今年から20kmがハーフに変わり、そのためかハーフの参加者が250名ほど増えて1183名に。全体でも4344名と過去最高ではないでしょうか。
12月に「防府読売マラソン」に参加した時、ハーフを1時間36分で通過しました。これは私のハーフのベスト記録です。記録は数年前のですが、フルでハーフのベストがでるのなら、今ハーフにでればベスト記録が出るだろう・・・・ということで今回はハーフの記録を塗り替えるのが目的です。
ただ、今年に入って体調が悪く、筋肉のこわばりがなかなかとれません。フルの記録もパッとしません。しかし、ハーフならひょっとしたら・・・と思い参加しました。
開会式で宗兄弟がゲストとして来られていました。私より1歳下です。ほぼ同年代。弟の方は旭化成の陸上部の監督をされています。あいさつで「堀端宏行がオリンピックの代表にほぼ決定しましたと、ここで言うつもりだったのですが・・・」とのこと。やはりあれはかなりショックだったようです。今日は10kmを45分で走るとのこと。
兄の方はもうランから引退したそうで、今日はスターターとして参加。あいさつで「ある大会で2時間40分でゴールした人の年齢を聞いたら60歳だった。驚いた。そのときランに年齢は関係ないと思った。60歳の方はランが楽しくてたまらないとのこと。いくつになっても、走りを続ければスピードはある程度維持できる。人それぞれの実力にあった走りでいいから、ランは続けて下さい」とのこと。自分は今はまったく走っていないとのこと。
まったくそのとおりです。年齢がいくと記録も大切ですが、楽しく永く走ることのほうが大切です。記録は少しずつ伸びて、そのうち落ちてきます。当たり前です。私は今は走ることが楽しく、記録はあくまで結果です。
・・・・ところで、今日のレースですが、スタート30分前から風が強くなってきました。しかも寒い。往路は追い風が多くいいのですが、帰路は向かい風の所が多くなり、条件最悪。
スタートして5kmは22分、折返しの9.5kmは41分。まったく3年前と一緒です。ということは帰りは条件が悪いですから、3年前の記録は更新できないか?
橋の手前の上りで向かい風にあい、スピードが出ません。19kmあたりでは帽子が飛ばされそうなぐらいの向かい風。前の選手を風よけににしてついて行きました。帽子は取って手に持って走行。
記録更新はもうダメだとほぼあきらめていたのですが、思ったほどスピードが落ちてなかったようで、20kmで3年前より1分ちょっと早いことが判明。
これまでのハーフの記録は2年前に「いちごマラソン」で出した1時間36分。ぎりぎりのタイム。最後の20kmにある急な上りが大きなカギになりそう。
坂を必死に走りました。もうクタクタです。国道に出てゴールが見えたとき、パワー全開。ダッシュしてゴール!!時計を見ると・・・・
1時間35分25秒
やりました。ハーフの記録更新!こんな天候で出せたとは信じられない。風がなかったら34分も・・・タラレバは止めましょう。
これで、昨年10月に60歳になって、「ねんりんピック10km」で44分の記録更新。「防府読売マラソン42km(公認コース)」で3時間24分の記録更新。そして今回ハーフ記録更新。
10km、ハーフ、フルすべて記録更新しました。マラソン初めて15年、今が一番早いということになります。うれしいです。記録更新はどの大会でもうれしいですが、フルとかハーフとか10kmなどで記録がでると最高にうれしい。
そのうち記録は落ちます。もうそろそろとは思っていますが、こうなったら70歳まで記録更新をめざしましょう。
これで「萩往還250km」まで大会はありません。いい気分で萩に行けます。これからマラニック、トレランの練習して、筋トレにはげみましょう。