雨で練習ができないので、映画を見に行った。「人生はマラソンだ」を見ようと思ったら、放映はまだ先とのこと。しかたがないので、他の映画のポスターを見ていたら、私の山頂ジャンプと同じポーズのポスターを発見。それも時代劇である。侍がジャンプする話なんて聞いたことない・・・・おもしろそうだったので入ってみた。
いやー、驚いた!江戸時代のウルトラマラニックの話だった!こんなストーリーの映画初めて見ました。
「超高速!参勤交代」
私はとてもおもしろかったが、マラソンに興味のない方には退屈な映画ではなかろうか?
地方(現在の福島県いわき市)の大名(湯長谷藩)があることがきっかけで、「五日間で参勤交代をしろ」という無理難題を押し付けられる。参勤交代は莫大な費用がかかる。50人近くの者が江戸まで行くには1週間以上かかるし、宿泊・飲食代は地方の藩にとっては死活問題。
実は湯長谷藩は数日前に参勤交代を終えて福島に帰ってきたばかり。この命令は江戸の老中のたくらみで、湯長谷藩を潰そうという策略。できなければ、藩はなくなる・・・ここで藩主(配役は佐々木蔵之介)は決断・・・5日間で江戸まで走ろう!!
江戸までは230km近くあります。普通に行っては絶対間に合いません。今なら道路も整備されているし、自販機もありますから、我々だったら40時間(2日間)で行けますが・・・・・
彼らが考えた対策は
①ショートカット : 普通なら海岸沿いの陸前浜街道を行きますが、途中で山越えをする・・・・・ショートカットを考えるところは私と一緒
②荷物を軽くする : 刀を竹みつにする・・・・私もウルトラマラニックのときは軽い素材のものしか持って行きません、考えが一緒
③節約 : 宿に泊まらず野宿・・・・我々もホテルには泊まらず、スーパー銭湯の仮眠所で休みます、また一緒
④酒好き : 野宿の際、誰かが酒を買ってきたが「絶対飲まない」と言っていたのに、深夜はもうみんなベロベロ・・・・気持ちわかる
とにかく、走るシーンが多い。侍が7名並んで、畑のあぜ道、川の土手、山道を走っている様は・・・・我々のウルトラマラニックとそっくり!
さらに、山越えでは藪こぎをします・・・・これまた、我々と一緒
とにかく、共感するところが多く、笑いっぱなしだった。
最後はボロボロの格好で、お金もなくなり、時間もギリギリ。もうダメだという状態まで追いつめられるのだが・・・・あとは見てのお楽しみ
この映画見終わって・・・萩往還・カルデラが終わって冷え込んでいた私の体の血が煮えたぎってきました。もう、今すぐにでもウルトラマラニックがやりたくなりました。
8月の九州縦断(九州横断も計画しています)は絶対やりましょう。
**** 「走らんかハワイアン」****
「走らんか」の曲を夏に合わせて、ハワイアン風に演奏してみました。
生ビールを飲みながら、お聴きください。
https://www.youtube.com/watch?v=6Dd4AhaR5f0
(ベースギター、リズムギター、スチールギター、一人多重録音です)