J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

山梨県「扇山」を周回する

2022年01月25日 | ハイキング・山登り
久しぶりにハイキングに出掛けた。今回は山梨県大月市「扇山」です。この山はかねてより登りたかったのですが公共交通機関を使うと中々面倒なので後回しに成っていました、しかし大月カントリークラブ近くの「梨の木平」に登山口がありそこへ数台程駐車できる事が判りこの際車で行く事にしました。
タイトルは「扇山」山頂から富士山を撮った物ですが高曇りの天気で寒気団が入り込み始め風が強くなり始めたのが雲の様子から感じられました。




この駐車場は旨く駐車すれば7~8台ほど駐車できそうです。当方が到着した時駐車している車両は居ませんでした。




梨の木平登山口から時計回りに歩きツツジ新道分岐から右手のツツジ新道を下山します。黒字で書き込みを入れ青丸で囲みました。地図の等高線を見るとかなり線が詰まり傾斜がキツい事が判ります。
今回駐車してから、帰るまで全く人に会いませんでした。




駐車場から道路を隔て一段上がると登山口です。この建物(扇山管理棟)の左手にトイレが有り割と綺麗でした。





扇山山頂まで1時間50分。ここから実測値として休憩を入れ1時間56分程で山頂に到着しました。




この山林は山梨県の県有林の45%占める恩賜林と言う事らしい。初めのうちは緩やかに登りますが次第に急になり九十九折りで登ります。





50分程で水場に到着、ここで少し休みます。冬場なので水はそれ程冷たく感じず、美味しい水でした。下の写真はすぐ上の道に設置されていた「奥宮祠」





更に数分登ると「水呑杉」に出ます。よく見ると杉の根元から小さく水の流れが始まります。上の写真の水場の源流でしょうか?




更に数分登るとツツジ新道分岐に出ます。帰りはこの分岐から新道のほうへ行きます。






この分岐辺りから富士山方面が見えるようになりました。





これから登る稜線方向を撮った物ですが、この急斜面を九十九折りに登って行きます。





10分程我慢で登ると稜線に出ます。この稜線を右方向へ行きます。






稜線へ出ると割と平坦になり北西方面が見えるようになります。夏場は殆ど展望は無くなりそう。





そして最後の一登りで山頂到着です。扇山山頂標高1138m 11時19分着






山頂からの富士山。 自宅を出発する時曇でしたが予報では次第に晴れるとの事。しかし思ったよりスッキリ晴れませんでした。スッキリとした青空なら富士山が綺麗に見えるのですが残念!




来た道を戻ります。冬枯れの道ですが風も無く鈍い日差しも暖かい! この道を真っ直ぐ行けば「百藏山」方面です。





登る時は急傾斜でしたので振り向く余裕もなかったのですが鳥沢の町が見えます。





広葉樹林帯から杉と檜の植林帯に成るとほんの少し傾斜も緩くなります。





そして今度はツツジ新道への分岐を行きます。





初めはこれから登るのかな? と思いましたが左に回り込むと平坦になりそれから下ります。




それが又凄い下り道で、神経をすり減らします。写真は下ってきた道を振り返って撮った物ですが、落ち葉で道は不鮮明ザレた道で所々石が隠れていてすり足で下ります。




写真は振り返り撮った物ですが、すり足で落ち葉をかき分けて下った跡が残り隠された道が出て来ます。傾斜がキツく転んだりすると大変なので神経を張り詰め通しでした。




途中谷筋に黄色く色づいた木があり何の木だか解らないのですが、とても目立ちます。拡大すると松の様な木です。





ツツジ新道と云う位で、途中上部はミツバツツジと思われる木が沢山有りました。この木は山ツツジと思いますが標高が下がり幾らか暖かくなったからでしょうか? 新芽が出始めていました。




写真の様な平坦な場所は殆ど無く、ここから又急傾斜を下ります。





こんな道を降りてきました。






漸く下山口に出ました。車で来る時左手の道から来て右方向へ行きます。ここから駐車場迄10分程でした。下の写真は下山口から右手方向林道です。扇山山頂から「三境」経由でこの道に出てこられると良いのですが地図上では接続不明です。




最後駐車場で「扇山自然緑化協力金の募金」この箱を見て300円ほどポストに入れました。ここに戻った時自分の車の他にもう一台駐車していました。
ここで遅い昼食として握り飯とカップラーメンを食べ帰路に付きました。
しかし此まで全く人に会わず、この様な事は久しぶり! COVID-19の影響でしょうか?










神奈川県城山湖と草戸山周回コース

2021年11月07日 | ハイキング・山登り
先週は津久井湖畔「城山」に登りましたが今回は隣の「城山湖」を周回するコースを歩きました。中心となる山は「草戸山」標高364m。「草戸山」は高尾南陵ルートの中間点辺りに位置しますが今回は「草戸山」を中心に周回します。
タイトル写真は「草戸山」山頂から東京都心方向を撮りました。



今回も車使用で八王子から国道16号線を利用しました。写真は「城山湖」展望駐車場で無料駐車出来ます。ここへ来る少し手前にある城山湖散策施設管理事務所の駐車場は使用不可ですがトイレは使用できます。




城山湖「本沢ダム」はロックフィルダム発電用のダムです。写真右手の堰堤は下山の時にこの上を歩きます。




城山湖を時計回りで周回します。真ん中辺りに「草戸山」標高364mが有ります。前出の様に高尾南陵ルートの一部で南陵ルートは過去4回程歩いていますが、京王高尾駅から周回すると5~6時間掛かります。今回は草戸山だけで周回し歩行2時間程の行程です。




登山口は車で来た道を少し戻り発電所脇から登ります。写真の道路突き当たりが丁度登り口になります。




写真が登り口でダム管理用の林道のように成っていました。





未だアザミが咲いていました。







軽自動車が通れる程の林道ですが、緩やかに登っています。散策路にも成っていて各分岐毎に指導表示が設置されて居ますが「草戸山」の字は見当たらず、道に沿ってひたすら歩く感じに成りました。下の写真は道路脇に咲いていた「チカラシバ」






時折城山湖が見える様になります。出発した駐車場が見えます。林道途中まで分岐が多く表示版が多く設置されています。




シロヨメナ?でしょうか





東屋が出てくる頃になるとアップダウンが多くなります。







草戸山山頂手前まで地獄の階段アップダウンが続きます。





そんな時花が見えるとホッとします。「コウヤボウキ」







そして草戸山山頂。真ん中の写真2枚は高尾方面と城山湖方面の分岐場所、ここに祠がある。下の写真はタイトルと同じ





同じ山頂に東京都の物と相模原市の案内版があり、自治体によって描き方が違うのがおもしろい。




サンキライ(サルトリイバラ)と云うらしい。





山頂で少しゆっくりしたいのですが昼食休憩する人も多く又ペットの犬を連れてくる方も多く中に大型犬が2匹も居て吠えるのでなんだか落ち着かず興ざめの感じでした。
そそくさと山頂を後にして写真の急な階段を下ります。






下りきった所で「境川源流」の表示版があり30m程下に源流のわき出し口が有りました。






元の道へ登り返し更に進むと「大戸」方面と「城山湖」方面の分岐に出ます。大戸方面へ言ってしまうと駐車場へ戻る事が出来ないので写真下の右手方向 へ下ります。





またしても急な階段のアップダウンが続きます。





漸く「はなさき休憩所」へ着きました。ここからはダム堰堤はすぐです。






ダム湖を囲むフェンス越しに対岸の駐車場が近くに感じます。










ダム堰堤の上を歩きますがススキが日の光に輝いていました。今日歩いた対岸の尾根の連なりもよく見えます。本沢ダムは発電用の小さなダムなので周りの山を一周しても2時間足らずですがアップダウンが結構ありリハビリ登山には良いコースでした。





ダム堰堤反対側の景色ロックフィルダムの下は広場に成っていて野球が出来るらしい。川には成っていないようです。




堰堤の上に咲いていたキバナコスモス







駐車場へ戻る途中「金比羅神社」が有りこの場所が小さな山になって居て全体が神社の境内の感じで上の方に展望台と「航空神社」がある。そこからの展望で真ん中の写真は山一つ超えた津久井湖方面、右端の方が先週登った「城山」の感じです。下の写真は相模原市の町並み





展望台から八王子方面と小鳥を観察撮影していた人。ついでに自分も撮ってみました(トリミング済み)鳥の種類は不明!




