山を走っていて「タラの木」をときどき目にします。まっすぐな1~2mの棒を土に刺したような木(左写真)。
いつも見て思うのですが、どんな過程であんな形になるのだろうと・・・調べてみました。
A:種根(タラの木を数cmに切ったもの?)を植えると、すぐに芽、葉が出て(右写真)、半年ぐらいで1mぐらいの木に成長・・写真③
B:冬になると、枝、葉はすべて落ち、1~2mの棒のような形になります。これがよく見るタラの木です。
C:春になると木の先端や横から芽がでます。種類によって先端しかでないもの、横からいくつもでるものとあるらしい・・・・右下図
D:そのまましているとそこは茎、葉に成長。そしてまた冬に落葉。この繰り返しだそうですが、木の寿命は4,5年だとか。
E:タラの木は日差しがいいところに芽をだすそうで、周りの木が自分より高くなると、日が当たらずすぐ枯れるそうです。ですから、山の人の手が入ったような所(伐採後、道の横)によくはえるそうです。
F:タラの芽は木の先端のみならず横からも(品種改良)でるそうですが、全部とると枯れるそうです・・・・1個しかでないのはどうするのかな?
G:店で売ってあるのは即成栽培で、1本の木から20個近く採れるそうです。
タラの芽を採ったことはありませんが、やさしく採らないと先端を傷つけ腐らせるそうです。写真②はもっともおいしい時期のタラの芽だそうです。大きい。
いろいろ勉強になりました。これからそういう芽でタラの木をみましょう。