kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ダメージ

2018-12-26 | 陸上競技
火曜日の練習。

ある程度話をしてその後、該当選手は他の者にどのように考えているのか、今後どのようにするのかを口頭で話をさせました。私は不在でしたが。とにかく信頼を取り戻すという部分。今の段階ではその前で止まっている感じがあります。実際に行動ができていない。何をするべきか。何が大切なのか。

大阪で「陸上競技が好きで仕方ない」という指導者と選手と接してきました。まずはこの部分なのかもしれません。「陸上部にでも入っておくか」というところからスタートしています。「走るだけだからできるだろう」という感じで選ばれる。だから大きなギャップが生まれるのだと思っています。表面的な話ではなくやはり「本質的な話」を考えていく必要があると思います。

練習をしようと思いました。繰り返しになりますが私は練習自体を全く見ていません。どのような状況なのか。身体がどういう感じなのか。それさえもわかりません。前日に我が師匠と一緒に夕食を食べたのですがその際に「ジャンプ系をかなりやったのでボロボロかもしれない」という話を聞いてました。練習開始前に私を迎えに来た女子キャプテンの歩き方が微妙。筋肉痛が激しすぎて歩けないとのこと。いやいや、そこまでではないだろう。

グランドに行って他の選手の話を聞く。「めちゃくちゃ走りました」と言っていました。1日休んだのだから大丈夫では?と問うと「昨日は一歩も家から出ていない」と言っていました。起き上がることさえ嫌だったとか。どれだけなんだ・・・。状況が分からなかったので練習メニュー自体も作っていません。身体をしっかりと動かせるのであれば問題ないですがそういう段階でないのなら何もできない危険性があるので。全くできそうにないという感じでしたね。

日誌を読みながら補強をさせる。合宿では補強関係はほとんどできていないという話でした。その部分を補っておきたいと言っていたので2人1組で補強。各自で決めさせました。話を聞くと上半身もかなり筋肉痛だとか。「補強をしていないのでは?」と聞くと「腕を一生懸命振ったので筋肉痛になった」と。よく分かりません。普段から腕は振っているのですが(笑)。そうなると何ができるのか不明。

今回otk高校で行っていた補強などを少し紹介。中臀筋への刺激はぜひとも取り入れたいと思います。実際にやらせてみました。最初は「使っている場所が・・・」という感じでしたが何度かやっている間にどこに刺激を入れているのかが分かり始めたようです。それは感覚の部分なので実際どうなっているのか不明ですが。どのような動きをするのかは実際に撮影した動画で見せました。口で言うよりは目で見るほうが分かりやすいでしょうから。それをこちらがフォローする感じでしょうか。

DM投げも。普段もやっていますがやはり「DMを走らせる」という部分が足りない。単純に投げるだけになってしまっている。実際のスピードを目で見せて確認。「片手スラスト」という種目があるのですがそれが全くできない。どのように投げたらいいのか頭と身体が一致しない感じでした。何度も繰り返す。これくらいの動きであれば筋肉痛は大丈夫のようです。動いたら大丈夫なのかもしれません。ワイワイやっていました。

この辺りで「ちょっと明るくなったな」と感じました。うちは本当に少人数です。女子の4継でインターハイに行きましたが女子部員は7人という状況でした。本当に少ない。人数が少ない分声が出ないと盛り上がりません。それがこの日は「笑顔」でやっている部分が増えていました。理由は分かりません。何かあるのかもしれませんが。それでも多少なりと変化があったと思います。合宿効果か?それとも筋肉痛がひどすぎてちょっと壊れたか?!(笑)。

最後にDMを使った体幹補強を。fnt先生は「背筋を重視している」という話をされていました。そういう部分も理由は教えてもらいました。今の練習形態にどうやって背筋などの補強を取り入れていくのか。そこも考えながらやっていきたいと思います。軽く練習して終わりという感じになりました。

半端ないダメージ。そうなると数日間本格的な練習が出来なくなります。前日にどのような対処をしたのか。その部分も必要になってくると思います。ケアも含めてやれることはたくさんある。たんぱく質の摂取やサプリメントなどで対応していたのか。こういう部分をひたすら言わなければいけないという状況であれば先が知れています。そうならないようにしっかりと考えてもらいたいなと思います。

私自身もかなり疲れています。どうなんだろう・・・。
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何をやるのか

2018-12-26 | 陸上競技
火曜日。練習再開としていました。

練習をやる前にもっとやらなければいけないことがある。それだけは確かでした。合宿中に注意を受けた部分に関して。ここは練習の前に振り返っておかなければいけない。「情けない話ですが・・・」というタイトルで書いた記事に関しての続きの部分です。どのような状況であったのか。それをきちんと報告する義務があると思います。電話で直接指導者の方々からの話を聞いていました。それが事実なのかどうか。

以前であれば本当に激怒していたのだと思います。しかし、「激怒する」ことに意味があるのかどうかという話になります。結局は「何が悪かったのか」というのが分からなければいけない。「怒られたらそれで終わり」という話にはなりません。怒られればそれで解決するという単純な話ではないのです。どこに問題点があってどのような反省点があるのか。今後どのようにしていかなければいけないのか。そこまで考えていかなければいけない。

話を聞く。集合時間の5分前にロビー集合をする。この時点ですでに遅れる原因があると思います。5分前に集まって学校で移動すると思っていたが全員揃っていない。その状況だったの不在者の部屋に行く。部屋に行くがいない。一人は寝ていた。同部屋の人もいないので急いで行った。が、「急いで行った」という話の中に「歩いて行った」という部分。遅れているという感覚がない。更には自分たちが歩いていたら遠くで挨拶が聞こえた。みんなが集まっていたのでその輪の中に入った。という部分。指摘されなければいけないことが多すぎます。

