波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

      思いつくままに

2011-11-16 10:54:13 | Weblog
今日の日本ではここ数年、年間平均3万人以上の人が自殺していると報じられている。
その他にも交通事故という不幸な事故で死者が年間1万人以上いるとされ、合計すると年間約4万人以上の人が病死以外で
亡くなっていることになる。
この事実は世界でも共通なのだろうか。どこの国でも自殺者や交通事故死で亡くなっているのだろうか。(人口数、密度
又は国情で異なるとは思うが)残念ながら、この点については何の資料も無いので、比較は出来ない。
ただ、国情において例えば、その国が戦争中であるとか、飢餓にさらされているとか、そのような平時で無い状況であれば
自殺などと言うことは選びようもなく、刻一刻、生きることにあたるので、考えられることではないと思う。
つまり、自殺とか、事故とかと言うものは危機的な逆境ではない所で起きている現象であることが分かる。
ある本には「順境には多くの恐れと不愉快なことがなくはない。逆境には喜びと希望がなくはない」そして「順境では悪徳が
一番あらわにされるが、逆境は美徳をよくあらわすものである」とあった。
この説によれば、日本で自殺へと駆り立てる一つの要因は順境な環境がその一つの要因になっているのだろうかと思われる。
日本でも嘗て過去に大きな戦争を経験している。この時は多くの人が死も生も自分で選ぶことが出来なかったし、運でしか
理解しようのない時代であったことを覚えている。現代に於いて何気なく生き、、毎日の生活で生きていることを
当たり前のように思っているが、自分で気がつかないで命拾いをしている人や逆に突然の不幸に何故自分がこんな不幸に
遇わなければならないかと思っている人もいるわけである。
人は誰でも自分がこうして自然体で生きていることはある意味、夢の様なものであり、幻かもしれないのだと思い、
余生を大事にすごさなければならないと思って生きることが大切なことだとしみじみ思わされるのである。
まして死ななければ解決できないと考えるのは、心が重い病気にかかり、病んでしまって、何かに取り付かれてしまっているとしかおもえないし、自殺などと言う考えは生まれてこないはずである。
この世に生かされ、生きていることを喜び、日々感謝とともに時を大切に過ごしたいものである。

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