引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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第1日曜日クラスのみなさんと会食。

2015年08月18日 | ときどき日記

祝・婚約!!!

おめでとーー!!!

「嫁のり」を囲んで会食です。

おめでとー!!!

7月の教室のときに

パパっと会食日が決まり

LINEでメンバー集合。

お婿さんはサラリーマン。

いつか転勤があるかもしれません。

どこで暮らしても、

お子さんができても

ご両親が訪れても

友達が遊びにきても

基本のごはんがつくれれば、

あわてることなく

なんとかやっていけます。

大丈夫。

もぐもぐ

嫁のりの婚約のおかげで

おいしい会食。

夏休みらしくていいですね。

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函館にて。お寿司をつまみながら

2015年08月18日 | ときどき日記

 

行きたかったお寿司屋が

定休日だったため、

あてもなく、

電車で五稜郭へ。

降車して、さて、と

ふと右上のビルを見上げたら

お寿司屋のような看板が見えます。

ガラス越しにお店をのぞいたら

店主らしき人と眼が合いました。

これもご縁、入りましょ。

お祭りなので座敷はワイワイ

混み合ってるようだけど、

カウンターはわたし1人。

突き出し

お造りのあと

 

店主から

「出張ですか?」

「いえ、ちょっと南茅部へ」

「南茅部ですか???

親戚がおありとか?」

「いえ、昆布漁を見に」

「レンタカーで?」

「いえ」

「宿はどこで?」

「鹿部の鹿の湯さんです」

「ぼく、釣りが趣味なんで南茅部は

よく行きますけど、

鹿部から南茅部って遠いし、

ものすごく不便なところです。

鹿部からどうやって動かれたんですか」

「運転できないから、3日間、1日2回

バスで通ったんですよ。

でも自分のペースで動けて

その方がよかったです」

「びっくりです」

「いや、お会いした漁師さんは

好意的だったし、何より生の

昆布が見れてよかったです」

 

「握りますか」

わたしはいつも握りはイカから。

イカお願いします。

「次はイワシか鯵、いかがですか」

「イワシで」

 

先日の帆立加工の丸太水産さんの

テーブルに置いてあったイワシ漁の記事、

おいしそうでした。

というわけで

お寿司が食べたかったのです。

「次、まぐろ、いかがですか」

赤身をお願いします!!

えっ、あらっ?

ジツハ、チュートロ、オオトロ、ニガテ。

 

「赤身、中トロ、大トロです」。

僕、寿司職人だから

というのもありますが

マグロが好きでして、

ずっと、

一度でいいからマグロ漁船に乗って

マグロ漁と活きてるマグロを

見てみたかったんです。

で、

数年前

お客のマグロ漁船の漁師さんに

一度でいいから、邪魔しないからって

頼みこんで乗せて貰ったんです。

「船酔いは?」

僕、幸いな事に船酔いはしない

んです。

でも、話しには聞いてたけど、

ものすごい荒波で

船は揺れに揺れて、

マグロ漁は想像をはるかに超える

壮絶なものでした。

その日、100kg大のマグロが

8本も釣れて、もう壮観でした。

お前が乗ったから穫れた、

また乗れ、なんて言われたり

しました(笑)。

 

活きているマグロ、目も肌も、

もうなにもかもが美しくて

それを見れたことが、本当に

嬉しかったです。

マグロ船に素人が乗船するのは

たしかに大変です。

でも、何でもそうだけど

好きなものには、

大変はないんですよ。

 

活きてるマグロを見て

僕の場合、よりマグロ好きになったし、

マグロに対して真剣になりました。

 

わざわざ東京から

南茅部まで行かれたのも

やっぱり、好きなんですよ、

昆布のこと。

好きなことには「大変」はないです。

 

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話が前後しますが

今回、人との出会いで不思議なことが

たくさんありました。

最初は函館行きの機内。

昆布に関する文庫本を読んでいたら

隣の席の女性から

「どうして昆布の本なんか読んで

らっしゃるんですか?」

って話しかけられました。

「南茅部ってところに昆布漁を

見に行くんですよ」と答えたら

その方が、

「ええええーー、

鳥肌が立ってきました。

主人は、家を継がず、私達は関東で

暮らしてますが、

主人もわたしも代々昆布漁師の家

なんです」。

 

夏休み中のこの満席の飛行機で、

昆布漁を見に行く方と席が隣り合

わせになるなんて、

ほんと鳥肌ものです。

うちは、父はもう引退して、

いま弟達が継いでますが(養殖)、

わざわざ昆布を見に南茅部に

いらっしゃる方がいるなんてお話、

弟達が聞いたらすごく喜ぶと思います。

地味でたいへんな仕事ですから」

 

この方は男の子3人のお母さん。

「お2人共、昆布で育ち、

お子さん達も昆布で育ててらっしゃるん

ですよね?」

「そうです。

昆布、両方の家から届きますから

毎日お鍋にガンガン入れて

これでもか、っていうくらい

使ってます。

汁物でしょ、煮物でしょ、鍋物でしょ、

あ、麺類も。

よそのお宅は、昆布とかつかわないから

粉とか液体のだし、

うちは、お鍋は昆布で真っ黒、なの(笑)」

 

「昆布で子育て。食生活に不安感ないですね。

そしてお子さん、

しっかり食べるし落ち着いてませんか」

「そうなんですよ。元気ですし手がかからない」

昆布の旨味成分は、だしの中心のグルタミン酸。

ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富にふくまれ

ています。

食物繊維含有量も第8位。

さらにうれしいのは、アルカリ製品ってこと。

加工食品やお肉などで酸性に傾いたとしても、

弱アルカリ性に保ってくれるのです。

 

幸先の良い嬉しい出会いでした。

 

 

 

 

 

 

 

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函館にて。採れたて野菜のサンドイッチ

2015年08月17日 | 出汁素材の産地をたずねて

 

北方民俗資料館を堪能して

さて、同じ元町の五島軒で軽く

食事をしようかな。

しかし場所がわからない。

スマホは息が絶え

暑さのせいか人の姿もありません。

と、

そこに、

対面の道に車が駐車し、

女性が野菜を入れた大きなザルを

抱えて降りてきました。

は?