漸く出発した駐車場に戻ってきました。この駐車場は展望台から湖を眺めるだけで帰る人が多い様で入れ替わりが早そうです。
昼食は草戸山山頂で軽い行動食で済ましたので、この後帰る途中町中で遅めの昼食でした。






相模川河川キャンプと津久井湖城山ハイキング

2021年11月01日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は城山山頂部から西北方面をズームアップした物、中央やや右は八ヶ岳の様な気がします。
前日に相模川河川敷でキャンプをして翌朝解散の後ソロで津久井湖畔の「城山」に登りました。キャンプは男6人現地集合、例年新潟県の入広瀬村で山菜採りや渓流釣をする仲間達ですがこのコロナ禍でいつもの民宿へ泊まり掛けも出来ず2年ぶりの再会でした。
河川敷キャンプ、バーベキューの後、車の中で寝たのですがこの夜冷え込みが強く3シーズンの寝袋では寒く熟睡の感じは無く体は重い。






河川敷の様子ですがウイークデーなのでキャンプしている人も少ない、それでも数組がテントを張って居ました。私らはテントは無く各自車の中で寝ます。
ここはキャンパー等のマナーが良いのかゴミが殆ど無い、その為に苦情も無く管理する神奈川県も規制が緩いのか? 河原には直火の跡が沢山有ったが・・・・





キャンプ翌朝現地解散して相模川の上流へ10km程遡り「神奈川県立津久井湖城山公園」のハイキングです。写真は無料駐車場と観光物産館駐車場、到着は8時前なので未だ開店していません。




「城山」の標高は374m程で「山城跡」津久井湖湖畔に有り、ハイキングコースが整備されているので2時間程の行程でした。沢山のコースが有るのでコースの取り方で体力に応じて自在にコース選択が出来そうです。今回は車の為時計回りの周回コース二しました。山頂部は「津久井城跡」なので尾根と云うか曲輪と云うかを往復します。





写真の様に登山道は整備が行き届き歩きやすくなっています。階段を登り標識を過ぎると山道となります。




登山道の脇にあった「タイアザミ」他の所ですが表示版がありました。






最近目立つのですがこうした「ナラ枯れ」が問題になっていて写真下の木の様に幹に穴が空き「カシノナガキクイムシ」によって「ナラ菌」が媒介され、やがて木が腐ります。此ノ木も早晩倒れる事になりそう。





登山道の至る所に「イノシシ」が掘ったと思われる跡が沢山有ります。早朝に掘ったらしく未だ新しい跡です。用心しながら登ります。







一番上からイヌタデ・オカダイコン又はヌマダイコンの種・全体像







湖畔展望園路から見る江川ヒノキ。 神奈川県美林50選 。看板は登山口から登り初めにあり上部ヒノキ林の方は見通しが悪く美林の感じは無い。





コースが沢山有り分岐も多いスマホYAMAP地図を頼りに歩く方向を決める。 写真の様に崩落箇所が何カ所か有り通行禁止のコースが有る。





山頂を巻く様に緩やかに登る。






ヤマシロギク?






山頂を巻く道から尾根を登る様になると曲輪の表示と案内版(家老屋敷)に出る分岐を更に歩くと「家老屋敷跡」写真下。





分岐へ戻り更に行くと「太鼓曲輪」に出る






山頂付近の説明板






城山山頂(標高374m)築井城跡と築井古城記碑(写真の裏手にこの碑の解説版があります)








古城跡から北側に一段下ると津久井湖が眼前に見えます。(トイレもあります)対岸には高尾山系「草戸山」山頂がチラッと見えます。一番下の写真は山梨方面中央に雲が掛かった山は「八ヶ岳」のような気がします。




この写真は向の山をズームアップした物です。手前の山の奥が「草戸山」







下山は山頂付近を周回するルートから更に下り「湖畔展望道路」へ出るルートを選択します。道はトラバース気味に緩やかに下ります。




写真は「湖畔展望道路」へ、左手の道は緩やかに大きく迂回するので右手のショートカットを選択します。





「湖畔展望道路」沿いに季節の植物が見られます。この写真は「サラシナショウマの種」と花




アキノノゲシ花が終わり少し寂しい感じです!





ヒヨドリ花





タイアザミ





「湖畔展望道路」から下に有る国道413号線と津久井湖・駐車場





出発点へ戻りました。出発地は写真右手を登りました。





観光センターへ行く為「築井公園橋」を渡ります。 そこから西北方向の景色です。

この後観光物産館で野菜等を買い帰路に付きます。未だ昼前なので昼食は高速道を降りて地元で食べようと思いましたが、車のナビがどう間違えたか東名高速道路へ誘導するのです。中央高速道の方が早いと思うのですが。 ここはだまされてナビに従います。
でも・・・・・はやり馬鹿ナビだったようで、昼食を危うく食いそびれる所でした!!












山梨県「竜ヶ岳」を周回する(後編)

2021年10月12日 | ハイキング・山登り
写真は御坂山塊。 前回に引き続き後編です。「石仏」から竜ヶ岳に続く広い尾根を九十九折りに登って行く、スイッチバックの様な感じなので中々山頂に近づく実感が無い。標高が上がると共に富士の裾野に広がる青木ヶ原樹海がよく見える様になります。




三つ峠の特徴有る山頂がよく見える様になります。若い頃から幾度となく登っていますが、三つ峠から見る富士山も素晴らしい!




下から見ると笹原の九十九折りを上り終えると山頂かと思うのですが、あに図らんや緩やかな登りが更に続き笹藪の中を緩やかに登り歩き続けます。




九十九折りの途中所々にノイバラの実が目立ちます。触るとトゲだらけで痛い






富士裾野の低層上空にみるみる霞が掛かり初め何となく幻想的な感じに成ります。





青木ヶ原の樹海の向こうに御坂山塊から三つ峠に掛けて西湖等もよく見える様になってきました。西湖の右の山は「足和田山」と思われます。




漸く広い山頂と思われた部分に出ますが、写真の様に山頂は更に奥に緩やかに登っています。




北方向の見晴らしも比較的良くなり、写真は八ヶ岳でしょうか?





此方は奥秩父方面甲武信ヶ岳辺りと思います。





竜ヶ岳山頂到着(標高1,485m)山頂には石仏で私を追い越していった女性が一人居ました。その他に途中の登りで高校生ぐらいの人が同じように私を追い越して更に山頂手前で下山して来るのに出会いました。さすが若さで全く歩くスピードが違いますね、此方は牛歩!




北西方向は南アルプスでしょうか?





