kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

大阪珍道中

2018-12-25 | 陸上競技
もう少し大阪での出来事を。まー陸上競技とは少しかけ離れますが。

1つ目
今回は新幹線で移動でした。その時にkrkと広島で合流する予定になっていました。実際はその前の電車も同じだったのですが自由席だったの一緒になりませんでした。広島で降りて乗り換えて大阪に向かう。こちらは指定席です。乗り換えの時間は数分しかありません。が、待っていてもホームにkrkの姿が見えません。え?

一応指定席に行ってみましたが来ていない。ひょっとして降りていない?寝てる?もしくは最初から乗っていない可能性がある?あー。もう発車時間になるー。向かい側にいる車両に調べにいく余裕はない。kd先生に電話をするものの繋がらない。そして出発。大阪駅で待つしかないかなと思って数分後に飄々とkrkが歩いてくる。

どうしたのか?と聞くと「間違えて12号車に行ってました(笑)」とのこと。いや、私たちが乗るのは6号車だから。全く違うところに行っていたようです。全然焦ってない(笑)大物です。私だけビクビクしていました。

2つ目
大阪に着く前にどうやってホテルに行くのかを調べる。全然分かっていない。JR切符で近くの駅まで行けるからと言われていました。新大阪でJR乗り場と書かれている方向に向かって歩く。表示に従って進んで行って改札を出る。すると切符が出てこない。なんだ?どうなってるの??と思いながら諦める。目の前にある券売機で切符を買う。目的地である「動物園前」があるのできっとこれで大丈夫だと。

途中で気づく。これはJRではないのでは??と。とにかく田舎者なので電車の違いが分からない。近辺の駅名を知っていたから救われたのですが完全に間違って乗っていた可能性がある。多分環状線に乗っていたのではないか??kd先生に報告をしておきましたが(笑)不安しかない。とりあえず無事に着きました。

3つ目
土曜日の朝。6時集合にして朝食を買いに行こうと話していたのですがkrkが全く来ない。10分以上待つ。その前に「起きている?」と連絡をしましたが返事なし。諦めて部屋に行ってひたすらノック。出てきました。「スマホの音量上げるの忘れていました」と。どうなんだ?!集団行動であれば許しがたい話です。まー他校の選手を預かっているので軽く諭して終わりにしましたが。朝食を買って部屋に戻る。

約束の時間になる前に私は部屋を出てkrkの部屋の前を通る。すると、



鍵差しっぱなしじゃないか?!もうどうなんだ(笑)きちんと戸締りはして欲しい。短時間とはいえ部屋に鍵を持って入る!なかなか。

4つ目
これは前の記事にも書きました。田舎者達は「準急」を把握していないで駅を乗り過ごす。そして迷子になる。アホすぎです。

5つ目
練習が終わり山口に帰る。JRの切符が17時50分くらいに新大阪発になっているので天王寺駅で変更をすることに。並んでいたので少し待つ。私の番になって変更を頼む。が、担当の人がかなり怪しい。切符を全て渡したのですが何をしていいのか分からない感じ。時間も指定して便を変えてもらうように頼んだのですがどうも理解してもらえていない。うーん。

何かやっているのだけれど全く作業が進んでいない。そのうちちょっと待ってくださいと言われて裏へ。なんだ?戻ってくると「クレジットカードで購入されているので一旦払い戻しをして買い直してもらうことになる」との返答。は?そんなことないやろ。カードを出すように言われましたが持っていない。その話をするとまた裏へ。

戻ってきて「新しくその時間帯の切符を買ってもらうことになる。今の切符は戻ってから払い戻しして欲しい」と言われる。いやいや、そんなバカなことはできない。もういいです、と取り下げる。10分くらい要したでしょうか。かなりロスをする。

6つ目
kd先生に相談して自由席で帰ることに。しかし、かなり厳しい時間帯。表示を見ながら移動。新大阪にたどり着くであろう表示に従って電車へ。電車に乗ると「難波駅」が終点だと言われる(笑)なんだ?これは?パニックになってkd先生に連絡。どつも大和路線に乗っていた様子。もうそれさえ分からない。来るときは一気に来れたのに!←この時点で環状線で来たことを把握していない(笑)

駅員さんに話を聞くととにかく天王寺に戻るように言われる。何がなんだか。それなら環状線に乗り換えればいいと思ったのですが改札を出るとJRの乗車券が戻ってこないので無理。訳分からず戻る。

krkは既に疲れ果てていて吊革につかまったまま眠り始める。もう散々(笑)練習がハードでしたから朝から全身筋肉痛と言っていましたし心身共に疲弊していたのだと思います。迷子になりつつあって申し訳ないなと感じながら移動。

天王寺から大阪行きの電車に乗って大阪駅で乗り換えて新大阪へ。バタバタでしたがなんとか到着。一番最初に予定していた電車まで数分でした。急げば間に合う感じでしたが「お土産買いたい」とのことで諦める。少しゆっくりしました。

