日曜日。大阪合宿2日目。宿舎からotk高校まで40分超かかるので早めに出発。6時50分に宿舎を出て歩いて天王寺まで。そこから準急に乗って10分で最寄駅。前日の反省を生かして迷子にならないように細心の注意を払って移動しました。
到着は7時40分くらいだったでしょうか。既にグランドでは準備が進められていました。前日雨が降り続けて水たまりができていたグランドから水が流れなくなっていました。前日の練習後に水抜きをしている様子は見ていましたが翌日にここまで水がなくなっているとは。hrb先生が「放っておいたら明日もこのままかも」と言われていたのですが。
話を聞くとこの日の集合時間は7時半になっていたそうです。「多分6時半くらいには来て水抜きしたんやろうな」と言われていました。この日の練習がきちんとできるために準備をする。暗黙の了解なのかもしれませんが。「誰が来るかなーと思って早めに来て様子を見ていた」と言われていました。こういう時の様子が間違いなく競技に繋がると言われていました。
奇しくもこのタイミングで前の記事に書いた内容の連絡がありました。この差は如何ともしがたい。競技力の話ではありません。そこだけを求めて指導をしてきたつもりは一切ありません。今の3年生もありとあらゆる場面で指導をしてきました。声を荒げての指導はしなくなりました。結果的にこのようなことになる。情けなくて涙が出ました。現実問題どうするのか。せっかく「陸上競技」を純粋に楽しめていた時でしたからその落ち具合はいつも以上でした。
ここで考えてもどうにもならない部分だったので練習に集中することに。せっかくここまできて何をするのか。私がこの場でやる事は練習から何を学ぶか。そして連れてきたkrkの課題をしっかりと見極めてこれからどのようなサポートができるかを考えること。この2つのために来ています。そこをしっかりと理解しておかなければいけない。見うしなうことはできない。
krkは朝の段階から全身筋肉痛だと言っていました。普段やらない形態での練習だったことも影響していると思います。更にはアスファルトの上でスピードを上げていたというのもあるでしょう。それでもここまで来たからにはやるしかないですから。
「ダイナマックスをフルメニューでやります」とのこと。前日行ったメニューに加えて投げながら移動する種目も。ここも前日と同様「球が走る」という部分に視点が向けられています。大きな動きの中で強く速く投げる。その場投げの時点でかなり汗をかいてかいていました。更にそこから投げの移動です。50mの距離を何本も行っていました。このメニューが終わる頃には既に1時間を経過。すごい(笑)。全く休むことなく動き続ける。
ここで一番感心したのが「誰も下を向かない」ということ。やり終わってその場に止まって下を向くというのが一切ありません。すぐに次の種目に移ります。それを全員がやる。中学生が練習に参加していましたがその子達も流れに乗ってしっかりと取り組んでいました。かなりキツかったはずなのに。こういう部分が練習の特徴なのだと思います。量がどれだけでも一本一本しっかりと取り組む。ここですね。
更には選手自身の工夫。前の記事にも書いた高跳選手。ダイナマックスをキックする練習があったのですがこの時の方向が違う。最初はミスしたのかなと思ったのですがその次も同様に膝でキックしたボールが一人だけ上方向に抜けていきます。この理由は明白です。競技特性に生かした動きをしているから。他の種目は水平方向へのスイングで進みます。だからキックしたボールは水平方向に鋭く飛んでいく。しかし、高跳びは違う。振り上げ足で方向を変えていく。だから一人だけボールが上方向に向かう。
やっている練習がどのように結びつくのか。何の意味があるのか。そこを理解して意識して練習をするのでそういう動きになる。単純にキックすればいいという訳ではないのです。これは強くなるなと。自分のための練習にしている。そこの部分の差は大きいなと思います。
そこからアジリティ系のメニュー。複数種目を一気にやっていきました。ここまでにかなり疲労していると思いますがそこから神経系に刺激を入れる。回数を数えて競争意識を持ちながらやる。とにかくタフだなと思いながら見ていました。
長くなりつつあるので一旦ここまで。身体作りの部分です。かなりの時間をかけて取り組んでいました。短距離跳躍だけではなく投擲の子も全員ここまでのメニューを消化している。総合体力を上げていくというイメージが強くありました。