この写真は後から気がついたのですが笹藪を歩いている時カメラに水滴が付いてレンズのフィルター内側が曇ってしまい気づかず撮影の失敗例です。




此方はフィルターを外し拭き取った物です。此所で休んでいた女性に証拠写真の撮影をお願いして、お互いに撮りっこでした。




写真は隣の山「毛無山」山頂に着いたら雲に隠れていました。





前出の三つ峠方面を撮りましたが雲がどんどん増えて来ました。





さて頂上でゆっくりした後下山します。写真は「石仏」方面との分岐で下りは左手方面に行きます。此所の手前で中年夫婦の二人ずれとすれ違い、更に下の方で男性3人グループとすれ違い。トータル8名の登山者に出会いました。





此方の下山路は笹藪が終わるとブナ林になり古木が多い所です。斜面も急で平坦な所は無く広い尾根を九十九折りに下ります。下り一辺倒でした。





ブナの大木が登山道を塞いでいました。又木立も次第にブナからクヌギ・コナラなどに変化して行きます。




落葉広葉樹林はこれから落ち葉の季節になり、登山道を隠します。写真の様にピンクテープが有れば良いのですが、広い尾根では下りの時道迷いに気を付けて歩きます。うっかり谷筋に入り込むと危険です。




林床にポツンと咲いていた「マムシグサ」





写真の様に人工物の柵や階段が出てくれば一安心。





急な下りの連続で膝が笑う感じに成りましたが、漸く下山口に到着。駐車場は左手方向ですが林間の道を歩き始めましたが戻り、本栖湖湖畔に沿った道を行く事にしました。




本栖湖湖畔は明るく、此がリゾート地という感じでした。






10分程で駐車場到着。 この後駐車場の車の前で野菜やベーコンを入れた特製即席ラーメンを作り昼食。結局重い水や食料を担ぎ上げたのが無駄になった・・・・ま~何時もの事ですが。
この後鳴沢村道の駅にある日帰り温泉「ゆらり」に立ち寄ります。此所の温泉は貸しタオル・バスタオル付きですが、料金が少し高い、以前立ち寄った時より更に値上げしていました。大人1,300円(平日料金・土日は1,500円)
ま~下山後腰が痛み、重い体を温泉に浸けたら幾らか楽になりました。   完

     本栖湖を見おろす「竜ヶ岳」を周回する(前編)2021年10月10日












本栖湖を見おろす「竜ヶ岳」を周回する(前編)

2021年10月10日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は竜ヶ岳「石仏コース」登山口から登り稜線へ出る所で漸く開けて来た、眼下に本栖湖の湖面が広がり、御坂山塊も見える様に成って来ました。



早朝5時少し前自宅を出発、渋滞も無し、現地到着7時、本栖湖湖畔の青少年スポーツセンター駐車場への道は少し判りにくかったが無事一番奥の無料駐車場へ到着、このキャンプ場は駐車場以外にも林の中へ車を乗り入れテントを設営する事も出来そう!




今回本格的なハイキングは1年ぶり程になるだろうか? 
COVID-19(コロナ禍)騒ぎも一段落し、緊急事態宣言も解除で周りを気にする事も無く出掛ける事が可能になりました、とは云っても人混みは避けて行動し不必要に行動する事も避けます。 今後第6波が更に深刻な状況にならないかと心配も有りますが。。。。そんな訳で、電車は避け車で来ました。リハビリ登山です。
現在自分の体力から考えリハビリ登山として片道2~3時間程の初心者向けのコースを選定、人が少ない静かなコースが良いと、このコースに決定。
コースとしては周回コースが取れるので時計回りで「石仏コース」から登山開始です。




支度をしてキャンプ場内を竜ヶ岳登山口の案内版を頼りに進みます。
このキャンプ場は敷地に直接車を乗り入れテントを張る事が出来る様です。



キャンプ場内の散策路を行くと写真の様に「竜ヶ岳登山口」に出ます。初めは緩やかに樹林帯を登り九十九折りに急斜面を登る様になります。



杉林の中をゆっくり登って行きます。





やがて広葉樹林帯に出ると稜線も近い事が判ります。




タイトル写真と同じですが、風も弱く本栖湖の湖面も静かです





富士山のシルエットが見える様に成って来ました。早朝我が家を出発時、暗い内は曇り空でしたが此方に来るに従い次第に天候が回復してきました。



漸く「竜ヶ岳」の山頂付近が見えてきました。お椀を伏せた様な形ですが全面が笹の葉で覆われており背丈も1.5m以上有りますので見晴らしが意外と悪い。



途中写真の様に広場の様な感じの場所に出ました。見晴らしはそれ程良くない。





「ヤマボウシ」の実。落ちた物を食べてみたが香りが今一で、甘みはある物の種も多く美味しいとは言えず。口に含んだだけにしました。




目立つ様な花も少なくこの花は「リンドウ」





アキノタムラソウ






ヤマラッキョウ






標高が上がり一面が笹藪の登山道に成る頃富士山の裾のまでよく見える様になります。南東方向から南西方向にかけて青木ヶ原の樹海が広がります。




眼下に何かしらのリゾート施設が見えます。





アザミ






センブリ





富士山の裾野に霞が掛かり始めました。雲の量も増えたり減ったり繰り返しています。





ナギナタコウジュ





山頂方面が見えていますが意外とたどり着けない。山頂標識がある所は広い山頂部の奥にあり此所からは見えないようです。





割と平坦な道を行くと「石仏」展望台が見えてきました。





此所で5分程休憩、写真手前の祠に石仏があるようです。これから山頂へ向けて登るのですが笹原を九十九折りに登る為、なかなか歩き概がある。




写真中央の山は「毛無山」標高1945.5m。20代の頃身延町側から登った記憶があります。その頃は夜行日帰りが一般的な日程でした。この時風邪を引いたらしく熱があり、登るのが辛かった記憶があります。
この地域にはもう一つ「毛無山」標高1.600mが有ります。2013年7月に登っています。

     山梨県河口湖町「毛無山・十二ヶ岳」を登る 2013年07月12日
         URLリンクが間違っていて、修正しました(2021-10-10 21:13分)

ここまでで前編を終わります。 次回後編をもご覧下さい。

      山梨県「竜ヶ岳」を周回する(後編)2021年10月12日 













八王子市「陣馬高原」周回ルートを行く

2020年11月14日 | ハイキング・山登り
高尾山は人混みが凄いので行く気になれず。かといって近場で利便性の良い山は見当たらないそんな中で多少バス使用で面倒ですが「陣馬高原」が有ります。
主稜線が高尾山に続き、若い時高尾山から良く縦走しました。今回も急遽行く事になり慌てて支度した物の遅れを取りました。




今回「陣馬高原下」から反時計回りで周回します。当初SNSのフォロアーさんデータを見てピストンで山行しようと思っていましたが、同じ林道歩きがあるのなら周回するコースの方が合理的と判断しました。当初出遅れた為JR 高尾駅から「陣馬高原下」へ行くバスが1時間に一本と少なく時間の無駄をなくす為他の山へ変更しようと考えましたが結局迷った挙げ句予定通り「陣馬高原下」行きのバスを待つ事にしました。




高尾駅北口のバスターミナルは改装中で以前の所から少し西寄りに移動していました。高尾小仏方面へのバスは可也の混雑でしたが、「陣馬高原下」行きのバスは空いています。




バスに揺られる事30分程、終点「陣馬高原下」で降りたハイカーは私を含め3人程、途中二人に抜かれしんがりをエッチラ・ホッチラと歩きます。






20分程林道歩きです。途中の民家の所に柿がたわわに実り秋を感じさせます。







登山口です。写真右手は和田峠方面へ行く林道、指導表示の下に注意書きがあります。




この道を上って行きます。




先程の注意書きの場所、橋が腐り崩壊しそうなので渉れない。


そこで2m程右手を徒渉する、湿って滑りやすいが写真の様に流れの石上を渉る。





5分程登ると傾斜がキツくなる、木の根っこの階段で雨の時は滑って要注意だ。





枝尾根を直登気味に登るので結構キツい、この辺は植林帯では無いのでまだ明るい。






標高が上がるに連れて明るさも増し紅葉がちらほらと見える様になります。










山頂近くになると和田峠への分岐が出てきました。写真左手、夏場はツリフネ草の群生が見られました。




アザミ






「陣馬高」山頂標高855m モニュメント




山頂から見える奥多摩「大岳山」望遠ズームで




写真は陣馬山に続く主稜線上「生藤山」標高990mだろうか?以前この稜線は縦走しています。





山頂の売店で昼食休憩を取ります。テーブルと椅子を使わせて貰うので「ナメコ汁」¥300を注文します。当初昼食を持たずに来ましたが高尾駅でバスの待ち時間に握り飯などを買いました。ナメコ汁の写真は、写真を撮り忘れ少し食べた後慌てて撮りました




山頂付近の楓などの紅葉です。




さて休憩もそこそこに縦走路を行きます。前にも書きましたが当初ここから同じ道を戻る予定でしたが周回した方が良さそうだと結論づけました。








登山道は平坦な道でスピードが上がります。この道は「首都圏自然歩道」になっていて、1km毎位に標識が設置してあります。




登山道脇の「シロヨメナ」






「奈良子峠」当初ここから下山したかったのですが写真の様に伐採作業の為通行禁止となっていて「底沢峠」迄行かないと無理なようです。ここからの下山道は破線ルートに成っていてちょっと見荒れた感じが有ります。反対側は神奈川県側へ下る事が出来そうです。藤野駅へ下る場合少し距離がありそうです。




そして「明王峠」この小屋の裏手に一昨年台風で倒れた大木がそのまま残っていました。



杉の木の根っこ! どうしたらこの様な円形の根になるのか不思議!






