kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

専門練習をする

2021-09-08 | 陸上競技

火曜日。この日から授業再開。久しぶりの授業です。お互い様子を見ながらなのかなと(笑)。久々すぎて。生徒も同じでしょうから。飽きずにできるようにしたいですね。授業の速度としては前任校と比べてかなりゆっくりです。googleスライドを使いながらの展開。まーいつでもオンライン授業に対応できるようにと。生徒も慣れておかなければいけません。とはいえ、対面授業の板書が電子黒板になっているだけなのですが。準備がなかなかです(笑)。

 

練習は前日に引き続き専門練習が入りました。色々と話をする中で「専門練習の時間の確保」というのが出てきます。短距離系のやりたいことはかなりあります。足りないくらいです。しかし、試合に出るためにはそれぞれの「専門練習」の時間が必要になります。これまでは「スプリントに特化する」というスタンスでやっていました。特段問題はなく。今はかなり種目が多岐にわたります。跳躍系に関してはその部分を増やさないと対応できないと思います。そこも踏まえて色々な形を模索している。高跳びの専門練習の時間を増やすためには「他種目との兼ね合い」も考えなければいけません。

 

この日はシャフトKがアップメニュー。なかなか定着しません。足の幅が広いと言っていますがすぐに抜けてしまいます。前日にkd先生からの話を聞いてどれくらい頭に残っているか。その意味が分かっているか。実践できるか。この部分は重要だと思います。しつこく言いながら。基礎ドリルをやってハードルドリルの時に少し距離を狭くしてもらいました。やりたい動きができるようにです。選手によっては狭い部分もあります。道具に限りはありますがある程度パターンを作る必要があると思います。最初から移動を大きくすると難しくなります。やりたい動きではなくなる。この部分の対応が必要になります。

 

そこから片足スキップと連続引き出し。かなりできるようになってきました。練習は偉大です。継続してやっていくことで間違いなく変わってきます。「よくわからないけどやる」という段階からしつこく「何をやろうとしているのか」を話しながらやっていくことで成果は違います。この部分は間違いなく他校と比べて優れていると思いますね。

 

ここから「専門練習」へ。短距離系は前日に引き続き「バトンTT」を。最大スピードです。今回は記録測定はkbt先生が。タイミングの問題もあるかもしれませんあある程度記録が出るようになっています。走力だけではない部分にかなりの時間を割いています。kbt先生の方針がマッチングしている証拠です。しっかりとスピードに乗ってからもらう。ここができるようになっていると思います。なんとか勝負できるようになってもらいたいですね。

 

ハードルは連続抜きとワンステップハードル、さらには一歩ハードルを。練習を続けてきています。最初は全くできなかった部分も「形」になりつつあります。やはり練習は偉大。まだまだ必要な要素はありますが「最低限」の部分はできるようになってきたかなと。男子の400mHはそこまでのレベルではありません。出場人数も少ない。ごまかしがきく部分だと思っています。走力だけではなく技術的な部分で対応できる部分がある。逆に女子の400mHはかなり高い。3人が中国大会の決勝に残っています。ほかの2人も準決勝まで。5番目までの持ちタイムが1分5秒ですからなかなかです。こちらは走力がないと勝負になりません。しっかりとやっていきたいですえ。

 

そこから実践的に3台目まで正規の距離でおいて実施。幸いタータンがありますからそれなりに練習ができます。最初に軽く跳んでそこから1台目までのアプローチ。男女ともに同じ歩数になっています。今後のことを考えると男子は歩数を減らしていかなければいけません。そのためには走力が必要。女子はなんとなくですが「形」になっています。スタンディングからですが24歩で行きます。うーん。惜しむべきは失われた数か月間ですね。

 

この辺りに関しては本人にも話をしています。県新人には間に合わないかもしれませんがなんとか来年に向けて身体づくりをしていきたい。数か月間の期間を取り戻すためにどうするかです。一時的にやるのではなく集中力を保ちながら長いスパンで考えていく必要があります。一喜一憂しないようにしていきたいとは思います。

 

その後3台目まで。男子も女子も17歩です。来年には男子は16歩にしていかなければいけないかなと思っています。15歩はかなり広くなるので適正な距離としては16歩かなと。最初に比べると「ハードリング」になってきています。チョコチョコではなくなってきている。最後まで維持できるかどうかは別にしてここまでは大きく変わってきました。女子はよくわかりませんが17歩で行きます。これはこれですごい話だと思うのですが。走力が上がれば面白いことになるかもしれません。これも「たら」「れば」なのでどうなるか分かりませんが。

 

ある程度やった後に女子は「200m+150m」を1本だけ。ほとんど走練習ができてません。県新人が1本だけになったのは救いです。とはいえ、速く走れないといけません。持久的な部分はそれなりにある気がしています。走る練習が不足しているのできついかもしれませんが走らせました。ヨンパの3台目までで115m。ここをある程度のスピードで何本か走っているのでそれなりの負荷にはなっていると思います。それでももう少し走っておきたい。そのあたりのことをしっかりと伝えて集中力を保たせる(笑)。暗くなっていたので細かい部分は見れませんでしたがよく走れていたようです。

 

専門練習の中で何ができるか。この部分はしっかりと考えていきたいと思います。限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮する。ここが重要だと思います。

 

やれることを。

 

コメント
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