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J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

青森県「三内丸山遺跡」~「八甲田山」~「弘前」~「五所川原」を廻る。その1

2012年09月03日 | ドライブ・旅行
タイトルの写真は「新青森駅」の改札口を出て少し歩いた所に有った。
観光を主眼にした地方都市に行くとこうした「県」を上げての力の入れ方が伝わって来る、青森と言えば原発関連が真っ先に頭に浮かぶ。ここ新青森駅も開業して間もないせいか、駅周辺は未だ閑散としていて人家や施設が少ない。買い物や食堂は駅構内だけのようだ。



まず新青森駅でレンタカーを借りて「三内丸山遺跡」に向かった。
写真はその入り口で新青森駅から車で10分程の所に有り、小高い丘の様な地形となっていて、遺跡発見のきっかけはここに大規模な「野球場と関連施設」を作る予定だったそうで、その建設途中で遺跡が有る事が判り結果的に「野球場と関連施設」の建設は中止と成った様です。



ウィークデーなので館内は閑散としていて此所で「新青森駅」で買い求めた「お弁当」を食べる事にした。




写真は遺跡群の中「竪穴住居」(復元)で「三内丸山遺跡」全体の面積は東京ドーム7個分程の広さがあるそうで、現在でも遺跡の発掘調査が行われている。




写真は復元された「櫓?」でロシアから栗の大木を取り寄せて組み立てたそうだ。
直径1m程の栗の木6本を使って高さは23m程、しかし何に使用したかなど詳しい事は一切不明で現代人が勝手に想像して復元しただけの様です。
奥に写っているドーム状の建物の中はこの櫓の遺構で柱の残骸を見る事が出来る。又この右手の方には子供のお墓と思える場所でトレンチ調査の後そのまんまの形で保存されています。



写真は館内に在る発掘物の展示館でトレンチ調査の後です。所々に出っ張っているのが縄文土器などのかけらです。展示館に戻る前に現在の発掘調査現場を見学する事が出来、この日も数名の方が発掘に携わっていました。



その他の展示物を幾つかまとめました。
左上の写真は「縄文のポシェット」と言われる物で大きさは20cm四方位の大きさで小さい物です。その他は土器や矢尻などです。




写真は大規模な集会所と思われる施設を再現した物で、粗末な個人の竪穴住居と違い大きく立派で頑丈そうな作りで共同体の重要施設なのだろう。




写真は「青い森鉄道」浅虫温泉駅。「三内丸山遺跡」をゆっくり見学した後、次に今日の宿「浅虫温泉」へ向かった。浅虫温泉は陸奥湾に突き出た「夏泊半島」の付け根辺りに位置する。
「三内丸山遺跡」から国道7号線および国道4号線を南下して行く。




この「青い森鉄道」浅虫温泉駅は駅前に足湯もあった。電車の本数も多く貨物列車も結構頻繁に通っていた。



写真は「浅虫温泉駅」全景で写真右奥に無料で足湯に浸かれる。
左手の階段を上り、横断歩道橋を渡ると海岸で陸奥湾の夕日を眺める事が出来た。




これがその足湯の写真、この写真は翌朝撮影した物ですが。閑散としていて少し寂しい。
奥に写っている大きなビルの手前の白い建物が宿泊したホテル。




近くに「海釣り公園」等があるが、人が余り居無い。写真はヨットハーバーらしいがヨットが見当たらない!この時も海岸の人影は私たちだけだった!




時間的に夕日には少し早かったが夕方の海を撮ってみた。
今日はここで泊まり、明日は「八甲田山」に行く、今回は登山では無く観光でロープウェーで山頂まで行き山頂の湿原地帯を1時間程歩くコースだ。

この日青森地方も気温30数度で非常に暑かった。