やがて10分程歩くと「底沢峠」ここも神奈川県側と縦走路、陣馬高原下への分岐になります。
ここを下山します。1時間程の行程です。




途中から見える山並みは「醍醐丸」等の縦走路の山だろうか?低山の特定はなかなかやっかいです。



途中岩と木の根が入り交じった歩きにくい急傾斜の道が続きます。







やがて林道に出ます。この林道上部は行き止まりで余り使われた様子が無く、鬱蒼とした植林帯の中なので寂しく暗い感じです。





ヒョッコリと陣馬高原下へ出ました。





写真右奥は行く時に通った道で、今回左手の道から下山しました。





陣馬高原下バス停。15時25分発、1時間に一本、この次のバスはすでに暗く成っているのだろうな~! この時期アッと言う間に暗くなる、途中植林帯の中はヘッドランプを出す程では無いがすでに暗かった。
そんな訳で本日の登山は終了。このまま真っ直ぐ帰ります。。。。。。で自宅最寄り駅を降りてすでに5時を過ぎましたので焼き鳥屋で生ビール軽く、で締めます。 完!

高尾山往復・稲荷山コースを登り6号路を下山

2020年10月30日 | ハイキング・山登り
2020年10月29日久々の高尾山ハイキングだ。昨年4月頃以来に成る。何しろ人混みを可能な限り避ける事が第一なので激混みする高尾山は選択肢には無かったが、今回トレーニングとしてやむを得ずと云った感じだ。コロナ禍慣れしたせいか高尾山山頂はかなりの混雑状況でした。
タイトル写真は稲荷山展望台から都心方面を撮った所です。


10時18分高尾山口駅出発。土日曜日の様な混雑は無いが秋シーズンなのでウイークデーにもかかわらず可也の人出でした。


今回歩いた軌跡です。又今回半年以上電車に乗る事が無かったのですが、久々に乗りました。京王高尾山口駅から「稲荷山コース」を登り、高尾山頂に出て下山路を6号路にしました。この登山道は一部沢の流れの中を歩くコースに成っています。



今回もう一つの目的として新調した「トレッキングシューズ」の試し履きと云った所です。
サロモンハイキングシューズX Ultra 3現在使用中の物も同じシリーズの旧バージョンですがそろそろヘタって来たのでこの際4割引程の価格で買えたので新調しました。
山歩きはなんと言っても「靴」が重要なファクターを占めます。自分の足にフィットした靴が見つかった事で安心です。


10時過ぎのケーブルカー清滝駅ですがウイークデーなのでさすがに長蛇の列はありませんでした。


清滝駅の脇から「稲荷山コース」の登り口が有ります。



登山道脇の「アズマヤマアザミ」



5分程登り「旭稲荷」で被服調整をします。



電車が到着すると多くの人が一斉に登り始めるので人が塊になり歩く事になります。 それも避ける意味でゆっくり歩き追い抜いて貰います。写真に写っている人はユナイテッドスクールのロゴが入ったTシャツを着ていましたが小学生らしく賑やかに英語で話しながら私と同じペースで歩いてました。もちろん彼らは止まったり走ったりとてもパワフルです。


写真は「稲荷山」への道とトラバースの分岐表示です。



「稲荷山」展望台到着。写真右手に遠く「スカイツリー」が見えました。タイトル写真と同じ。


この稲荷山コースは常緑広葉樹林が続き林床は光が足りないので草花の種類が少ない感じがします。 今回気温も高くも無く、低くも無く汗もそれ程掻かないので何時もより楽な感じで歩けています。



写真は真ん中の道が「稲荷山コース」右手が6号路へ分岐する道です。昨年前半ぐらいまでは崩落していて通行止めに成っていたと思います。左手は高尾山頂へは行かず、縦走路の一丁平方面へ直接行く道です。


シラヤマギク若しくはシロヨメナ



ミヤマシキミ



いよいよ山頂直下ここから三方向に分岐してトラバースルート・6号路方面。真ん中が山頂へ続く長い階段と成ります。


この長い階段を登れば山頂、先程のユナイテッド・スク-ルの子供達はとっくに登っていきました。


山頂到着。やはり昼時でもあり可也の人がいました。此所で水を飲んだ位ですぐに下山に掛かります。




紅葉はまだまだの感じです。山頂から東屋を通り過ぎ階段を下り。奥高尾から5号路を戻り6号路に入ります。


階段の途中に咲いていたキントラノオの仲間の様です。



奥高尾入り口。 此所を左手に戻り山頂をトラバースする様に戻ります。



南斜面ですが杉の大木と広葉樹が混ざった平坦な道が続きます。



先程の山頂への長い階段の下へ到着。



此所までは5号路ですが、ここから写真12時方向へ6号路と成ります。一昨年はここから先が通行止めに成っていました。ここから6号路方面へ進路を取ります。



階段を降り谷へ下ると、沢の道に成ります。写真をUターン気味に下ります。



しばらく沢の中を歩きます。雨の時はどうするのだろう・・・・歩いた事がありません。




この沢沿いの道は風の影響などが少ないせいか巨木が多く鬱蒼とした感じが有ります。


琵琶滝まで来ました。ここから対岸の登り口は2号路に成ります。



更に下り「岩屋」です。この辺りから舗装道路をなだらかに下ります。



サラシナショウマ



赤い帽子とちゃんちゃんこのお地蔵群




13時30分頃高尾山口駅に到着しましたが、今回3時間程の予定でしたので、昼食は持参しないで下山後に食べる事にしました。人混みは避けたいので場末の食堂を見付け、入ったのは良いのですがビールを注文したら遣っていませんという!・・・・・がっかり! 仕方ないのでとろろ定食を食べましたが、アンケートに答えると500円戻ると云うので、回答したら本当に500円戻ってきました、ビックリ!! ビールは残念ですが何だろう・・・・なんだか複雑!
食事後14時02分の特急に乗れました。

羽毛シュラフを家庭用洗剤で洗う

2020年10月22日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は洗濯した後、乾燥機にかけフカフカに復活したシュラフ。
このシュラフ初めて洗いました。購入したのは20年近く前と思いますが昨年まで殆ど使用していなかったのですが昨年の冬場暖房を切った部屋に居ると寒いのでシュラフに半身を入れて使用したり昼寝に潜り込んだりしていましたが、先日寒い日があり引っ張り出した所やな匂がしたのでこれは洗わないといけないとの判断になりました。


写真は洗濯前のヨレヨレに成ったシュラフ、かなり羽毛が固まり片寄っています。何より汗と体臭カビの匂いが混ざったような匂いがするので、これはダメだと成りました。
グースダウン85%スモールフェザー15% 天山(テンシャン)製3シーズン用
洗濯する際専用の洗剤を使用するように指導するメーカー表示が在りますが、いろいろなシュラフ販売メーカーのサイトなどを見ると必ずしもその限りでは無いと判断できます。


まず使用した洗剤は写真のような普通の「毛糸」製品を洗う液体中性洗剤です。山用品にあるシュラフ専用洗剤は高価で300ml入りの物で1,300円前後の価格帯です。それも使用回数が2~3回で終わりです。以前そうした専用洗剤でダウンジャケット・シュラフを洗いましたがそれなりの成果はありました。
しかし如何せん高価格で、費用対効果で納得出来ないので、今回は自己責任で普通の中性洗剤と保護材のコンディショナーを試したのでした。


