引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

いんどうさち(引頭佐知)日本料理・本科教室2010年9月11日

2010年09月13日 | いんどうさち日本料理本科

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酷暑のこの夏、せっせと漬け、せっせといただいたのは、

ぬかみそ漬け。

12時に届いた久松農園のきゅうり2本、長なす1本、

漬けちゃいましょう。

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きゅきゅっと、塩ずりしてから漬けますよ。

夕飯の頃、食べごろです。

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今日も、気温は、げんなりの35℃。

くたびれてるでしょうから、冷たくて甘いもの用意します。

先週、炊いておいた京都産丹波の大納言(小豆)、白玉小豆に

していただきましょう。

由佳里さんと白玉粉丸めて冷やして、のどごしのよい冷たい

白玉で、みなさん、ちょっぴりクールダウン。

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さて、教室スタート!

今日の魚は、赤かますです。

海流が変わり、旬の魚が思うように入らないのは、

このところの常ですが、さらに、台風のあとで出漁できない

ため、またまた、魚の確保が困難です。

教室の前は、あらかじめ献立を決め、いつもの魚屋「わた

べ」さんにあれこれ、相談。

「えぼ鯛は?」「全然みないですね」

「・・・じゃ、かます、どうかしら?」

「おとといは、あったけど、昨日はなかった。

最近は、築地でさえ明日のことがわからないですからね、

ま、朝、築地から電話しますよ」

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朝6時。

「かますありました。小さいけど、買いますよ、いいですね」

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背開きします。

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<おまけ料理>

この夏、考えた、かんたん好評料理(笑)。

トマトの旨味成分は、グルタミン酸。その旨味を生かした

夏野菜のおかずです。もちろん、和食。

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チャチャチャ~♪

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はい~、3分クッキング。

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みょうがの甘酢漬け

かますの塩焼のあしらい用。

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白和えの材料です。

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和え衣

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茄子の田舎煮、まずは、揚げて。

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地鶏としめじの炊き込みごはん。

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炊けました。

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白和えの材料を混ぜ合わせます。

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写真では、枝豆の色が出てません(悲)

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茄子の田舎煮。

味が染みて・・・明日の方がおいしいのです。

3日位はもちますから、たっくさん炊いておくと便利です。

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少し焼きすぎ。でも、ぺりぺり香ばしくて、わたしは好きです。

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味噌汁

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あ、そうそう、ぬかみそ漬け。

茄子は、まだ漬かってません。

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冷蔵庫に入れて漬けてますから、ひ~んやり。

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だし取り教室12ヶ月

9月のテーマ

「昆布とかつお節の一番だし」

昆布が変われば、どんな味?

1種のかつお節×4種の昆布の混合だし

昆布の旨味の力をさぐります。

日時=9月25日(土)3~7時

お申し込み先

indou@yacht.ocn.ne.jp

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いんどうさち日本料理きほん学級(2010年9月6日)

2010年09月11日 | 和食はじめの一歩教室

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さて、6日のきほん学級、昨日と同じ献立です。

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昨年も記載したと思いますが、クラスに関係なく、

台所に入ったら、まずは、この3つの作業からはじめます。

1、お米をとぐ、

2、寸胴鍋に、お湯を沸かす

3、だし取り

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雪平鍋に水と昆布を入れて火にかけます。

沸騰寸前になると、ユラりと昆布が浮かんできます。

2リットルの水、20gの昆布。

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40gのかつお節

上質のかつお節のだしがら、まだまだ使えます。

捨てたりしないで、だしがらを使って料理しましょう。

ふりかけ以外にもつくれますよ。

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一番だしです。

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おだしを取ったら、作業の手を休めて、いただきます。

このときのみなさんの言葉でいちばん多いのは、もちろん

「おいしい~~」ですが、その次は、何だと思いますか?

「しあわせ~~」です。

そのまた次は、

「いやされます~」。

この感覚は、飲んだ方にしか理解できないでしょうね。

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さて、いかをさばきましょう。

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耳を引っ張ると、皮の道ができますね。

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そこから薄皮をはがしていきます。

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焼きなす。身がはがれてないでしょう?

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里芋と鶏肉の煮物。こっくりと炊けました。

今日の里芋は大きめなので、半分に切って炊きました。

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鮭の混ぜごはん。

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いかのしそ和え。

耳も脚もつかっていますよ。

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左手前は、即席漬け。

キャベツ、茄子、きゅうり、みょうが、だしがらの昆布

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里芋の皮せんべい。

ちょっぴり塩をふってます。

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いただきまーす!

ところで、昨日、30代前半のおかあさんが来宅。

お子さんは、保育園児の4歳と10ヶ月の坊や。

子どもたちの食事は、模索中。

安全な食の選択肢としてだしに注目、だし取りを

見にいらしたのです。

.