また書きます。相変わらず書きすぎだと言われるかもしれませんがお付き合いください。
到着は7時40分くらいだったでしょうか。既にグランドでは準備が進められていました。前日雨が降り続けて水たまりができていたグランドから水が流れなくなっていました。前日の練習後に水抜きをしている様子は見ていましたが翌日にここまで水がなくなっているとは。hrb先生が「放っておいたら明日もこのままかも」と言われていたのですが。
話を聞くとこの日の集合時間は7時半になっていたそうです。「多分6時半くらいには来て水抜きしたんやろうな」と言われていました。この日の練習がきちんとできるために準備をする。暗黙の了解なのかもしれませんが。「誰が来るかなーと思って早めに来て様子を見ていた」と言われていました。こういう時の様子が間違いなく競技に繋がると言われていました。
奇しくもこのタイミングで前の記事に書いた内容の連絡がありました。この差は如何ともしがたい。競技力の話ではありません。そこだけを求めて指導をしてきたつもりは一切ありません。今の3年生もありとあらゆる場面で指導をしてきました。声を荒げての指導はしなくなりました。結果的にこのようなことになる。情けなくて涙が出ました。現実問題どうするのか。せっかく「陸上競技」を純粋に楽しめていた時でしたからその落ち具合はいつも以上でした。
ここで考えてもどうにもならない部分だったので練習に集中することに。せっかくここまできて何をするのか。私がこの場でやる事は練習から何を学ぶか。そして連れてきたkrkの課題をしっかりと見極めてこれからどのようなサポートができるかを考えること。この2つのために来ています。そこをしっかりと理解しておかなければいけない。見うしなうことはできない。
krkは朝の段階から全身筋肉痛だと言っていました。普段やらない形態での練習だったことも影響していると思います。更にはアスファルトの上でスピードを上げていたというのもあるでしょう。それでもここまで来たからにはやるしかないですから。
「ダイナマックスをフルメニューでやります」とのこと。前日行ったメニューに加えて投げながら移動する種目も。ここも前日と同様「球が走る」という部分に視点が向けられています。大きな動きの中で強く速く投げる。その場投げの時点でかなり汗をかいてかいていました。更にそこから投げの移動です。50mの距離を何本も行っていました。このメニューが終わる頃には既に1時間を経過。すごい(笑)。全く休むことなく動き続ける。
ここで一番感心したのが「誰も下を向かない」ということ。やり終わってその場に止まって下を向くというのが一切ありません。すぐに次の種目に移ります。それを全員がやる。中学生が練習に参加していましたがその子達も流れに乗ってしっかりと取り組んでいました。かなりキツかったはずなのに。こういう部分が練習の特徴なのだと思います。量がどれだけでも一本一本しっかりと取り組む。ここですね。
更には選手自身の工夫。前の記事にも書いた高跳選手。ダイナマックスをキックする練習があったのですがこの時の方向が違う。最初はミスしたのかなと思ったのですがその次も同様に膝でキックしたボールが一人だけ上方向に抜けていきます。この理由は明白です。競技特性に生かした動きをしているから。他の種目は水平方向へのスイングで進みます。だからキックしたボールは水平方向に鋭く飛んでいく。しかし、高跳びは違う。振り上げ足で方向を変えていく。だから一人だけボールが上方向に向かう。
やっている練習がどのように結びつくのか。何の意味があるのか。そこを理解して意識して練習をするのでそういう動きになる。単純にキックすればいいという訳ではないのです。これは強くなるなと。自分のための練習にしている。そこの部分の差は大きいなと思います。
そこからアジリティ系のメニュー。複数種目を一気にやっていきました。ここまでにかなり疲労していると思いますがそこから神経系に刺激を入れる。回数を数えて競争意識を持ちながらやる。とにかくタフだなと思いながら見ていました。
長くなりつつあるので一旦ここまで。身体作りの部分です。かなりの時間をかけて取り組んでいました。短距離跳躍だけではなく投擲の子も全員ここまでのメニューを消化している。総合体力を上げていくというイメージが強くありました。
また書きます。相変わらず書きすぎだと言われるかもしれませんがお付き合いください。