03-5927-7787

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自然食品店

ふきのとう

青森県三沢市中央町4-5-9

0176-53-6535

出張だしとり教室にうかがいます。

6月22日(金)、23日(土)

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自然食品店

soya

世田谷区経堂5-3-20-103

03-3429-6601

コメント (9)
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引頭佐知日本料理きほん学級2012年4月第2土曜日

2012年04月18日 | 和食はじめの一歩教室

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今日も昆布は羅臼昆布。

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こういう色になります。

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さぁ、試飲しましょう。

だしとり後は試飲。

この習慣、もう定着しています。

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「どの程度まで練りますか」

こういう地味な作業は、頃合をみるために大切なこと。

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鶏のつくね

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筍ごはん

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引頭佐知日本料理きほん学級2012年4月3日第1火曜日

2012年04月18日 | 和食はじめの一歩教室

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筍ごはん用の油揚げと筍です。

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隙間なく、考えながら、ならべていきます。

このお鍋は、餃子用。

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このお鍋は、すきやき用。

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今日は、「うすいえんどう」を見つけたので、塩ゆでして

あしらいました。

「うすいえんどう」は、西日本出身の方にはなつかしい

グリーンピースです。

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若竹椀です。

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筍ごはんと若竹椀。

日本料理の春の定番料理です。

とくに若竹椀は、

筍とわかめ、木の芽との、この時季の出会いのお椀。

1年に1回は味わっていただきたいと数年は続けています。

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引頭佐知日本料理きほん学級2012年4月7日第1土曜日

2012年04月09日 | 和食はじめの一歩教室

今日の筍は福岡産。

筍は、鹿児島~熊本~福岡~京都~静岡、と、

北上してきます。

祖父母の敷地には孟宗竹の竹薮があったので、

春休みには出かけて行き、よく筍を掘りました。

長靴の先で土の表面をツンツンつつき、固い所が

あると指先でほじってみて、穂先に当たると、

スコップで周囲を掘っていきます。

わたしが掘っている間、祖母は竈にかけた大鍋に

お湯を沸かして、顔のでっかい虎猫と待っていました。

「掘って、すぐ」、がおいしいんですよ。

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今日の一番だしは、羅臼昆布と本枯節の削りかつお。

乾燥しているので、パッキパキ。

まっすぐに折れません。

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浮いている削りかつを押さえます。

浮いたままじゃ、だしがでませんから。

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3リットルのだし。

これ、重いんですよ。

えりこさん、「おおっと!」とは言ってましたが

弱音ははきません。

これからの女性は、力持ちでなきゃ。

お時間おありの方は、真昆布との色合いのちがいを

ごらんください。

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久松達央さんのキャベツと埼玉のきゅうりと羅臼昆布の

即席漬け。

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菜の花も久松さん。

しかし、実際は、こういう色じゃないんですよ。

あざやか過ぎ。

キ0ノンの色に不満です。

で、リ0-のデジカメを購入しました。

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筍の皮を掃除しました。

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鶏のつくね隊

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2ヶ月で間引いたという間引き大根のきんぴら。

甘くておいしかったです。天候のせいでしょう。

今年は間引くのが遅れているそうです。

来年、また届くのなら、菜めしにします。

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スプラウトは、テーブルフラワーに。

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このあと、猫かつさんとクマちゃんにより、、

ブログの整理がはじまり、著書をアップ、

教室のご案内もアップ。

これから、さらに整理していきます(いただきます)。

お2人共ありがとうございました。

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コメント (3)
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