昨日、急いで土手の桜を写してきました。
ずっと天気が悪くて、昨日の前の日はとても綺麗な感じに遠目に見えていたのですが、あいにく風がすごく強くて諦めました。そしてもう昨日しか写す時間がない、ということで。
やっぱり前の日の方が良かったみたいです。もう風で花びらが散ってきていて。
桜は天候で散るのが早かったりするから、見逃すことが多いなあ。
でもわたしはこの土手の桜がすごく好きなんですよ。
ここに植林されてからずいぶん経つのでしょう。母たちがこの近くに引っ越ししてきた辺りにあったというから、何十年かな。
蒼い空と桜っていいな。
河原の公園の緑があるからまたいい気がします。
桜や松はその枝ぶりもまた楽しめるので若い樹よりもずいぶん年を重ねた樹を見ると、風雨に晒されて幹が枝が曲がっている様子もまたすごいなと思ってみています。こんな風に曲がっていたのは、強い風や横殴りの雪に当たっても折れなかった証なのでしょう。人間はどうなのかな。辛いことに当たってもくずおれないで生きていったら、この桜のように見事な姿になっていくのかな。
若い頃はそれだけで眩しいけど、年を取ると生き様が姿に顔に現れるという。特に顔にね。
若い頃に「きれい」だとか言われることがどのくらい重要なのか・・・ 重要なのは年老いてからの顔に現れる「きれい」ではないかと思ったりします。それには全然近づきもしていないなと桜を見上げて思っています。
来年の桜はどんなでしょう。また来年見ることが出来ますように。