経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

12/5の日経

2013年12月05日 | 今日の日経

(今日の日経)
 軽自動車の保有税上げ。日経平均一時400円超下げ。英、中国に秋波。インドネシアで医療増産。介護大手が保険外を開拓。経済教室・消費税19%で財政黒字化・桑原進。

※桑原さんのデビュー作かな。坪内さんは読ませる内容を連発していたから、大いに期待しているよ。さて、来春の消費増税は成長を失速させ、10%への増税も論外となろう。したがって、桑原さんの言うような1%刻みの穏健な方法が模索され、物価上昇率がその前提条件にされるようになる。日本は高い授業料を払って、そこにだどりつくはずだ。
 目指すは、財政の再建でなく、破綻への可能性を除去すること。インフレ率が高まれば、自動的に消費増税が冷やすようにするとともに、利子課税を25%に上げ、金利が上昇しても、税収増で利払費がカバーされる仕組みとする。「何年までにPBゼロ」というような経済的な根拠のないアナクロな手法への固執から解脱することが本当の日本の課題だ。消費税率は結果にすぎない。

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