引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知だしとり教室2012年5月26日

2012年05月30日 | いんどうさち だしとり教室

.

5月22日のだしとり教室です。

一番だしは、昆布を真昆布VS羅臼で取りました。

向かって右は羅臼昆布、左は真昆布です。

Rimg0026_1_4

だしに集中し、次々と味見をしていきます。

Rimg0031_2

Rimg0029_1

Rimg0029_2_4

Rimg0034_1_4

Rimg0030_2 

Rimg0027_1_3

Rimg0028_1_7

Rimg0038_1

お吸い物が余りましたが、

せっかくの一番だし、もったいないから

全部よそっちゃいましょう。

Rimg0039_1_2

Rimg0041_1_2

いただきます。

Rimg0042_1

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい根!!!

2012年05月29日 | いまが旬!

.

ちょっとアップが遅れました。

宅配野菜5月5日着、久松達央さんのエシャロット。

立てて撮りたかったのですが、

フレームに入らないので、やむなく寝かせて。

Rimg0011_1

こんな元気なひげ根、みんなどうしてるんだろう。

Rimg0012

よし!

洗って食べてみましょう!!!

15分間水に浸けておき、ブラシで洗います。

Rimg0013_1

当然ですが、味はぴりりとエシャロット味です。

鮮度が高いから、みずみずしくて

歯ごたえ、しゃきしゃき!

Rimg0014_1

ひげ根5本分を、トントントンと、2cmに切り、

ゆで卵、きゅうりの笹打ち、ちぎりサニーレタスとあわせ、

オルチョのエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを

まわしかけ、塩、黒こしょうをふったら、

ピリリおいしくて、

ライ麦パンにはさんで、ガブリ!

.

植物にとって、土は家庭環境。

やわらかく温かな土は、根が、のびのびしてます。

.

広島からのおくりもの。

以前アップしました神石郡のおばあちゃんの

お味噌や野菜、おぼえていらっしゃいますか?

そのおばあちゃんの息子さんは、東京農大卒。

広島市内の会社に勤務されていますが、近所の

農家に、休耕地を「ただでええけ」と、すすめられ、

野菜作りをはじめられたそうです。

その初収穫物です。

想像するに、

相当、手間をかけられたんだと思います。

どれも

「こうたんとは、ちごうて、

ものすご、おいしかったけ」ね。

この新玉ねぎも、ひげ根が立派。

いい根!です。

こんなに太いの見かけませんよね。

また、すき通った薄い皮肌をごらんください。

みずみずしくて、これはもう、即、

スライスしておかか和え。

甘くって、「これぞ、新たまねぎですよ」と、生徒さんに

食べさせてあげたかったけど、残りは丸のまま、

とっぷりと煮込んでいただきました。おほほほ。

Rimg0009_2

これは、絹さやの筋です。

Rimg0006_1

筋でわかるでしょう?

しっかりした絹さや(さやえんどう)。

ビニール袋に鼻をつっこむと、なつかしい香り。

こどものころ、庭先で育ったさやえんどうを摘ん

でいたのを思い出しました。

摘むの面倒なんですよ。引っ張ると軸が傷むし。

洗うとき、さやえんどうとさやえんどうがこすれて、

きゅっきゅって、泣きます。

Rimg0001_1

まずは、これでしょう。

Rimg0007_1

スナックえんどう。

甘くてやわらかく、ポクポクいただけます。

Rimg0004_2

下の写真は、ちしゃ。

サニーレタスに似た味ですが、

大きさはサラダ菜くらい。

広島地方では、酢味噌でいただきます。

「ちしゃの酢味噌和え」とか「ちしゃもみ」

という郷土料理。

子どものころ、この季節には、

やはり庭先にあり、この時季、毎朝摘むのが

わたしの仕事で、毎日毎朝、食卓にありました。

このちしゃは、ほんのり苦味があっておいしく、

むしゃむしゃ、むしゃむしゃ、もちろん酢味噌で

たっぷりいただきました。

このちしゃの軸の名は、「ちしゃとう」と呼ばれ、

料理屋さんでは、昆布〆他につかわれています。

築地の八百屋で売られてるのを初めてみたとき

「へーー、軸も食べられるんだ」と、目をぱちくり

しました。

Rimg0015_1

鎌倉から。

今年もいただきました。

豆好きなので、うれしく、今年は、すり流しもせず、

ただただ、ゆでていただきました。

空豆は、形が面白いので、ゆでる前に

ちょっぴり遊びます。

Rimg0019_1_2

祈り。

Rimg0020

臨月。

Rimg0021_1

みなさま、ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いんどうさち日本料理きほん学級2012年5月19日

