日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

僕の妄想

2005-08-09 06:05:51 | 自分について
週末に買ってきたナタリー・インブリーリア
のアルバムが実にいい!さわやかで控えめで、
でも人生を真摯に考えていて、軽やかで。
ああ、こういうクールな世界に生きたいよ、
なんて思う。自分も、周りの友達もみんなドライで
サラッとしていて、屈折してなくてさ。

と書きつつ実は僕は十代から二十代のころ、
物凄くコンプレックスが強くて暗かったので、
全然女の子にもてなかった。
って今ももてないが。
なんだか自分を本当にどうしようもない、魅力のない
人間だと思っていたんで。まあ、自分を好きに
なれなかったんだと思う。要するに。
でも、歳を取っていくうちに、いつの間にか
そんなことどうでもいいと思うようになって
きたんだよなあ。もちろん今でも、「どうして
自分ってこうなんだろうか・・」かなんてよく
考えるけどな。要は孤独に馴れたってことか。

仕事が終わった後、久しぶりに市民プールに
行って500メートルほど水泳してみる。
泳ぎ終わった後、鏡を見ると、疲労で目の下に
深いクマができていたうえ(つーか、もともと
僕は目の下にクマがあるんだけど、それがもっと
強調されていた)、ゴーグルをきつく巻きつけた
せいで、京劇の役者のように瞼の周辺にたくさん
アザみたいなのができていて、そりゃもう
恐ろしい形相になっていた。
つーか、俺、すごく醜い。
前述のコンプレックスじゃないけど、ほんと
カッコわりー。でも、歯磨きをどうしても
買わないといけなかったのでスーパーに行って、
恐ろしい顔をさらしながら、レジでお金を払う自分。
見かけより歯のほうが大事だしな。