8か月ぶりのフルマラソン。
数年前までは12月の防府マラソンまでに、「出水つるマラソン」「天草マラソン」があったので、フルの前哨戦として練習できたのだが、今回は「ツルマラソン」は中止になり、「天草マラソン」は1月に移動したので、「防府」がシーズン最初のフルマラソンになった。
シーズン最初のフルは、それまでウルトラマラニックばかりやっているので、脚がウルトラマラニックモードになっており、スピードがまったく出ません。
毎年、最初のフルは3時間50分前後の記録しか出ない。今回も3時間50分ぐらいの目標で走ったのだが、予想以上に筋肉が落ちていた。
ちゃんと走れたのは20kmまで。あとはパワーがなくなりジョギングペースに急降下。どんどん抜かれて、最後尾近くになり収容バスが近づいてきたので、やめようかとも思ったが、走れないことはないので、関門でひっかかるまで進むことに。
35kmの関門を4分前に通過。残り7kmを43分で走らないといけない。元気なときはなんてことない距離だが、この脚ではゴールはギリギリか。
37kmで私より年上と思われる選手に抜かれた。こりゃイカンと思い、その人と並走することに。結構速い。あとでわかったことだが、その方は最高年齢75歳の選手だった。
競技場に入って、第4コーナーをまわると、電光時計は「3時間59分30秒」を表示していた。あと、30秒!
最高年齢の方と一緒に必死にゴールに向かって走った。58秒ぐらいでゴールしたような気がしたが、完走証をもらって見たら、なんと「3時間59分59秒」と書いてあった。
思わず、「おーっ」と声を上げ、笑いが起こった。記録は悪いが、なんとなくうれしい。
参加者は約3000名。そのうち、85%がサブ3.5のランナー。若い人が多い。年齢を調べると、私は上から7番目の年齢だった。やはり、制限時間4時間のレースは66歳以上のランナーにはしんどいか・・・・
今回は記録的な記録でゴールできたし、最高年齢の方と並走できたし、記録は悪かったが、楽しいレースでした。しかし、もう防府は卒業でしょうか・・・・・
http://ultramaranic.sakura.ne.jp/xa17houhu.html