浴槽にまずお湯と洗剤を投入、洗剤の説明書きには洗濯機で使用する場合30Lに40mlの割合で投入と在る、手洗いですが写真は浴槽に35リットル程お湯を入れました。家庭用の洗剤の場合「薄め」で使用するのが良いと云う事らしいのです。後で判ったのですが、カミさんに言われて10分程浸け置きするのが良いそうですが、今回はせっかちに即押し洗いに移りました。


この写真がそれです。シュラフの表裏をひっくり返し足で踏み洗いです。空気が中々抜けず始めは膨らんで扱いにくいのですが、次第に馴染んで踏みやすくなります。写真のように5分程続けていると、汚れが出て来ます。


次に洗剤を絞ります。これが大変、重いので中々絞るには力が要ります。繊維が密なので空気と水分が抜け無いのでゆっくり絞り、ある程度絞れたら脱水機に懸けます。1~3分脱水します。
そして「すすぎ」の工程に入ります。ぬるま湯で今回2回ほどすすぎ脱水をしました。洗いの工程と同じ要領で2回ほど繰り返します。脱水は1分程、すすぎで洗剤を完全に落とすことが大事です。


次に浴槽に30リットル程お湯を貯めたら、今度はコンディショナーを溶かし入れます。今回この容器のポンプを3回ほど押し(少な目)入れ良く溶かします。なかなか溶けないので根気よく!


コンディショナーが溶けたらシュラフを再度浸け込み揉み洗いと同じように足で空気を抜くように踏みます。
良く浸透したと思ったら、次に良く絞り脱水機に懸けます。すすぎは無しで最後の工程なので6分程脱水しました。そうすると非常に目方が軽くなります。追加修正「軽くすすぎをした方が良いようです」2020年10月21日


その後、コインランドリーに持ち込み、乾燥機に懸けます。今回40分程に設定しましたが終わってみたら、少し端の羽毛が固まって居る部分が湿っぽいので、シュラフの表裏を再度ひっくり返しさらに10分追加で乾燥しました。その結果写真の様にフカフカの、元の姿が蘇りました。



羽毛の多い部分がフカフカで気持ちが良い、匂いも無くなり洗剤のほのかな香りがする。コンディショナー使用が効いて羽毛がバラバラになりふかふかの弾力が戻った物と思います。
今回洗剤の使用方を若干間違えたので、表面汚れの落ち具合が少し悪い感じがしました。
費用を抑えるためと実際の家庭用洗濯洗剤の使い方の違い能力を試した結果、何ら問題を見出すことは出来ないと結論します。

今回この肝はコンデショナーの使用とコインランドリーの使用に在ると思います。乾燥機の回転により攪拌された羽毛が蘇った感じがします。自宅天日干しでは無理と思います。

北八ヶ岳「麦草峠・丸山・白駒池」を周回する・後編

2020年08月24日 | ハイキング・山登り
【北八ヶ岳「麦草峠・丸山・白駒池」を周回する・前編】に続き「後編」を綴ります。
今回、写真の枚数が多く3回に分けようとも思いましたがだらだらと続けるのも申し訳ないので二回にまとめました。
タイトルの写真は「麦草ヒュッテ」に出る手前から撮った茶臼山と縞枯山です。右手の方が縞枯山、ここまで標高が下がると北横岳は隠れて仕舞います。

    北八ヶ岳「麦草峠・丸山・白駒池」を周回する・前編


前編と同じ地図ですが参考の為に載せます。
今回の後編は白駒池を離れる所から始まります。白駒池から麦草峠までは30分程で到着します、その途中の有料駐車場までは一般の観光客が沢山往来します。中には町中を散歩する感じの人も結構居て誰でも気楽にと言うキャッチフレーズが似合いそうです。




白駒池から緩く登り、多少のアップダウンを歩きます。真ん中の写真は前編で紹介した「高見石」からの別ルートの接続点です。


昨年の台風の被害でしょうか。太いシラビソの木がポッキリと折れています。シラビソは意外と粘りけの無い木のようです。






原生の森は神秘的です。林床には次世代の幼木が育っています。コケ類も多く専門知識が無いので判りませんがクローズアップレンズで見たらおもしろそうです。



白駒池から15分程歩くとやがて有料駐車場と麦草峠方面の分岐に出ます。国道299号線も見えます。上の写真右手が有料駐車場方面、直進方面は「奥庭」を通り麦草峠まで行きます。




原生林を抜け出ると「奥庭」の木道になります。ハイマツなどが多くなり明るく見晴らしが良くなります。


シャクナゲの花は終わり葉っぱだけ!



ゴゼンタチバナの花も無し、不思議な事にシャクナゲもゴゼンタチバナも「実」が無い!野生の猿が食べたのだろうか?確かコケモモなども「実」が見当たらなかった!
下山中登山道の所々に猿の物と思われるフンが結構あったので猿の仕業か?
最近三千メータクラスの高山でも猿を見かける様になった、雷鳥の被害が深刻らしい早く対策を強化すべきだが!


日当たりも良いので檜類も成長している。




再度原生林に突入、各森に名前が付いていて判りやすい。





コメツガの大木です。一番下はこの木の葉です。




漸く「麦草峠」に到着。下は麦草ヒュッテ。野草園が少し見えます。タイトルの写真も近くで撮りました。


麦草峠で野草園に入ります。この野草園は麦草ヒュッテが管理しているらしく周りに鹿よけのフェンスが張られています。入園協力金100円をポストに入れます。


野草園に入る前でも登山道沿いに色々咲いています。これは「ギボウシ」



「ヤマハハコ」





「ハクサンフウロ」上の写真は此所の野草園一面にこの花が咲いていました。(点の様に白いのがハクサンフウロです)



「キオン」遠目に見て黄色い花がやはり一面に広がっています。





「エゾオヤマリンドウ」?リンドウの種類は結構あるので推測です。




この花の特定が難しかった。「ノコンギク」か「シロヨメナ」のどちらかと思うのですがヨメナと付いていますが「キク科シオン属」でノコンギクと同じ、葉の形状から「シロヨメナ」と思うのですが別名「ヤマシロギク」とも言います。


このアザミも特定が難しい、何しろ「アザミ」と付く花がやたら多く調べきれない、その中で「ヤツタカネアザミ」と言うのがあり、日本固有種で基準産地が八ヶ岳と成っています。八ヶ岳連峰全域に分布、特に北部に多いとあります。参考データーも麦草峠で撮影した物でした。


避暑に来た「アキアカネ」かなり赤く色づいている、来月辺りには都会に降りてくるのかな?


チョウチョに関しては全く知識無し!でも綺麗な蝶なので撮ってみた!



「マルバダケブキ」の花




「シシウド」茎や花が少し紫色なので疑問が残るが!



「ヤマハハコ」



「アザミ」





「シモツケソウ」よく似ているのでシモツケと混同する事がありますがシモツケは「落葉低木」で「木」、葉の形も違います。シモツケソウは「草」多年草、シモツケ属とシモツケソウ属で違います。


「コオニユリ」



「チダケサシ」



「ツリガネニンジン」



「カライトソウ」





「イブキジャコウソウ」写真では大きさが判りませんが、花が1cm程の小さな花です。


「マツムシソウとハクサンフウロ」



「ワレモコウ」



「ウツボグサ」




さて野草園を後にして駐車場へ戻ります。
13時35分、この時間になると流石に駐車場にも空きが出てきます。でもまだ入る車もあります。私が出る時幸いにも向かい側のクルマが出て何回も切り返して出る必要がなくなり思ったより楽に駐車場から出る事が出来ました。

この後、来た道を帰りますが、走っている内に昔さんざん通った道と言う事で思い出しながら立科の別荘地などを通り何処も寄らずに帰路に付きました。温泉ぐらいは入りたかったのですが今回は諦めました。


北八ヶ岳「麦草峠・丸山・白駒池」を周回する・前編

2020年08月21日 | ハイキング・山登り
2020年8月19日お盆の民族大移動が終わり、と言っても今年はコロナウイルスのせいで毎年の喧騒は影を潜めとても静かなお盆の様だった。そんな中お盆のシーズンを避け久々に都会を離れてハイキングに出かけた。

