心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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冬の苺は美味しい

2014年02月16日 | ほんのすこし
ずっと苺って 夏に食べるものだと思っていました。
でも 苺って冬も美味しいんですね。知りませんでした。というより 苺が冬に売られるようになったのはそんなに昔じゃないと思うのですが。昔から冬もあったんでしょうか?
わたしは果物あまり好んで食べるほうじゃないので そういう方面に疎かったのかもしれません。
苺のあのぷつぷつした部分が舌に触るのが なんだかあまり好きじゃなかったので 率先して買うことはしなかったのかも。
でも 母も娘も苺は大好きです。だから娘が戻ってくるとわかっているときには苺を買おうかなとふと思ってしまう自分がいます。
母はもちろん好きなので 父や弟の月命日あたりには仏壇に・・・と言って買っていきますが、母のお腹に納まることを予想して持っていきます。母はわたしにと残しておくのですが、わたしが食べないでいるので そのうち「悪くなるとダメだから」と言いつつ 平らげています。わたしは全然構わないのですが、なんだかすまなそうにしているのがちょっと可愛いなと思って見ています(笑)

冬に苺が出回るようになったように 野菜や果物が通年でスーパーに置かれているようになったのはいつごろからでしょうか。しかも冬の苺の美味しいことと言ったら・・・母が驚いていました。
山菜のウドも栽培ものがずっとあるように思いますし、菜の花はもう売っています。季節の先走りがあるのは日本が縦長の国だからできることなんだろうなと思います。おかげで季節外でも求めれば 食べたいものが手に入ることも。スーパーになくてもネットで探すとあったり。ほんとに便利な世の中になったものです。
こんなことを考えていると これからの世の中がどんなふうに変化を遂げて行くか なんだか空恐ろしい気分にもなってきます。まぁそこまで思わずに 世の中の進化を喜べばいいのでしょうけど。何かふわふわした地に足がついていない気分を味わっているような そんな気がするのは 自分自身がその足や手で食べ物を育てているのではないからでしょう。自分の預かり存ぜぬ世界でどんどん食べ物や周りも変わっていて それをある日 自分が気付かされる・・・そして気付いたときには 自分は世の中の進化から取り残されている・・・そんな構図が浮かんできます。
だから取り残されないように その端っこにでもようやくぶら下がろうとしがみついている。もしスマホやパソコンを知らなかったら・・・どんな生活だったろうか。テレビがなかったら どんな生活だったろうか・・・
そんなことをふと考えているときが この頃あります。
そう思いつつ 夜中に起き出して オリンピックを夢中で見ているのですから、完全にテレビに生活が支配されていますよね(笑)不摂生な生活が続いたため 反省。

それでも オリンピックで朗報が聞けると素直に嬉しい!ジャンプラージヒル 葛西選手銀メダルです!
本当におめでとう!!葛西選手の両頬のえくぼがいつになく輝いていました。笑顔がとても気持ちよかったです!!

美味しい冬の苺 また買っていこうと思います。ぷつぷつは苦手ですが、一口噛んだときに口の中と言わず その空間に広がる苺の新鮮な甘酸っぱい匂いを嗅ぐのはとても好きです。今度は母と分け合って オリンピック良かったねと話しながら食べようと思います♪