建物からもバスケットを持った女性が

現れました。

 

おお、

乾いたビル街に

ピーターラビットの世界!

お店だと思わなかったので

近寄って、すみませんと

五島軒の場所を尋ねたら

野菜をはこんできた女性が

「近くです。

でも、今日はこちらになさいません?」

こちらって?

「わたし、野菜を育ててまして

いま、こちらのお店でたくさんお求め

いただきました。サラダで召し上がれ

るかもしれません」

 

こちらはサンドイッチのお店でした。

薄皮の光るじゃがいも。

水の入ったペットボトルには、

バジル。

これを見た時、

「じゃ、いただきます」と入店。

オーダー後

もう一度外に出て

女性に農園の場所のことなど

少し尋ねたら、

「あーー、残念!

いま、お食事を済ませて、

出てらしたのだったら、このまま

わたしの農園にお連れしました!

見ていただきたかったわ、畑」

「素敵な農園でしょう?

イメージが浮かびます。

いつかうかがいますよ」

「パスタ料理とか、召し上がって

いただけます。

一度いらした方からは、

ご好評いただいてます。

ぜひ!」

「はい!」

帽子をかぶり直し、

縁にボンボンのついたショールを

パレオ風に巻きなおし、

出発です。

 

こちらは店内。

このテラスの右の部屋には、

3~4組のお客が

静かにおしゃべりしながら、

ゆったりとお食事中。

瑞々しくて甘い野菜に

ヨーグルトのドレッシング

香りの立つ温かいパン

そしてアップル・パイ。

このパイをみたとき

あ、

母のアップル・パイを

思いだしました。

冬の間に紅玉リンゴを炊いておき

アップルパイは得意のデザート。

パイ皮のなかに入れたり、

こんな風に乗っけたり、でした。

昭和30年台、お菓子屋なんて

そんなにありませんでしたしね。

小麦粉にすばやくバタを練り込み

あっという間にパイ皮をつくる

手を思いだしました。

お料理、お庭の手入れ、

すべてオーナー女性の手によるものだそう。

ゆっくりと味わって、

おいしくいただきました。

 

農園、いつか、きっと行くでしょう。

遊びの約束は、守らなきゃ

カッコ悪いしさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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函館にて。元町ぶらぶら 「アイヌ工芸・匠の技」展

2015年08月17日 | ときどき日記

 

女性の運転手さんです。

この方は英語の案内もスラスラ。

さて、

この電車の中吊り広告で

この後の計画が決まりました。

「アイヌ工芸・匠の技」展

ー削る・彫る・刻むー

函館市北方民族資料館

7月25~11月3日

へ行くことに。

ほんとに今回の旅はラッキーです。

平沢屏風(1822~1876)という

絵師による屏風絵が見れるはず。

「アイヌ風俗十二ヶ月屏風」

これは平沢屏風自身が

日高、十勝地方のアイヌの人々

と生活を共にし、その暮らしぶりを

描いたものです。

実は

同じ作家の冊子風の

「アイヌ風俗絵巻」という本を

持っており、その中に「昆布取り」

という絵があります。

同じ絵師なので、おそらく展示され

ているはず、屏風絵ではどんな風に

描かれているのか、見ておきたい

と思い、訪れました。

 この冊子の絵も拡大して

展示されていました。

昆布採りの絵はやはりありました。

この昆布は日高昆布だと思います。

 

撮影禁止なのでしょうが、

1枚だけ。

展示品は多数あります。

厳しい寒さの北の地で

暮らす生活の知恵を

教えてくれたアイヌの人々。

 

手でこしらえた、その道具の

ひとつひとつに感心すると共に

しみじみしてしまいました。

 

資料館の建物は、旧日本銀行

函館支店

 

階段もシック

踊り場のアールがすてき。

お手洗いはどうでしょう。

増改築を重ねているので

これがいつ頃のものかは

わかりません。

わたしの世代の人は

きっと、こういう良さが

わかると思う、な。

 さて、遅いランチに行きましょう。

 

 

 

 

 

 

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函館にて 自由市場

2015年08月16日 | ときどき日記

 

函館は「港まつり」の真っ最中。

運賃は200円均一なんですと。

いいアイデアですね。

 自由市場へ。

昆布いろいろあります。

あっちも、こっちも

ババカレイ。

「これ、ナメタじゃないですか}

「そう、ナメタ」

どうしてババなんだろ。

 

戸井漁港のHPをチェックしましたら

「母母カレイ」とありました。

お母さんのように大きいカレイ

ということでしょうか。

じーっと、肌をみてたら、

わかるような気がしてきた。

でも正解はわからない。

パセリに鮑。

センスいいですね。

あちこちのお店に、鮑はあります。

でもこのお店には次から次へと

お客さん。

ちゃっ、ちゃっ、ちゃっと

いかをさばくおじさん。

手数、少なくてきれい。

次々、板前さんが買っていきます。

はーー、

自分でさばかないのかーー。

 タコのあたま。

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