タイトルは「高見石から見た蓼科山と縞枯山」北横岳が間にほんの少し見える。


麦草峠の無料駐車場に午前9時に付いたのですが早々に下山して帰路に付いた人達がいたらしく一台だけ空きが有りラッキーに止められました。区画外に駐車した車も多く帰り、駐車場を出る時に面倒でした。さすがに人気の山域です。
自宅を5時半頃出発、途中双葉SAで朝食取り、おにぎり・水を買います。
県外移動なので出来るだけ不必要な立ち寄りを避けます。


写真の様に駐車場は満杯。此所のトイレは真新しく綺麗でした、この駐車場はいつ頃出来たのだろう、昔は無かったと思いました。


国道299号線を歩いても良いのですが、トイレの脇から木道を3分程歩くと麦草ヒュッテに出ます。


麦草ヒュッテの前に「麦草峠」標高2,170mの看板が有ります。車で2千メーターも上がると後の展開が楽になります。そして日差しは強い物の高原特有の比較的乾燥したさわやかな空気です。




麦草ヒュッテの前には山野草園が有りますが、こちらは帰りにゆっくり見る事にして登山道を行きます、途中目に付いた花などを撮りながら分岐道へ向かいます。


この辺りの山域は道も整備され沢山人が来る事から指導表示も整備されて安心です。



鹿除けのフェンスをくぐります。通過した後の写真ですがこの先が「野草園」に成っています。



分岐表示左手が白駒池方面、真っ直ぐが丸山方面、いよいよ本格的な登りになります。



初めは傾斜が緩く原生林の中を行きます。しかしこの辺りの登山道は大きな岩がゴロゴロしてとても歩きにくい。古くから歩かれている事も有り道がかなり抉れている。


標高2,212mのピークに出る前は傾斜が増し急騰になります。今回のコース選択はやはりリハビリ登山! この急登を登って感じたのは年齢的限界でした。登りが極端にキツく感じる様になって仕舞った!


原生林の中の苔はこの所の日照りで少し元気が無い!




標高2,212mのピークを超した後は緩やかな道となり原生の森をゆっくり見る事が出来ます。





「丸山」への急登を我慢で登ると広い山頂になり平坦な道を行きます。




標高2,329mの丸山山頂は見通しが全くなく、数人のグループの方が居たので山頂標識の写真だけ撮り通過する感じで通り過ぎました。


山頂から「高見石」標高2,249m迄一気に下ります。大きな石がゴロゴロの道で歩きにくい。



降りきると平坦になりそこが4方向の交差点になり、下の写真の道を真っ直ぐ数分程行くと「高見石小屋」へ出ます。



此所で少し長めの休憩をして「高見石」の上へ登ります。




大きな岩を登り展望の効く所へ出て写真を撮ります。



「白駒池」これから降ります。



南側の「中山」標高2,496m。 体力が有ればこちらも廻りたい所ですが、何せ今回ここまで来るだけでコースタイムを大幅にオーバーしています。ついに標準のコースタイムで歩け無くなくなって仕舞った。年々体力の低下を実感するシーンです。


北西方面「高見石から見た蓼科山と縞枯山」北横岳が間にほんの少し見える。タイトルと同じ写真


こちらは南西方向、写真中央は中央アルプスと思えます。



高見石小屋のトイレの屋根越しから望遠レンズで見ると一番高い所の展望台が見えます。



さて下山に掛かります。 「白駒池」へ降るル-トは二本あり、一本は先程の高見石小屋手前の分岐から下る道と写真の下山道が有ります。


相変わらずゴロゴロの石で歩きにくい。




シラビソやコメツガの森の中は静かで気持ちが良い。この下山道は「白駒池」から登ってくるハイカーが多く「高見石小屋」まで往復する感じだ。下の写真の様に荒れた所もある。


高見石から25分程で降れた下りは標準のコースタイムで何とか歩ける。写真は「白駒池」を周回する道。





丁度「白駒池」に着いたのは12時少し前、昼食休憩にしますが、お湯を沸かしてカップラーメンを食べる場所も見当たらないのと、白駒山荘で食事のメニューを見たら面倒くさくなり、おそばを注文する事にした。かけそばプラス生卵を入れて貰った(特別に注文月見そばはメニューに無い)
写真を撮り忘れました。
白駒山荘は駐車場からも近いせいもあり一般観光客が多く結構賑わっていました。白駒山荘は建て替えたらしく真新しい感じで綺麗でした。建物内部に入るのには「検温」したりとか、なかなか大変そうでした。

今回はここまで。 次回は麦草峠まで奥庭を経由して行きます。お花畑の写真などを掲載したいと思います。

    北八ヶ岳「麦草峠・丸山・白駒池」を周回する・後編

自宅から井の頭恩賜公園まで徒歩往復

2020年08月15日 | ハイキング・山登り
久々に自宅から井の頭恩賜公園まで歩く事にしました。往復9km弱ですが、復路最後の方はもうヘロヘロで初めの元気は何処かへすっ飛んで仕舞いました。兎に角暑い! ま~熱中症にならないだけ増しという感じで、自宅へ到着後直ちに缶ビールを飲んだ! これが又旨いのなんの!


今回歩いたトレースです。黒で少し書き込みを入れました。赤いトレースラインはGPSの調子が今一で編集してカットなどをしました。往復殆ど同じです。


午前11時前に自宅を出て炎天下を歩きます。写真は玉川上水遊歩道に入った所です。所々の木陰に入ると幾分涼しい。



大きくなった「アオギリ」の木とその種の写真、今回はコンデジを使用したので画像や画角が思うに任せず良い写真が撮れず、不慣れも重なり少し残念な結果ですが。


遊歩道は玉川上水に沿っていて、この部分はまっすぐな道で見通しが良い。



写真は「ツルホ」少々ピンボケなのですが、何回ピントを合わせてもだめ、カメラが勝手に他の所へピントを合わせて仕舞い一眼レフと違い戸惑うばかりです。(どうやら設定を間違えた様)


「ヤブラン」この花は道沿いの至る所に咲いていました。



木が多いので蝉時雨の中を歩くのですが、時折写真の様な「セミの抜け殻」が見られます。
セミの鳴き声からすると3種類程か? この時期に鳴くであろうアブラゼミ・ミンミンゼミ・ツクツクホウシ、最近都会ではヒグラシ・ニイニイゼミ・クマゼミなどの鳴き声は殆ど聞かない!


この木はどうも「モッコク」みたいですが正確な所は不明です。どうも「ゴンズイ」と言う植物らしい。



肝心の花が光って仕舞い不鮮明ですが「センニンソウ」です。



「ヨウシュヤマゴボウ」後数週間もすれば種が真っ黒に色づきます。




「ヤブミョウガ」そろそろ種が色づき始めました。この花も我が家の小さな庭に突然3株程咲き始めました。どうやら鳥が運んだ模様です。



「カラスウリ」蕾から開花が終わった物まで色々有りました。



レストラン「ひだまり」久しぶりに前を通りますが開店していました。まだ入った事が無いのですが一度入ってみたいです。かき氷・やってます。の旗が何とも興味を引きます。


道はすでに杉並区を通過して三鷹市に入っています。ここの真っ直ぐな道が何とも良いです。自転車と人しか歩けませんのでのんびり歩けます。


写真右手はすでに井の頭恩賜公園でスタジオジブリにも近い所です。




「牟礼分水取水口」玉川上水にはこうした旧取水口が幾つもあります。



三鷹市井の頭恩賜公園西園競技場



数組の親子ずれ、子供は何時も元気だ! こちらはもう暑さでヘロヘロなのに、子供の元気な姿を見ると元気が出る。


写真はセミが地面から出た後と思われます。至る所に穴が空いています。何年も地中に生きていて地上に出て一週間と持たない命! セミも頑張る!



写真は復路法政大附属高校付近、この辺りは木が多くひんやりと涼しい!



この木は「スダジイ」の大木、玉川上水沿いの農家に植えられていますが数本同じ様な大木が並んでいてこの一本が無残に選定されていました。三鷹市の玉川上水整備の一環と思いますが、そのうち写真左隣りの木もこの様になるのかな~?