7つ目
電車に乗ってしばらくするとkrkが「先生、これ」とお土産をくれました(笑)いやいや、一緒に居たじゃん(笑)。そういえば三重インターハイでもアップに付き合って会場で何度も会っていたにも関わらず9月の県新人の時に「伊勢お土産」をもらいました(笑)。何が何だか分かりませんが、感謝されているという事で受け取りました(笑)



まーバタバタでした。1つ言えることは大阪は楽しいということ。そして田舎者には電車が多すぎて何が何だか分からないということ(笑)

珍道中でした。記録として残しておきます。
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大阪合宿を通じて

2018-12-25 | 陸上競技
今回強行日程で大阪へ行きました。本当にこのタイミングしかないというタイミングでの練習参加。fnt先生が全国各地を飛び回っていらっしゃるので土日に練習参加させてもらうというのが本当にこのタイミングしかありませんでした。うちの選手には申し訳ないなという部分はあります。私が不在の中で合宿に参加するということになるので不安もあったかもしれません。まーそんな事を言っていたら試合で戦うことはできないというのはあります。私が様々な勉強をする事でうちの選手には必ず還元されます。

今回の合宿で感じたこと。やはり一番は「雰囲気」です。全員が「陸上競技が好き」というのが原点にあります。ここは本当に大きいなと思います。勝ち負け云々ではなく本当に陸上競技が好きなんだなと感じました。本来的な話だと思います。部活動は自由意志でやる必要がある。誰かから強制されてやるものではない。やりたくなければやらなければ良いという話です。otk高校の選手は全員が陸上競技が好きだなというのが伝わってきました。だから悲観的に練習をしない。練習主体が自分自身だという部分があります。やらされていないので表情が明るい。

沖縄インターハイの年ですから多分2010年。この時に岡山でotk高校の選手の姿を見てかなり刺激を受けました。関西の高校だから明るいというのではなく「競技に対する想い」が全面に出ているという感じがありました。その後snd高校やhrk高校にも練習見学に行きました。強いチームに共通する部分はやはり「陸上競技が好き」という感覚があります。「やりたくないな」という感じを出す選手が一人もいない。ここは共通点だと思います。こういう選手達と一緒に練習を続けられると本当に楽しいと思います。こちらがエネルギーをもらう感覚です。

otk高校の練習の流れ。全ての部分において「接地ポジション」が最重視されている。ここは一貫していました。こういう性格ですからしつこく質問したり確認しました。そしてひたすら見続ける。他の指導者が練習見学をする時がどのような感じなのか分かりません。私はひたすら見る事と聞く事を繰り返します。「こいつは何なんだ?」と思われている危険性はあります(笑)。

その中で感じたことは「接地ポジション」へのこだわり。もちろん他の部分も細かくやっているのですが「地面に力を入れて伝える」という部分が徹底されています。ポジションだけではなくその時の上半身の位置。フォローレッグのタイミングなど。部分的に抜き出してやるという練習は少なく「全習法」のような形でやっていくというのも特徴かもしれないですね。これはmtm先生も同じかもしれません。様々な動きをやる中でやりたい動きを身につけていくという部分。個別に抜き出してやることもあるのかもしれませんが、それでは流れが止まってしまう。更に「ドリルのための動き」になる危険性がある。だから意図的に?全習法のような形でやっているのかもしれないですね。

そして「タフ」(笑)。もうスゴい。うちの選手であれば早い段階で挫けていると思います。1日目の午前中、かなり走って補強。少しやるのかなと思ったら5セット(笑)。krkはすでにヘロヘロでした。他の選手はワイワイ言いながらやり続ける。走る練習にしてもかなりの量をしっかりとやり続ける事ができる。心身共にタフだなと思いました。

2日目に短距離が往復走をしていた。終わってfnt先生に「みんな良く走りますね」と話すと「今日はみんな余裕ですよ」と。「追い込む時はここから更に走りますからね」とのこと(笑)。いや、スゴい。これだけの質で一定以上の練習量を消化できるという部分が全国で戦える強さに繋がるのだと思います。今の段階ではうちには到底無理ですね(笑)。この辺りは精査しながらうちのチームに合ったやり方を工夫したいと思います。

なんかもっとたくさんあった気がするのですが。とにかく印象的な事が多すぎて。

貴重な2日間でした。
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大阪合宿2日目〜ハードルを使う〜

2018-12-25 | 陸上競技
続きを書こうと思っていたのですがなかなか時間が取れず。感覚が残っている間に文章化しておかなければいけないと思っています。薄れてしまう前にしっかりと書きたい。