2012年05月24日 | 和食はじめの一歩教室

一番だしをとりましょう。

Rimg0140

昆布をとりだしました。

Rimg0147

今日のだしとり担当はTさん。だしとり教室を経て、

今日は初めてのきほん学級です。

Rimg0148_4

さ、どうかな。

Rimg0151

うふふふふ。おいしさ、笑顔に正比例。

Rimg0152_3

小川屋さんの鶏肉です。

.

鶏肉といえば、福島県郡山市田村町の

ケルプ鶏が一押しでした。

焼けばジューシーで、脂の香りには上品な

香ばしさがあり、かみしめると旨みが広がり、

最高においしい鶏でした。

佐藤喜一さんとは1度お会いしただけですし、

郡山での、又聞きですが、

残念ながら、3,11以降、クローズされたそうです。

再出発するべく、いま、あたらしい事業を模索中

とのことですが、事業内容は個人的な利益を追求

するのではなく、福島県民のためになること、

というのがが大前提だそうです。

あの温かな笑顔が再びよみがえりますように、

蔭ながら祈念しています。

Rimg0143

鶏と新玉ねぎの煮物の材料です。

空豆は、まだ鹿児島産。

鯵をさばく前に炊きはじめましょう。

Rimg0144

鯵のたたきの薬味です。

もうひとつ、秘密の薬味があります。

Rimg0154_6

さて、さばきましょう。

Rimg0157

血合い、ブラシで落とします。

よく洗ってね

Rimg0158_3

お2人共、初めての3枚おろし。

Rimg0161_5

きれいにおろせてます。

そう思いませんか。

Rimg0163

はい、たたいて・・・・・、

Rimg0167_7

薬味をまぜてたたいて、冷蔵庫に。

Rimg0168

骨は、からりと揚げて、おせんべいに。

Rimg0170_2

あ、炊けた・・・、ごはん」

Rimg0175_7

今日の炊き方は、またちがいます。

Rimg0173

「豆ごはんのレシピ、

どうして、豆むすびになってるんですか」

「5月は子どもの日のお料理が多いので。

子どもたちのための提案なの。むすぶとかわいいから」

「あーー、いいですね!!!」

「大人だって、おむすびはうれしい」

Rimg0183

「1個、ちびむすびに、なっちゃいました」

「なっちゃいましたか。

なっちゃわないように、

今後は、分量、考えてむすびましょう」。

3カップで炊くと、重箱に15個盛れます。

.

重箱といえば、

おばあちゃんやおかあさんの重箱、お宅にありませんか?

どんどん、使いましょう。

食卓がおしゃれにしまります。

Rimg0188

この器は、アジサイの模様。

お料理屋さんの竹本さんから譲っていただいた器です。

5月、6月しか使えません。

蓋裏にはあじさいの花。

裏におしゃれする・・・着物と同じサプライズですね。

Rimg0192

鯵のたたき

Rimg0197_5

骨せんべい

Rimg0194

しじみのお味噌汁

今日のしじみは、十三湖産。

経堂の「魚真」さんで購入。

Rimg0198_3

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月19日。教室でつかう食材。魚とお肉篇

2012年05月24日 | 和食はじめの一歩教室

.

昨日(5月23日)は、エフエム山口生放送に電話

出演いたしました。

山口県のみのオンエアでしたが、

「TOKYO道草LIFE」のコーナーで、

「だしとり教室」のお話をさせていただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

.

「今日のも仙崎産。いいでしょう?」

「いいですね!!!」

鯵の産地は各地にありますが、わたしの入手先は、

仙崎、淡路島、長崎産がほとんど。

眼球のふくらみ、みずみずしいでしょう?