「タケニグサ」まだ花が咲いていませんが早い物はとっくに咲いていました。この時期初夏の花が終わり秋に向けての入れ替わりの時期らしく、目立った花などが余り有りません。


玉川上水沿いには写真の「ノカンゾウ」が沢山咲いていますが、今は殆ど終わっています。この花は残り花のような感じです。


帰り道、三鷹市から杉並区に入り右岸側に出ます。写真右手は都道補助5号線が新しく開通しています。植栽で隠されていますが高い木が余り無いので直射日光にさらされて暑い!



遊歩道上の生き物も暑そう! (日本カナヘビとキジバト)



「ミズキ」の実 (ピンボケで申し訳ない)




杉並区側の遊歩道は手入れされていて丁度草刈りが終わったばかりの様です。上の写真の場所などはノカンゾウが沢山咲いていたのですが・・・・・・下の写真は自然保護団体と思われる方が黄色い目印を立て其処は刈り取らない様にしたようです。此所には「キンラン」などが咲きます。



さて玉川上水を離れ自宅へ向かって歩きます。途中のお宅に咲いていたサルスベリとひまわり。
このブログに幾たびも登場する散歩道ですが暑さと運動不足の為予想以上に疲れました。三千メータクラスの山登りもしたいのですが、今シーズンは無理な様子。歳と共に体力低下が気になる昨今です。

今回歩いた距離 8.8km
歩数      11,720歩
時間      1時間50分 (休憩含む
平均時速    4.8km/h


御坂山塊「黒岳」を登る

2020年07月17日 | ハイキング・山登り
数ヶ月ぶりの山登りでした。と言っても足慣らしの意味合いも有り往復3時間程の行程で少人数の山行となりました。リーダーの配慮で可能な限り登山口まで行ける場所を選定、車使用なので少人数での行動と成りました。
タイトル写真は山頂近く、登山開始点はガスが殆ど無かったのですが、標高が上がるにつれてガスって来ました。途中小雨に降られたりしましたが多少濡れた程度で済みました。


昨年11月に反対側の御坂トンネル方面から登りましたが今回は笛吹市側から登ります。
日向坂峠(どんべい峠)まで車で入りそこから登ります。ここまで来れば歩行時間が大幅に短縮されます。日向坂峠の標高は1,452m程、黒岳の標高は1,792m、標高差340m程なので高尾山を登るより楽かも知れません、途中急傾斜とアップダウンが有りますがリハビリ登山には丁度の感じです。

     御坂山塊「旧御坂峠から黒岳」を周回する(前編)

駐車場は無いので路上駐車です。広くなっているので数台は止められますが、混雑する時は下のすずらん公園の駐車場へ止める事に成ります。今回メンバーは3名リーダーに車を提供頂きました。
ここ日向坂峠(どんべい峠)は左方面は「釈迦ヶ岳」標高1.641m方面へも行けます。写真右手から登り始めます。


はじめはそれ程急傾斜ではありませんが尾根歩きと成ります。S隊長を先頭に歩きます。曇り空ですがブナの木とミズナラなどの広葉樹の中を行きます。


時折標識も有り道迷いの心配も無いようです。



標高が上がるとブナの木が多くなり原生林の感じがしてきます。広葉樹林の為登山道の雰囲気は明るい。


尾根道に設置された「上芦川」への分岐標識、この道を下れば途中の林道へ出ます



時折傾斜も緩くなり歩きやすくなります。晴天の日は気持ちの良い歩きに成ると思います。




山頂が近づくに従い傾斜も増してきます。雨も落ちてきます。幸いブナ林は雨が直接落ちないで、ある程度ブナの木が防いでくれます。


雨が降って来たので一眼レフはしまい込んでコンデジにしました。S隊長は傘を差します。カメラ二台持ち歩くのも雨模様の時は仕方ありません。


ブナ林の幻想的な雰囲気に成り、これ位の雨は気にならない、しかし山登りは写真を撮る為にする様な物で、雨天などの時は光の加減で余り気に入った写真は撮れない。(タイトルと同じ)
昔は現地に行き天候が悪いと引き返す事が多々あった!


いよいよ山頂手前の尾根に出ました。この看板右方向は「御坂峠」方面へ続きます。



黒岳山頂標高1,792.7mここの山頂は広い、左方向へ200m程行くと展望台と成る。





記念写真を撮った後、展望台へ行き13時に近いが遅めの昼食休憩にします。雨模様でしたが展望台は雨がやんでいました。


雨が止んだので一眼レフを出しました。残念ながら展望台からの見晴らしは無しでした。しかし雨が止んでいたので救われます。


前回ここへ来た時下山道にこの道から下山しましたが、すぐに急降下が始まり今日の様な天候の日は危ない感じに成ります。


展望台に咲いていたヤマハハコと思います。




20分程で昼食を終え山頂標識へ戻ります。ここはICタグ付きの一等三角点が設置してあります。

 注:一部の三角点では、測量作業及び基準点維持管理の効率化を目的に、標石にICタグを埋め込んでいます。ICタグにはucode(場所情報コード)と呼ばれる128bitのコードが格納されており、ICタグリーダを使用し、現地で基準点に関する情報を読み出すことができます。「国土地理院」


さて元来た道を下山に掛かります。写真は「マルバダケブキ」花が咲いていないので最初は判らなかったのですがS隊長に教えて貰いました。


林床の下草に「ヤブレガサ」が沢山生えていました。鹿などが食べた後が残されていて人間が食べるものを鹿も同じに食す。トリカブトなども沢山生えてますが・・・・


ミズナラの木だろうか? 弱った木にキノコが沢山生えてました。



登りと違い下りは余裕で辺りを見回せます。緑が雨の中でも映えています。





登る時は下を見ながら歩く事が多いので気がつかなかったのですがヤマボウシが結構咲いていました。この天候で暗く疲労した体で揺れる花を取るのは少し難しい。


14時12分登山口に到着。往復とも私たち以外にハイカーは無し静かな山旅が出来ました。マスクをする気遣いの必要も無く、知った者同士の山旅。


昨年の台風の影響が至る所で見られます。一度被害を受けると修復には何年も掛かる、この工事が台風の影響かは知る由も有りませんが。


この写真は先程途中の分岐表示「上芦川」から下山すると此所へ出るようです日向坂峠(どんべい峠)から車で少し降りた所に見付けました。登山口などの表示は有りませんでした。





途中「すずらんの里」へ立ち寄りますがスズランはすでに終わり今は殆ど見る物が無く途中の遊歩道に咲いていたヤマブキショウマ・ノアザミ・オオバギボウシの写真を撮りました。



日向坂峠(どんべい峠)から河口湖町の町の方へ戻りますが御坂山塊を通り抜ける「若彦トンネル」内の写真とトンネルを出た河口湖の見える道。
これから「山中湖」へ出て「道志道」を通りドライブがてら帰ります。


「道志道」は山中湖から八王子辺りまでの街道で丹沢山系と御坂山塊の間の谷を走る道路です。
途中に日帰り温泉なども有り車で来た時は何回か温泉などに入りました。
この看板は「道志道の駅」の物ですが、ウイークデーなので閑散としていました。

この後京王線調布駅で3人で反省会、本日の〆です。久しぶりの再会で大いに飲み話し。知った者同士(コロナ感染の有無を含め)の親交を暖めた所です。

追記
COVID-19に1付いて。
先日来PCR検査で大量の感染者が出ました。東京がエピセンター化(発信源)と言う事がハッキリしてきました。今集中的に押さえ込まないと大変な事態に成る事が想像出来ます。
又コロナウイルスに付いての国会集中審議の場で参考人として「東京大学 先端科学技術研究センター がん・代謝プロジェクト プロジェクト リーダー/東京大学名誉教授」児玉 龍彦氏の発言が有りました。
科学者らしい明確な意見と考え方が示され感動的な報告でした。科学者はこう有るべきだと言う哲学を示されたと思います。今、国を挙げて利害や思惑を超え科学的な立場に立ち英智を結集し国会を開き必要な法整備を真剣に考え実施する時と思います。
  デモクラシータイムス 【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】2020年07月17日号
「緊急提言・エピセンター新宿を制圧せよ~まずは30万人PCR検査から」




