引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

ミニ出張だし取り教室

2010年12月27日 | いんどうさち出張・だしとり教室

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ことし最後の、ミニ出張だし取り教室です。

台東区蔵前の某社キッチンで催しました。

だし素材は、こんぶ、かつお節、煮干(いりこ)の3種。

きほんのだし取りです。

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<こんぶとかつお節のだし>で、

おすまし

里芋の煮ころがし

炊き込みごはん

<こんぶといりこのだし>で

味噌汁をつくりました。

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里芋のだし煮込みをはじめたところです。

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たっぷりのだし、すっかり含んだ里芋です。

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残り野菜と、こんぶでちゃちゃちゃ・・・と即席漬けを。

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終了後は、全員で後片付けです。

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引頭佐知(いんどうさち)日本料理教室・本科12月11日

2010年12月12日 | いんどうさち日本料理本科

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木曜日、魚屋のわたべさんに行くと、

「土曜日、魚が確約できないんですよ。

陸上は、いいお天気でも、海は荒れてるそうでしてね。

かきなら絶対大丈夫です」

「広田湾の?」「そうです」

ぷっくりとした乳白色の身、黒いふちの色。いかにも新鮮。

広田湾は、岩手県陸前高田市にある湾のひとつです。

写真は、きれいに洗って、水気を切っているところです。

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水気がきれたら、下味をつけておきます。

衣にも香りをつけます。

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今日のいちばんのごちそうは、白味噌仕立てのお雑煮。

だしで白味噌をのばしています。

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わけぎ、九条ねぎなど青ねぎのおいしい季節。

納豆も、こんな風に組み合わせると、肴になります。

このねぎは、九条ねぎ。

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たたきごぼうの下煮のできあがり。

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しらたきの真砂和え(まさごあえ)。

赤いのは、たらこです。

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白菜の柚子味噌和え。

この味噌も白味噌。献立に同じ材料をつかうのは、タブー

ですが、家庭では残った材料の他の使い道を知っておくのも

大切なこと。

というわけで、この白味噌の和え物を加えておきました。

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さて、かきを揚げましょう。

フライじゃありません。香り付きのてんぷらです。

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「どういう風に盛ろう?」

ご自由にどうぞ(笑)。

今回のレモンも、うちの子です。

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お雑煮は?

いただく直前に、お餅を焼いて調味した白味噌汁と実を

あたためれば、OKです。

写真の実は、ゆでた菜の花、手まり麩です。

手まり麩の浸し汁は、だしをつかった下煮汁ですよ。

向こうの黄色いのは、吸い口のとき辛子。

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肝心の白味噌仕立てのお雑煮。

今日は品数が多いもので、できあがり写真を撮り忘れました。

そのうち、わたしが作って再現します。

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さ、お椀をよそったら、座って、座って!

いただきます!

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たたきごぼう。

すりごまの香りと、ごぼうの香りがたまりません。

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九条ねぎと納豆和え。

甘い九条ねぎにからしと納豆がよくあいます。

こういう深さのある器は写真に写すと少量にみえますが、

実際はもっとたっぷりです。

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白菜の柚子味噌和え。

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箸を入れると・・・はらり。

なんでもない料理ですが、これも、しみじみとおいしい一品。

日本人でよかった、と思える静かな、そして深い味です。

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下の写真は、今日の料理につかった橙(だいだい)です。

今年は25個なりました。

つかいたい時に、新鮮な橙をもいで使えるというのは、やは

りうれしいです。

肥料は、ぬか、煮干の頭、はらわた。

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河豚(ふぐ)や湯豆腐、鍋物にかかせない橙(だいだい)の酢。

もう少し熟して黄色になると、50円位で築地でも買えますが、

実は、この程度の青い時期のが、一番すっきりとしたお酢が

取れ、自家製のお酢が作れます。

皮は、干せば陳皮が作れます。

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いんどうさち(引頭佐知)きほん学級2010年12月5日

2010年12月10日 | 和食はじめの一歩教室

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きほん学級日曜日クラス。

献立は、昨日(12月4日)と同じです。

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リクエスト、切干大根の煮物です。

「わ、かんたーーん!」。

「え? 調味料それだけですか?」。

うまみたっぷりの乾物ですからね。かんたんです。

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お1人、1人、盛り付けのレッスン後をパチリ。

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唐突ですが、

このレモンの木、6月に衝動買いしたものです。

な~~んの世話もしないのに、こんな風に育ちました。

今日が初使い。

さて、さて、包丁を入れてみます。

ドキドキドキドキ・・・・ドキドキドキ

みんなで注目!

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包丁がすーーっと入ります。

とってもジューシーーーーーーーィ!!! 

いやぁ、感動・・・・ちょっとびっくりです。

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さぁ、塩鮭とたまねぎの酢漬けに、しぼって加えます。

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さ、鶏のから揚げにも、つかいましょう。

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皮は、香ばしくカリカリ、中はやわらかくてジューシー。

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年越しそばです。

だしを取り、年越しそば、家で作りましょう。

気忙しい大晦日。

わざわざ混み合ってるおそば屋さんで並ぶ時間、

もったいないでしょう?

昆布とかつお節でだしを取れば、おそば屋さんよりおいしい

<本物のつゆ>がつくれます。

つゆをたっぷり作れば、そのつゆで煮物も作れます。

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いんどうさち(引頭佐知)日本料理きほん学級2010年12月4日

2010年12月05日 | 和食はじめの一歩教室

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今日は、真昆布と花かつおの一番だしを取ります。

鍋から取り出してすぐの昆布です。厚みをごらんください。

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花かつおを入れます。

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天然のだしには、天然の色というのがあります。

照明の関係で濃く写りますが、ほんとに気の休まる優しい色。

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即席漬

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切干大根の煮物の材料。

先月のひじきの煮物に続き、生徒さんのリクエストです。

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塩鮭とたまねぎの酢漬け材料

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下ごしらえして合わせて冷蔵庫に入れておきます。

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から揚げの材料

にんにく、芽を取ってませんでしたね。

ぱっぱ、ぱっぱ撮ってるので気がつきませんでした

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上から落とすと、油がはねて危険です。

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2度揚げします

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ラディッシュと蕪の即席漬け

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切干大根、ちゃんと盛り付けたのは、撮り忘れ。

これ、盛り付けしたあとの残り物です。

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鈴木さん、ご出身は?

「湘南です、茅ヶ崎」ふぅぅ~~ん。

じゃ、サーファーだった?

「そうです、一応やってました」ふぅぅぅぅ~~ん。

「なにか?」

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鈴木さんの盛り付けです。

塩鮭とたまねぎの酢漬け。

この季節、塩鮭は、冷蔵庫にいつでもあるでしょう?

朝ごはんにも重宝。

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年越しそばの材料

かまぼこは、香川県観音寺市のかまぼこ、えび天、さぬき。

賞味期限、たったの5日。

というわけで、添加物ちょっぴりです。

観音寺市役所伊吹支所、岩田和杜さんからの到来物。

昨年、わたしも見ましたが、

かまぼこ用の雑魚、いりこ漁の網にかかるんです。

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年越しそば。約2名は年越しうどん。

このクラス、大阪出身の生徒さんが2人になりました。

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来年の第1土曜日は、元旦。

第3週にお会いしましょう。

コメント (3)
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