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今を精一杯生きたい

萩往還~仮眠

2013年04月27日 08時53分05秒 | インポート

萩往還マラニック250kmで、仮眠するかどうかは個人の自由。以前調べたら、宗頭で仮眠する方は半数ぐらいでした。まったく寝ないでゴールされる方もおられます。

私は必ず宗頭で1時間寝ることにしています。その理由は・・・・・・

1回だけ宗頭で寝ないですぐに出発したことがありました。早く宗頭に着いたので、いい記録を出そうと思ったのです・・・これがいけなかった

よく考えてください。5月2日はいつものように朝6時に起きて仕事をしています。それから夕方6時に萩往還をスタートするまで12時間起きています。俵島で朝を迎え、宗頭で夜(18時)を迎えますがそれまで36時間起きていることになります。夜の10時ごろは40時間起きていることになります。

もう起きていられる肉体の限界を越えてます。しかも、走っているし、超きびしいアップダウンの坂を何回と上っています。疲労もピークです・・・・フラフラするのも当たり前!

宗頭を出て三見駅から萩までの幽霊道で、猛烈な眠気がきました。まぶたが重くて開けられません。外は真っ暗なので、まぶたが閉じて真っ暗なのか、夜で真っ暗なのかの区別がつかず、起きているつもりで、同じ場所に5分ぐらいぼーっと立ち続けていました。これが頻繁に起こります。

この辺の道は横がガケでとても危ない所です。しかも仮眠できるようなところはありません。あまりのきつさに座りこんでいました。

萩市内に着いても5分歩いては5分寝るといった具合でまったく先に進めません。やっとの思いで虎ヶ崎についたら、係員の人が心配して店の奥に私を運んでくれました。

目が覚めると朝でした。しまった寝過ごしたと思い起きると、ナント周りにてれっとの仲間が5名ほどいます。私に追いついたのだと思い、「先に行きます」と寝ぼけた状態で椿の館を出発。5kmほど行くと先ほどいたてれっとの仲間がまたいます・・・・・ここでやっと気づきました。かれらはリタイヤしていました。結局ゴールはできましたが、記録は最低でした。

・・・・ということで、私は宗頭で1時間仮眠をとるようにしています。1時間仮眠しても42時間でゴールはできます。

ところで、仮眠できる場所ですが・・・・

①油谷中学校:教室なので下は板張りですが、壁屋根がありますので仮眠できます

②黄波土エイド(中学生のエイド):奥に畳があるようです

③静ヶ浦キャンプ場:ロッジで仮眠できます

④宗頭文化センター:一番いい仮眠所です

⑤三見駅:ベンチがありますし、壁屋根もあります

⑥玉江駅:構内はベンチがあります

⑦虎ヶ崎(つばきの館):店の奥に畳が。しかし店の人は嫌がる

これくらいです。あとは各エイドのイスとかバス停のベンチなどがあります。

中にはすごい人がいて、道端の草むらで平気で寝たり、進入禁止のガードを背もたれにして寝たり、民家の玄関で寝たりしておられました。もちろん完踏されました・・・・誰でしょう??

コメント (1)
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