八王子市「八王子城跡」を廻る

2020年06月26日 | ハイキング・山登り
2020年6月24日久しぶりにハイキングに出かけた。と言っても「城跡」を廻る簡単な歩きだ。この所、遠出自粛の日が続き山歩きは全く行っていない。いきなり数時間も登る山歩きは歳から考えて難しい。 「八王子城跡」は駐車場から歩き始め1時間程で頂上に有る「本丸」へ到達する。 
タイトル写真は「本丸」手前の尾根筋から見える八王子市内。左手方向が東京方面。


今回は電車に乗りたくないので車での移動です。地図に青丸で囲んだ所が新たに書き入れた物です。赤い矢印は移動方向。駐車場から1時間弱で本丸に到達しますが、結構急な登りと階段が続く。なまった足腰には程良いリハビリになった。


まず駐車場へ車を入れ「ガイダンス施設」へ見学を兼ね案内地図パンフレットを貰いに行く。
展示品は説明看板が主な物で殺風景な物でした。


駐車場の写真「ガイダンス施設」と合わせて50台以上は止められそうです。



道に沿って歩いて行くと「管理棟」が有ります。ここを右手に曲がると城跡への登山口となり左手方面は「御主殿跡」へ行きます。


写真の鳥居から本格的な山道で、この日雨模様で登山道はかなり滑りやすくなっていました。現地で雨具は付けませんでしたが来る途中降ったりやんだりの天候でした。


はじめはそれ程急な登りでは無いが次第に傾斜をます。



マムシグサの実だろうか? それともテンナンショウの実か?茎の模様から考えるとテンナンショウの様な気もします。



次第に急傾斜になります。




「金子丸」(曲輪)ほんの一寸広場になった感じです。本丸など此処ら辺り一帯は「要害」地区で戦いの主戦場となる場所らしい。


タイトルの写真でぽっかりと急に景色が開けた所に出ます。





オカトラノオ この時期場所にも寄りますが目立つ花は余り多くは有りません。



ヤマブキショウマ




下の写真はすぐ手前の住宅街と霊園・中央高速道



八王子神社への階段




八王子神社と神楽殿 なんだか朽ち果て目前で怪しげな雰囲気が漂う。



神社の境内に有るヤマ紅葉の大木、樹齢何年だろう・・・・・






いよいよ「本丸跡」この先に縦走路も有り一山越える事が出来る。



さて「本丸跡」から戻ります。その途中に有る「小宮曲輪」へ廻ります。「本丸跡」からの道もありますが不鮮明で草が生い茂っていて濡れるので、一端八王子神社へ下り東屋の脇から再度「小宮曲輪」への道を上り返します。





一番上の写真が登り口で余り歩かれていないせいか、草が生い茂ってズボンの裾がビショビショになりました。道は裏手から登るようで狛犬の間が参道のようです。朽ち果てた建物が印象的です。


ホタルブクロ



八王子神社へ戻り下山します。その下り道



元へ戻り管理棟の前の広場でコンビニで買ったにぎりめしとサンドイッチ昼食休憩にしました。あいにくの天候で余り人がいませんマスクもしないで済みました。


昼食を終えて、次に「御主殿跡」へ行きます。その途中沢に架かる橋が何とも神秘的に見えました。



写真の橋を渡り左手方向が「大手門跡」に成ります。




「大手門跡」を過ぎ進路を右に取り坂を登ります。ガクアジサイが綺麗でした。



この橋を渡ると「御主殿跡」「北条氏照」が執務を行い、客人をもてなす会所の跡らしい。



橋を渡ると城壁になる、この城壁は築城当時の物で戦国時代の石積様式、ここの山中で取れる「砂岩」を使用した物であるようです。


城や曲輪の出入り口を「虎口」と云う、この写真は「御主殿」へ登る所で、防御と攻撃の拠点となる所、この階段の段差も非常に高く一足飛びには上がれない!


櫓門をくぐると大規模な御主殿と会所の遺構が再現されています。






かなり広い場所だ、写真の広場正面奥に「北条氏照」居宅があったようです。




最後は落城して悲劇が起こる・・・・・・いつの時代も戦争とは悲劇で終わる。。。。。。





世田谷区「蘆花恒春園」へウォーキング

2020年04月10日 | ハイキング・山登り
緊急事態宣言で外出自粛要請が出ている。今電車などに乗り遠くまで行く事がはばかれる、しかし室内に一家で閉じこもる事も大変。屋外へ近所のウォーキングに出かけた。

最寄りの駅は京王線「芦花公園」と成ります。自分の自宅から歩いて往復1時間半ほど5km程でしょうか?  赤い線が歩いた軌跡です。徳冨蘆花のエッセイ集「みみずの戯言」でこの辺り一帯の事を書き留めています。当時は千歳村字粕谷。  今は芦花公園の一角に「蘆花恒春園」が有ります。



「蘆花恒春園」は東京都の管理で無料で見学出来ます。芦花公園の片隅に恒春園が有り昔は全体が徳冨蘆花の住まいで有ったと思います。やはり人出がウイークデーにもかかわらず多い。皆さん自分達と同じように閉じこもりはかなわないという事でしょうか?


芦花公園側(裏手)から「蘆花恒春園」へ入ります。最初に目に入る建物です(母屋)。




時計回りで園内の通路を回ります。左の建物が「秋水書院」






一回り巡りながら写真を撮って行きます。



林床に有る「シャガ」




「竹林」 筍が丁度良い感じに育っていました。






写真は「蘆花恒春園」から出て近くの本橋家の竹林が見学出来る様になっているので廻ります。その林床に咲いていた花たちです。
昔からこの辺り一帯は筍や竹の産地で有ったようで本橋家の屋敷の周りに竹林が多い。又地図にも有りますが粕谷地区・八幡山地区には縄文遺跡が出土しています。


神田川のウコン桜・など

2020年04月05日 | ハイキング・山登り
2020年4月4日 前日の強風に変わってこの日は穏やかな晴れとなった。暖かく20度を超える気温となったようだ。この天気に誘われて神田川を歩いてみた。
タイトル写真は神田川久我山付近の「ウコン桜」今が満開の時期のようで八重系の桜です。

今回歩いた軌跡、神田川から途中久我山駅付近から玉川上水方面へ行き周回します。今年のソメイヨシノなどの桜の開花期間が例年と比較して長いように感じます。温かい日と寒い日がうまい具合に桜の開花を長引かせたようです。



上の写真は昨日の写真、下の写真は3月24日の写真、この写真は近所の学校のしだれ桜です。前日の強風にも負けず幾分花が残っています。


この写真も神田川で上の写真は昨日の写真、下の写真は3月24日の写真、昨日の写真で右側には未だ満開に近いソメイヨシノが咲いています。この桜は開花が多少遅かったようです。


その写真で余り散ってはいないようです。






足下のハナニラなどの植栽された花々











この桜は「ウコン桜」久我山駅付近には10本ぐらいの「ウコン桜」が植えられています。八重系の桜は開花が遅く今が満開の時期を迎えています。この桜は緑色・黄色・中心部が赤色となって枯れますその変化を見るのも楽しみです。何とも上品な桜です。


神田川の錦鯉




神田川の「ハナイカダ」



桜吹雪状態ですがスチール写真ではよく判らないですね。このソメイヨシノも終わりに近いです



神田川「宮下橋」から玉川上水方面へ歩き周回します。玉川上水「兵庫橋」付近の「山桜」


玉川上水遊歩道には植栽された草花が咲いています。これは「ヤマブキ」

土曜日という事も重なり人出は結構ありました。COVID-19「CoronaVirus Disease, 2019」で自粛要請が出ていますがこうして外出でもしなければやりきれません。
PCR検査をろくにしない事から実態が不明で感染爆発が心配です。国・都の適切な対応を早急にしてほしいですね!