10ヶ月の坊やは、だし初体験。

取り立てのだしを、お母さんが口にもっていくと、飲んで

にっこり。

やみつきになること間違いなし。

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いんどうさち日本料理きほん学級(2010年9月5日)

2010年09月10日 | 和食はじめの一歩教室

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さて、教室スタートです。

昆布とかつお節で、一番だしをとりましょう

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即席漬けも、スタート時に漬ければ、いただくときには

漬かっています。

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里芋、六面むきしてゆでましょう。

クルクル<梨むき>してもいいのですが、慣れればこの方が

早いんですよ。

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さて、するめいかです。

耳のところ、脚を指先でつついてみてください。

ぴくぴく反応するでしょう?吸盤は、吸いつきます。

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.皮をはぎます。

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さらに薄皮をはぎます。

お刺身の場合、ちゃんと処理しませんとね。

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さらに、こんな風に包丁を入れれば、やわらかくなり、

消化力の弱い子どもたち、年配の方でも召し上がれます。

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いかの皮引きに集中したので、ちょっとここで小休止。

片隅で揚げてた里芋の皮、揚げたてをつまみましょう。

ビールに、おやつにこれは、ほんとうにおすすめ。

1kg分の里芋の皮、結構な量になります。

捨てるところなしです。

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ごはんが炊けました。

鮭をまぜれば、

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混ぜごはんのできあがり!

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里芋と鶏肉の煮物です。

今年の里芋、雨が少ないせいでしょう、きめが粗いですね。

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それでも味が染みてます。

多目に炊けば、おべんとうにも向きますよ。

いかのしそ和え。

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鮭の混ぜごはん。山椒の佃煮もきいてます。

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中秋の名月のお椀。

月に供えるお団子、お椀のなかで賞味しましょう。

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下に沈んでるのは、うちの青柚子。

柚子、今年は、まだ直径2cm足らず(涙)。

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残暑きびしすぎる日々・・・。

2010年09月06日 | ときどき日記

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夕方の蝉の声も聞かれなくなり、

あれこれバタバタしてるうちに、9月です。

2010年、酷暑の夏休み中のブログです。

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<ある日1>

気温36度の外出先で、

清々しくて、ちいさな旅気分を味わいました。

新宿のホテルH・Rでのこと。

ティールームで打ち合わせを終え、広いロビーに出たら

大勢の観光客と荷物の山。

原色のファッションに、ロビーが華やぎます。

入り口のドア・ガラスの向こうには、リムジン。

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「なんだか、旅気分ね」と、

ロビーのソファに座ったら、

ほんの2m先に、ヒラリと小さな女の子があらわれ、

ダンスをはじめました。

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しっかりした体格ですが、幼稚園児くらいかもしれません。

お国は、インドネシア、マレーシア、シンガポールあたり?

足腰を低くきめて、

背をくねらせ、大きく舞う手、指先に流す目。

民族舞踊?。

なにより目を引いたのが、ファッション。

上質の生地ならではの、シンプルな黒のワンピース、

黒のフラット・シューズ、

オフホワイトの白い花がゴージャスなカチューシャ。

今日はこれから、お買い物?お食事?

それとも夜のディズニーかしら?

こころウキウキ、

思わず踊りたくなるくらいの楽しいところへ行くのでしょう。

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たった1分位のダンスなのに、インドネシア辺りに旅した気分

になりました。

小さなハプニング、酷暑のこの日の、一服の清涼剤でした。

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<その2>

料理教室は、きほん学級以外は、夏休み。

パソコンは、不調。

高校野球を横目に、家の中で燃えたのが作品の整理、

レシピの整理!器の整理(これは少々)、

やりました、やりました、苦手の整理。

その他いろいろ。

こんなに働いた夏は、なかったかも。

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おお、そうそう、こんなのもありましたね・・・と、読んじゃうと、

進みません。

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<その3>

能登半島の端っこ「二三味カフェ」からの残暑見舞い

兼、夏休みのお知らせ。

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さて、早速、二三味珈琲を淹れていただきます。

香り高く、あとくち、すっきりの珈琲です。

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この布は、1950年代のアメリカのシード(種)サック。

アメリカの農協って、おしゃれでしょう?

こんな袋に種を入れて販売してたのです。

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ふたを開けると・・・・・。

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ペーパーを丸く切り、赤いスタンプ押しました。

レース・ペーパーなんかなくっても、よいのです。

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おいしく食べて・・・もう、こんだけ。

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試作品のクッキーでした。

設備が整ったら、本格的にクッキーを作り始めます。

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