今回「長崎橘湾岸スーパーマラニック273km」に初めて参加。
何とか完踏できました。これで「金龍ランナー」の仲間入りを果たすことができました。
平日開催なのでなかなか参加できない大会。それに参加資格の問題、年齢等の問題もあり、今回が最後のチャンスと思っていました。
■今回のレースの模様・写真アルバム
http://ultramaranic.sakura.ne.jp/xa17tatibana.html
大会として参加した最高距離は萩往還の250km。個人の練習としては、九州縦断300kmはやったことがあるが、これには関門時間がない。今回は関門時間ありのレースで最長の距離。
萩往還は何度(12年連続完踏中)も走っているので不安はあまりないが、橘湾岸は初めて走るので、とても不安。完走の自信などまったくなかった。
さらに、16時スタートで制限時間が萩往還より早い。萩往還の記録と比べると、途中の関門がギリギリ通過となる。これも不安の材料・・・・・ しかし、完踏できました!
大会の結果の速報が出たようですので、完踏率をさっそく調べてみました。
★完踏率(下グラフ=縦軸は年度・横軸は人数。%は完踏率)
DNFとDNSの方が明確ではないの正確ではありませんが。出走者は155名ぐらい、完踏者は83名のようです。
これで計算すると、完踏率は52.9%。
例年になく高くなりました。低くなると思ったのですが意外でした。完踏者も30名ほど増えています。
●増えた要因としては・・・
①他の大会の参加資格に橘湾岸が入るようになり、力のある参加者が参加するようになった。
②選手がコースに慣れてきた。
③天候がよかった。
次に、スタート時間別に検討してみた。
★スタート時間別の完踏率(下グラフ=縦軸はスタート時間・横軸は完踏率%):
●グラフの説明
・10時スタートは75名中30名が完踏。完踏率40%。平均以下、時間別で最も悪い。
・13時スタートは33名中27名が完踏。完踏率81%、優秀。
・16時スタートは34名中16名が完踏。完踏率47%、平均以下。
・18時スタートは8名中6名完踏。完踏率75%。
・20時スタートは2名ともに完踏。100%。
・0時スタートは3名中2名完踏。66%。
★考察
理論的にはグラフのピンク曲線のように、速い選手(スタートが遅い人)ほど完踏率が上がる。
ところが、橘湾岸では速い人ほど制限時間が短いため、完踏率が上がるということはなかった・・・少なくとも前回までは・・・・ところが、今年は違っている!ピンクの曲線のようになっている。
速い選手の方が完踏率はよく、遅い選手の完踏率が下がっている。
13時スタートの完踏率が高いが、これは大会に前にスタート時間を16時から13時に変更した選手がいたためと思われる。それがなかったら、きれいにピンク曲線になっていたのでは。
24時は論外の時間で調査の対象外。
要するに、選手の振り分けが極めて正確に行われた結果と言える。すばらしい。私も16時と言われれ「13時がいい、16時は自信がない」と思ったが、実際走ると、16時がちょうど無駄な時間がなくちょうどよかった。
大会本部の選手の力判断・・・・さすがです
★私の記録
47時間34分 17位。
水辺の森公園→小浜(173km) 24時間50分
小浜→小浜(100km) 19時間34分