AID STATION

今を精一杯生きたい

阿蘇カルデラスーパーマラソン

2009年06月08日 08時56分54秒 | インポート

Dsc08354 今年は20k、ハーフ、フル、250kすべて記録更新していたので、100kも記録更新してパーフェクトを狙っていたのですが・・・できませんでした。

スタート時点では雨は降っていなかったし、天気予報では0時~6時までが雨でその後は晴れるということだったので、このまま晴れると、私だけではなくみなさんそう思っていました。

レインコートも持ってきていたのですが、置いていきました。ところがスタート直後から小雨、しだいに強くなり小雨‐大雨のくり返し。20kmあたりでは全身びしょ濡れ、靴は水びだし。

こういうときにはマメができやすいので少しスピードを落とせばよかったのですが、記録のことが頭にあったため、逆に昨年より早いペースで走ってしまいました。黒岩峠も21分と過去最高タイムで上り、30kmに昨年より5分も早く到着。

喜んだのもつかの間、ここからふくらはぎがこわりだし、大戸の口ではパンパンになってしまいました。50kmの波野エイドの手前では下り坂でさえゆっくりしか走れません。結局昨年より3分ほど遅れて到着。前半飛ばし過ぎました。失敗。

ところが、ここでラッキーなことが・・・中間地点では休憩するつもりはなかったので荷物は預ける予定はありませんでしたが、ゴール地点に預ける荷物があまりに多かったので、半分を中間地点の荷物に入れて預けていました。

それを思い出し、すぐバッグの中をみると帽子、靴下、タオルが入っており、さっそく雨で濡れた、靴下、帽子、タオルを換えました。おかげで後半もマメもできず走ることができました。ラッキーでした。

ところが、ここで思いもよらないことが・・・靴下を着替えようと座ろうとしましたが、ふくらはぎがつってなかなか座れません。座ると今度は雨に濡れた靴下がなかなか脱げません。さらに、濡れた足に靴下を履くのが大変!

結局、靴下換えるのにてまどい、5分もエイドに立ち止り。この5分が最後まで記録に重くのしかかりました。しかし、靴下を換えられたからマメができなかったかもしれません。よしとしましょう。

波野エイドをスタートしたのは昨年より8分遅れ、この時点で記録更新はあきらめました。

81kmでさらにダメージが・・・昨年98kmで抜かれたM原さんにここで抜かれました。抜かれまいと頑張ってきたのですが、抜かれると気合が抜けます。サブ11しようという気力さえなくなりかけました。

90kmに9時間47分で到着。残り10kmを1時間12分で行けばサブ11。ここで考えました。11時間1分でゴールしたら、かなり後悔するだろう。ならば、死にものぐるいで残り10km走ってみようと。

時計を見るのは止めました。足がうずきますが、がまんして歩かず走り続けました。エイドも数秒だけ寄ってすぐスタート。これだけやって11時間0分ならあきらめもつきます。

最後のカーブを曲がって電光時計を見ました。ナント10時間56分!4分も余裕がありました。うれしい!(3分歩けばよかった)

これで2年連続サブ11。新記録はなりませんでしたが、痛みに堪えてがんばる気力ができました。昨年よりうれしいです。Dsc08363

これで前半の大会はすべて終わりました。これから夏の間は、タイムを気にしない楽しいランをいろいろとしましょう。

さあ、これからまた忙しくなるぞー

●右の写真はO場佐さん、100k初挑戦で完走。奥さんが作ったオリーブ?の冠です。いいですね。スパルタスロンのゴールみたいです。大会関係者の人、来年から完走者全員に提供しませんか?

コメント (2)
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