日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

夏枯れ

2005-08-30 06:28:49 | フランス
ブザンソンに住む日本人の友達から電話。
「来週パリに行くんだけれど、何かいい展覧会とか
芝居やってないか」と。
答えはNO。展示も劇場もどこも夏休みでシーズンオフ。
夏枯れ状態なのだ。サンクルーのほうで
野外ロックフェスティバルをやっていたみたいだが、
知っているロックバンドが何一つなかったので行きださず。
ロックなんて今さら、そんなに聞かないが。

雑誌を読んでいたら、パリの不動産価格の記事が。
パリ市内で一番の不動産価格の高い区域はやはり
シテ島・サンルイ島地区。その次はサンジェルマン・デ・プレ、
オデオン、シャンゼリゼと続いていた。
逆に一番安いのは19区のグット・ドール地区。って当たり前か。
パリ市内は高いところから安いところまで千差万別なので
平均すると、西の隣接する町、ヌイイー・シュル・セーヌの
ほうが高くなる。そうそう、ブーローニュ・ビヤンクールも結構高かった。

バカンスも終わったし、街はまだ眠りから覚めていないし、
仕事はまた忙しくなるし、人間関係は天気予報で言えば曇天、って感じだし
ないない尽くしの八月の終わりなのであった。
そういえばユーミンの歌で、「シーズンオフの心には」っていうのが
あったけどあんな感じだよなあ。終わってるよ。