100km超のウルトラマラニックで、いつも気になるのが「天候」。雨と気温ともう一つは風。
どのくらいの風がランニングに支障があるのか調べてみた。
風の強さは「ビューフォート風力階級」というのがあり、0~12の13段階に分けてあるようです。そのうち7までを紹介。
●以前、「延岡西日本マラソン」では、ナント!風速11mだった。上の表でいうと、風力6である。「前に進みにくくなる」となっている。
40km手前からこの強風が吹いていた。関門時間きびしいので、必死に風に逆らってすすんだ記憶がある。
●「不知火海マラニック」の時は、天草の一号橋の手前で風速11mとなった。
橋の上では15m以上の風になっていた。さらに雨も降っていたので最悪。
15mは上の表では風力7。「ほとんど進めない」とある。まさにその通り、橋から吹き飛ばされないように、欄干を持ってゆっくり前に進んだ。一緒に行った女性軍は耐えきれず中止したくらいだった。
●右写真は霧島連山を縦走したときの写真。
新燃岳南の中岳山頂で撮った写真。この辺は常に強風が吹いてる。このとき風速は15m以上あった。写真のように体を斜めにしても倒れない。これくらいすごい風。この風に向かって走るのは不可能。ただただ、歩くのみ。
●蛇足(左写真): 左の写真はMichael Jackson の Smooth Criminal の1シーン、これは靴に仕掛けがあります・・・風とは関係ありません。
ということで・・・
●結論・・・・
①ランニングは風速4mまでは気持ちよく走れる。
②風速10mが走る限界。
③風速10m以上は走るのは危険、話にならない。