前の記事には2日目の前半部分について書きました。身体作りの部分。徹底されています。そこからハードルサーキットという練習を。朝の段階で選手がグランドに白線を引いていました。これはこの練習がスムーズに進むための準備。水抜きだけではなくこういう部分までしっかりとやる。

fnt先生が「練習の流れを大切にしている」と言われていました。もしもここでハードルを置く時に手間取ってしまったら流れが止まってしまいます。そうなるとそこまでやってきた事からの繋がりがなくなってしまう。ここも大切な部分だと思いますね。人数が多いのでグランドいっぱいにハードルが並んでいました。道具の数が多い。

ハードルサーキットはどんなものなのかとかなり関心がありました。メニュー的には一歩ハードルから始まりハードルジャンプ、ハードル開脚ジャンプ、一歩ハードル、片足ホッピングといった感じでした。とにかく流れるように進めていく。そしてそれぞれが2本ずつくらいなのでかなりの量になる。

見ていてかなり気になる部分がありました。一歩ハードル。ここではハードルを越えるのに一生懸命になってしまう選手と明らかに意図を持って越えている選手がいました。単純にハードル練習をしているわけではない。きちんと意識できている選手はハードルを越えて着地する時に必ず身体の真下で捉えるのです。徹底しているなと感心しました。練習の全ての動きの中で「接地ポジション」を作り出す。この意図が伝わっている&理解できている選手は常に意識してやっている。

その動きだけではなくハードルジャンプも同様でした。連続ハードルジャンプではなくハードルを越えて一歩挟んでまたハードルジャンプをするという形です。この時に腰が乗らない選手が出てくる。競技力に比例する部分はあると思います。届かないので頑張って前に届かせようとする動きになる。そのため逆に遅れていく。流れと繋がりの部分に関してかなり工夫されているなと感じました。

ちなみに戻って行く時にはジョクでした(笑)いや、タフとしか言いようがない。本当に休まず動き続けます。

ひと段落したかな?と思っていると今度は少しハードルインターバルを伸ばし始める。ん?と思っていると「ピッチハードル」が始まりました。インターバルを3歩で走り続ける。ハードル走ですが基本ハードルを使ったインターバル走。60秒に1本走る。これを6本くらいやっていたのではないかと思います。もちろん1本1本は全力。さらにジョグで戻る。ずっと動き続ける感じですね。ハードルを使っているのでスピードを緩めることはできません。かなりハード。

それでも誰一人下を向かずにやり続ける。すごい。こういう雰囲気の中で練習を続けていく。それも様々な種目の選手が取り組む。それぞれがこの練習の中に課題を置いてやっている感じがありました。

そこから専門練習。ハードルは前日に引き続きハードルドリルから。動きの確認をしながらやっていきました。本当はもう少しバリエーションがあるとのことですが前日の動きの復習ということでやってもらえました。一度やっただけで身につくものではありません。繰り返しやる中で身につく部分がある。

そこから今度はショートハードルとロングハードルに分かれて練習。krkはインターハイ3位になった選手とマンツーマンで練習。ここは本当に貴重です。5歩ハードルをやりながらあれこれアドバイスを受けていました。途中、グランドにトラックを書いてそれぞれの区間での走りのイメージを直接聞く。レース展開や戦術なども含めて本人も自分の考えを話していました。5歩ハードルを走る回数はそれほど多くなかったですが跳んで戻ってくる時にあれこれ話をしている。これは財産になります。本当に良くしてもらいました。

ショートハードル陣は前日にと同様、機械を使ってタイム測定をしていました。どれだけ走っていたのかよく分からないくらい走っていました。常にタイムを意識して走り続ける。正確に測れるので顕著に出るためスピードを緩めることはできない。それも前向きに走っているので表情も明るい。本当に見習わなければいけないと思いますね。

短距離系はドリル系をしてから50mのタイムを測っていました。ハードル練習を見ていたので細かくは見ていませんがそれなりの本数走っていたと思います。そこからメディ投げをやって再び走る。往復走でした。何往復なのか確認するのを忘れましたが声を出して自分達で盛り上げながらやっていました。途中で「何セットやるの?」と聞いたら「5セットです!」と(笑)。いや、良く走る。40秒に1本走っていました。かなりの本数だと思います。この練習もしっかりと走る。前向きにガンガン走っていました。走れば走るほど盛り上がるという感じでしたね。

この明るさも大きな武器になるのだと思います。これだけの練習をしっかりと積んでいけるというのは自信にもなる。本当に感心しました。

明るい雰囲気のなかでしっかりと練習をする。その中に技術的な事が入っていく。強くなる理由が分かった気がします。ここの部分についてはまた別に書けたら良いなとは思っています。

本当に貴重な時間でした。お忙しい中で引き受けてくださったfnt先生、どこの誰だか分からない私に親切丁寧に色々なことを教えてくださったhrb先生に本当に感謝です。こういう機会があることは感謝以外の何物でもありません。自分自身が学びたいと思っている時にチャンスを与えてもらえる事にも感謝しなければいけないと思います。

また書きます。
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