kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県新人3

2021-09-22 | 陸上競技

思うことを。

 

400mHの前の日。夕方試合が終わってから練習時間に「見てほしい」ということで複数人の400mHの走りを見ました。競技場が使えないという状況下でやっているチームもいました。以前指導したことがある選手が私がいるのを見つけて「見てほしい」と申し出てきたパターンも。図々しいですがそれもありだと思います。ここに特化して指導していくことは面白いですし、もちろん、基礎技術の定着から考えていく必要があります。並行してやっていかなければ競技結果にはつながらないかなと。

 

今回、ハードルに関しては他校の選手も含めて何度か指導させてもらいました。親しい指導者のところの選手は毎日のように「メール」でやり取りをしながら練習の組み立てなども含めて相談に乗っていました。戦略戦術の前に「基礎技術」を身に着けることも含めてです。中国大会で大幅な自己ベストを更新していました。頼ってもらえる部分は本当にありがたいなと思います。今回も「400mHに特化した部分」でやってもらいました。練習時間が2時間ということなのでほとんどできません。補強の量も足りない。それを踏まえて何をやらせるかだと思います。今回、自己ベストを更新して中国新人へ。これは立派だと思います

 

同時に学校の状況によりグランドでの練習もできない、集まって練習することもできないという指導者や選手と話をする機会も。以前から少しずつですがアドバイスをさせてもらっていました。今回は3週間程度まともに練習ができる状況ではなかったと。きついですね。その中で必死にやっている姿を見ると何かしら力になりたいという気持ちが生まれます。一生懸命だからこそそう思うのであってそうでない選手や指導者であれば「全く思わない」と思います。冷たいかもしれませんが。

 

色々な形で他校の選手にも関わらせてもらえています。今回の試合期間中にも何人かから「ハードル練習会をやりましょう」という申し出がありました。ありがたいことです。県総体前後に幅広くやれたらと思っていました。まずは「親しい指導者のところだけ」でやりたいと思っています。前の記事にも書きましたが男子のハードルに関して「致命的な状況。です。18秒台で中国新人。1分1秒で中国新人。勝負するという話には到底なりません。他県であれば予選も通過しない水準です。やはり「基本的なこと」を学ぶ必要があります。学校に持ち帰ってしっかりとやる。そのベースになる部分を時間をかけてやる。その場面を作っていかないといけない。

 

手広くやることは今は効果がないのかもしれません。多すぎると何もできなくなるので。最低でも月一で練習をしたい。もっと言えば隔週くらいで「ハードル練習会」を行う。土曜日の午後からになると思いますが、学校の練習をやってからskyに来てもらって練習をする。ハードになるかもしれませんが冬季になればそれくらいやってもよいと思います。時間をかけて継続的に「技術の習得」と「戦略戦術的な部分の徹底」をしたい。必要とされるかどうかは分かりませんが。

 

「自分のところだけ」というのでもありだとは思っています。しかし、今の現状を考えると「危機的な状況」だというのは確かです。skyの選手自体もそれほど力がありません。他校の選手の力を借りながらやっていくことで成長する。今の自分の「弱さ」や「甘さ」に気づいてやっていくことが重要です。その機会を与えられるのであればやっていくべきだと思っています。

 

関わった選手の活躍はやはりうれしい。もちろん、「礼儀」に関しては重視します。顧問の先生の存在の大きさを理解できない選手には指導したくはありません。また、こちらに対しても最低限の部分ができない選手に対してはスルーしたいと思っています。冷たいといわれたらそれまで。しかし、こちらも「一人の人間」として活動しています。「やりたくない」と思う部分があれば別にやる必要はないのです。強制されて指導させられるのは違う。選手の「熱意」や「想い」がなければ記録が出ても意味がないと思っています。それなら関わらずに心穏やかに生きていきたい。

 

色々なことが「危機的」だと思っています。その中でどのように立て直すのか。「自分さえよければいい」というのではなく「全体がどう進むか」というのは重要視していきたいと思っています。

 

まとまりませんが。記録しておきます。

コメント
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