Rimg0114_1

6月は、鯵の旬。

「来月になったら、もっと肥ってきます」

Rimg0116_1_5

鮮魚店「わたべ」さん

東京都出身、76歳です。

秋田美人の奥さんと2人で切り盛りしています。

Rimg0115_1_5

わたしは古新聞紙を3枚、自転車のかごに乗せて、

隣駅の「わたべ」さんに行きます。

お店に着くと、古新聞をくしゃくしゃに丸めて、かごに

クッションをつくっておきます。

「わたべ」さんは、鯵をわたしに見せて、

氷袋の上に乗せて、

さらに鯵の上に氷袋を乗せてビニール袋に

入れて、、自転車に。

こんな流れなので、買い物に20分はかかります。

Rimg0118_1

鶏もも肉は、、精肉店の「小川屋」さん。

鳥取県、大山産の鶏のもも肉を3枚購入。

「今さばいてるその豚は?」

「小学校の給食用なの」

Rimg0124_4

「いらっしゃ~~い!」小川屋さん母娘です。

Rimg0128_4

「写真ですか?あ、ブログ用?

.

今から、給食用の豚、せん切りするんですけどね、

こういう手袋で指をガードして切るんです。

こういうの、みなさん知らないだろうから、

ブログに載せるといいかもです」

Rimg0126_4

「これアメリカ製。

包丁、切味抜群なんですけどね、

このおかげで絶対、指切れないの。

はい、アップね」

Rimg0127_2

「これから3人で、せん切りしま~す」

お肉屋さんだけじゃなく、使えそう。

.

次ページは、教室です。

.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

引頭佐知・初めの一歩教室のご案内

2012年05月21日 | 教室の案内

news!

只今第1火曜日(2~6時)に

空席がございます。

入室ご希望の方はメールにて

お申込みください。

indou.dashitori@gmail.com

昔ながらの和食・初めの一歩教室
Traditional Japanese "Washoku" Cooking Class.

初めの一歩教室は<だしとり教室>を

受講され、きほんのだしとりを学れた

方に限らせていただいております。

.

初めの一歩教室では、わたしの育った

昭和家庭での日本料理を学んでい

だきます。

だしの旨みの力で、少ない調味料で、

カンタンに調理していた時代の料理です。 

<初めの一歩教室>
毎月1回の教室です。
5クラスのなかからお選びいただけます。

・第1火曜日 14~18時(空席1)
・第1土曜日 15~19時
・第1日曜日 同
・第2土曜日 同
・第2日曜日 同

欠員がでましたら、このページの
TOPにnewsとしてお知らせします。
 
2. 内容
だし取りをはじめ、野菜・乾物などの
下ごしらえ~
調理まで日本料理全般を
学びます。

<魚さばき>
ほとんどの方が約1年で、いわし、
あじ、さば、さんま、いか、
えび他を
さばけるよう
なります。

3. お申込み方法
下方の「初めの一歩教室規約」を
お目通しいただき、
必要事項を記入のうえ、
メールにてお申込みください。

お申込みメールの記入事項
メールの件名は
初めの一歩教室希望」
とご記入おねがいします。

①お名前
②連絡用メールアドレス
③携帯番号
④ご住所
⑤ご希望の教室(例:第1日曜日)


==初めの一歩教室 規約==

■入会
だしとり教室を受講された方が対象です。
入会金(8,000円)と初回月謝(8,000円)を
下記口座にお振込みいただきます。

月1回の講習です。

<月謝>
8,000円(材料費を含む)です。
毎月受講月の前月末までにお振込みください。
なお、欠席なさった場合も、
月謝はお支払いいただきます。
 
<振込み先>
三菱東京UFJ銀行 経堂支店
(普通)0226138 インドウ マサコ

※お振込みの際のお願い
「お名前+受講月を必ずお入れください。
(例)南正子さんが4月分をお振込みの場合
「ミナミマサコ 4」  
 
※数回分をまとめてお振込みいただく場合は、
「ミナミマサコ4-6」。
※恐れ入りますがお振込み手数料は
ご負担をお願いいたします。
 
4. 欠席の場合の振替について
快適な運営のためにも
1週間前までにご連絡ください。
なお、同月に限り、他の曜日の「きほん学級」
or「だし取り教室」へのお振り替えが可能です。
但し、他の教室に空席がある場合に限ります。

振替のお申込みは受講3日前までに、
以下にご連絡ください。
5. 退会について
退会される場合は、1か月前までに
お知らせください。
 
6. レシピについて
当教室は、あくまでも営利目的ではない方
対象にお教えしています。

また、教室で使用したレシピの配布、
メディアへの掲載などは、
著作権の侵害にあたりますので、
ご家庭内での使用にとどめてご利用ください。
レシピは、
料理研究家にとって大切な財産です。
良心的な使い方をしていただけるよう、
切に望みます。
 
*************************************
 
引頭佐知料理教室
主宰 引頭佐知

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする