日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

フランス語会話について(続き・その2)

2005-08-12 05:25:22 | フランス
昨日の話を職場の同僚のフランス人に話すと、
「既にdiscothèqueなんて言葉使わない」
との返事が返ってきた。
図書館のCDが並んでるスペースはもう、
médiathèqueというらしいし、踊りに行くDISCOだって、
みんなboîteとシンプルに言うらしい。

そういえば先輩がシャンソンを聞かせてくれる酒場
という意味で、昔パリで必死に「シャンソニエ」という
ものを探していたが、誰一人としてフランス人は
この単語を理解しなかった、と言っていた。
辞書など調べると確かにシャンソン酒場は
BOITE A CHANSONSであって
シャンソニエなんて単語はほぼ存在しないようだ。
和製フランス語なのか? つーか、昔地球の歩き方に
出ていただけの話なんだけど。

それを言うと、キャバレーだって日本語のそれと
フランス語のそれは全然違う。フランスのキャバレー
はそれこそ何か芸達者な芸人がそこにいて
ショーを見せるようなものだったと思う。それも
極めてパリ的な。地方でキャバレーなんて
聞かないもんな。

来週しばらくフランスを離れて近隣諸国を旅行します。
ちょっと寂しいような、ほっとするような、複雑な気持ち。