例年はせいぜい2キロ程の果実しか取れないのですが、今年はどういう訳か全部で7キロ程の梅が採れました。「豊後梅」ですが梅の木の樹齢は10年程位と思います。日当たりがあまり良くない場所に植えた為と剪定なども自分で行い、素人なのでその影響も在ると思いますが、花の付きが悪く、毎年梅干しを作っても大した量には成りませんでした。
タイトルの写真が収穫した梅の一部です。
木で熟すのにひとつひとつの実の熟し方が違いますので、黄色くなり始めた果実を落下する前にもぎ取り、冷蔵庫で冷やし熟成を遅らせて、全部の実を収穫する迄、溜めておきました。
しかし梅干しにする為には、黄色く色づくまで熟成させないと、梅干しにした時皮が固くゴリゴリした梅干しになりますので全部の果実を均一に熟成させる事がポイントでした。
写真では割と均一に黄色みがかって居ますが、この後最後の収穫で青いまんまの果実で実に傷の無い物を一緒に漬け込んだら矢張りゴリゴリでした。右側の袋の物は多少傷物だったりしますので、此方は梅ジャムにします。最後に収獲した青い未熟で傷の在る実は梅ジュースにしました。又、熟成させすぎた果実は逆に実が崩れて仕舞い梅酢が濁ってしまいました。
中々梅干し作りも難しい・・・・・
梅干しの下処理等の詳しい事はネットなどで検索して頂けたら良いと思います。
写真はウメジャムにするため煮ている所です。梅は熱を加えるとすぐに柔らかくなります。
○ 沸騰してから1~2分でステンレス網に上げます。苦みが在るのでその際シッカリ、アクを取ります。
○ 次に「へら」でこの柔らかくなった梅の実をこそげ、種を取り出して更にステンレス網で濾して行き
ます。
○ この濾過したウメジャムに重量比60パーセント程のグラニュー糖を混ぜて、火に掛けます。
梅は可成り酸っぱいのでグラニュー糖の量は好みで変えます。
○ 火に掛けて煮詰めますが、中火以下でゆっくりとかき回しながら濃度を見て行きます。
○ 熱い状態でへらからの滴り具合で濃度を見ますがポタ・ポタ・・・と落ちるくらいの濃度が良いので
すが、冷めると硬くなりますのでその変化分を考慮して火を止める時を決めます。(映像で無いと言
葉の表現では難しい)
写真は適当な所で、ビン詰めにして蓋をして冷蔵庫で冷やし保存します。今回は少し柔らかめに仕上がりもう少し硬めにした方が良かった・・・・・
次にこの写真は干し上がった梅干しで、シワシワになった方が黄色に色づいた物でコロコロした物は青い内に漬け込んだ物です。
塩分濃度は18パーセントで、昨年作った時12パーセントでカビが繁殖して失敗したため、今回は用心して18パーセントにしました。
此方の写真も同じですが、シワシワになり実が崩れてしまった物が多くこの後、乾燥した状態に成ると多くが「種だけ」みたいな感じになり失敗でした。
シソ葉の処理などは他のネットなどで検索して下さい。
最後にこの写真は未だ残っていた「梅ジュース」です。
既にだいぶ使ってしまいましたが1リッター程出来ました。
○ 傷有り青梅が結構有りましたので、同量のグラニュー糖で漬け込みます。
○ 梅の実を包丁の腹を当て手で押しつぶし割ります。
○ ガラス容器にその梅を入れその上からグラニュー糖を交互に掛け漬け込みます。
○ 1日程でエキスが出てきますので数日放置します。
○ 適当な所で、梅の実を取り出してエキス分は火に掛け沸騰したら冷まして容器に保存します。
○ 残った実は種を取りピクルス替わりに使えます。(少し甘いですが・・・・)
以上
梅の時期が終わり季節外れに成って仕舞いましたが、梅の実の活用を自分なりに実行した結果を記事にしました。
タイトルの写真が収穫した梅の一部です。
木で熟すのにひとつひとつの実の熟し方が違いますので、黄色くなり始めた果実を落下する前にもぎ取り、冷蔵庫で冷やし熟成を遅らせて、全部の実を収穫する迄、溜めておきました。
しかし梅干しにする為には、黄色く色づくまで熟成させないと、梅干しにした時皮が固くゴリゴリした梅干しになりますので全部の果実を均一に熟成させる事がポイントでした。
写真では割と均一に黄色みがかって居ますが、この後最後の収穫で青いまんまの果実で実に傷の無い物を一緒に漬け込んだら矢張りゴリゴリでした。右側の袋の物は多少傷物だったりしますので、此方は梅ジャムにします。最後に収獲した青い未熟で傷の在る実は梅ジュースにしました。又、熟成させすぎた果実は逆に実が崩れて仕舞い梅酢が濁ってしまいました。
中々梅干し作りも難しい・・・・・
梅干しの下処理等の詳しい事はネットなどで検索して頂けたら良いと思います。
写真はウメジャムにするため煮ている所です。梅は熱を加えるとすぐに柔らかくなります。
○ 沸騰してから1~2分でステンレス網に上げます。苦みが在るのでその際シッカリ、アクを取ります。
○ 次に「へら」でこの柔らかくなった梅の実をこそげ、種を取り出して更にステンレス網で濾して行き
ます。
○ この濾過したウメジャムに重量比60パーセント程のグラニュー糖を混ぜて、火に掛けます。
梅は可成り酸っぱいのでグラニュー糖の量は好みで変えます。
○ 火に掛けて煮詰めますが、中火以下でゆっくりとかき回しながら濃度を見て行きます。
○ 熱い状態でへらからの滴り具合で濃度を見ますがポタ・ポタ・・・と落ちるくらいの濃度が良いので
すが、冷めると硬くなりますのでその変化分を考慮して火を止める時を決めます。(映像で無いと言
葉の表現では難しい)
写真は適当な所で、ビン詰めにして蓋をして冷蔵庫で冷やし保存します。今回は少し柔らかめに仕上がりもう少し硬めにした方が良かった・・・・・
次にこの写真は干し上がった梅干しで、シワシワになった方が黄色に色づいた物でコロコロした物は青い内に漬け込んだ物です。
塩分濃度は18パーセントで、昨年作った時12パーセントでカビが繁殖して失敗したため、今回は用心して18パーセントにしました。
此方の写真も同じですが、シワシワになり実が崩れてしまった物が多くこの後、乾燥した状態に成ると多くが「種だけ」みたいな感じになり失敗でした。
シソ葉の処理などは他のネットなどで検索して下さい。
最後にこの写真は未だ残っていた「梅ジュース」です。
既にだいぶ使ってしまいましたが1リッター程出来ました。
○ 傷有り青梅が結構有りましたので、同量のグラニュー糖で漬け込みます。
○ 梅の実を包丁の腹を当て手で押しつぶし割ります。
○ ガラス容器にその梅を入れその上からグラニュー糖を交互に掛け漬け込みます。
○ 1日程でエキスが出てきますので数日放置します。
○ 適当な所で、梅の実を取り出してエキス分は火に掛け沸騰したら冷まして容器に保存します。
○ 残った実は種を取りピクルス替わりに使えます。(少し甘いですが・・・・)
以上
梅の時期が終わり季節外れに成って仕舞いましたが、梅の実の活用を自分なりに実行した結果を記事にしました。