そして「なぜ遅れたのか」という部分で上記の説明をする。指導された方は「言い訳をしている場合ではない」と諭したようです。本人たちは「理由を述べる」という行為をしたのになぜ指摘されるのか分からないようでした。根本的な部分だと思います。先を見て行動できない。周りの状況を読めない。場面場面で適切な行動が出来ていない。何事もなかったように輪に入る。どこをとっても「指摘される部分」でしかない。謝罪もなく「遅れた理由」をひたすら説明したところでほとんど意味がないと思います。問題点を明確にできていないのであれば次も同じようになる。

遅れた理由を正当化するために事実とは異なる内容を伝える。それも困ります。その場をやりすごせばそれでいいのか。結局、問題点に対してのアプローチが不十分。何がいけないのかを冷静に考えることができていないのです。だからこのようなことになる。それぞれに「今何をするべきか」を考えさせました。行動に関しても。本当の意味で分かっているのかどうか。練習をするだけではない。

また、この件に関して3年生が指導者の方々に謝罪をして回ったということでした。「迷惑をかけて申し訳なかった」と。本来であれば自分たちでもう一度行かなければいけない。そのことを確認すると「謝罪しに行ったことは知らなかった」とのこと。教育現場です。何をするべきかを教えていかなければいけない。しかし、すべての行動を教えていくのが本来の「教育」なのかどうか。ここも考え物です。ある程度のことは自分で考えてもらわなければいけない。

合宿に関することを書いた日誌を提出させました。これは全員。持ってきていない者もいましたが・・・。私が言わなかったというのも理由かもしれません。それでも「私は不在」でした。状況が分かりません。どのような練習をどのような感じでやったのか。合宿の雰囲気はどうだったのか。そこも含めて報告する必要はあると思います。

合宿前に配った資料には・・・

合宿終了後に日誌にどのようなことを書くかも決める。
必ず記入する内容
①自分が他校の選手に負けないと思ったこと
②他校の選手の取り組みで見習う必要があると感じたこと
③これからのチームとしての取り組みでやっていくべきこと

と書いておきました。選手がどのように感じていたのかも知りたいなと。

残念ながら今回指導を受けた選手たちは①~③について触れていませんでした。ほかの選手は全員書いています。こういう部分が顕著に出るのだと思っています。配布した資料には同じことが書いてある。それにきちんと目を通したのかどうか。同じことを伝えても伝わる部分と伝わらない部分が出てくる。その理由は「理解しようとしているのか」に尽きると思います。判断するという部分の前に「意図が伝わるかどうか」が重要になってくるのかなと感じました。

「技術的な指導」に入る前の段階。それだけは確かです。遅刻や不注意による故障が生まれるのはこういう部分が出てくるのだと思います。もちろん私の指導が悪い部分があるのだと思います。一切指導していないわけではありません。どちらかというと比較的厳しく接していると思います。それでもこのような結果になる。逐一分析していくと様々な部分がここに現れているのだと思います。

至らないところを書く。当該選手にとっては「恥をさらされた」という感覚になるのかもしれません。しかし、今回の合宿に参加していた選手の中で遅れたのはうちの学校だけ。それは参加者全員が知っています。他のところで「またhoshoの選手ですか」と言われた場面もあったようです。この現実をしっかりと受け入れていかなければいけないと思っています。大半の選手は練習中にはしっかりと取り組めています。が、それ以外の部分がまだ幼い。これまで指導されていないから仕方ないという話ではありません。高校では間違いなく言い続けています。

こうやって指導していくことで人間的な成長を促していかなければいけないと思います。それも私の役割だと。こういう部分が成長しなければ練習中に話している内容も伝わらないと思います。真面目に練習はやります。それが「練習を一生懸命やる」という部分が最大目標になっていないか。ここも考えていきたいと思います。

未熟なチームです。それでも進みたいと思っています。見守ってもらえたらと思います。
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前に進むために

2018-12-26 | 陸上競技
大阪での生活から現実に戻る。なかなか感覚の差を埋めることができません。実際問題やらなければいけないことが複数あります。どのように対応するか。

選手は私が不在時にプライベート合宿に参加してました。木曜日の段階で「合宿に向けて」という紙を作ってそれを配布。何をやらなければいけないのかを考えさせました。いないからできないという感じでは困ります。

土曜日に合宿に参加されている先生方から連絡があり。うちの選手が「貧血ではないか」とのこと。練習の一番最初に3キロを走ったようです。そのとき最後まできちんと走れない。走り終わって声をかけたが反応がない(これはいつもかもしれませんが)。さらに午後からの練習で「有酸素系」の練習をしている。40秒走を3セット。その途中で上述の選手が全く走れなくなったということでした。かなりの症状だったようです。

本人とも連絡を取りましたが「体力がないだけだと思う」と言います。練習で有酸素系が少ないというのもあり「DM往復走」を実施しています。その時にも全く走れない。ほかの選手はある程度以上のスピードで走ります。が、この選手のみ「ジョグ以下」でした。その都度「貧血の可能性があるのでは?」と何度も確認をしていましたが本人は「それはない」と。

しかし、今回の状況を見て明らかに動かない。「走りの動き」自体はかなりいいと思っています。夏以降、劇的に動きもよくなり意識的にも大きく変わってきている。それでもレースを走ればタイムが出ない。本人もきつかったと思います。良い動きとタイムが並列に並ばないというのはこれまでの感覚としてはありませんでした。学校の練習ではチーム内の数人との比較でしかないですがこういう場面で走れないというのは「明らかに何かある」ということになります。

連絡をして貧血検査に行くことにしておきました。検査結果を聞くと・・・。日常生活に影響を及ぼす可能性のあるくらいの低数値。うーん。本人は「普通」と思っていたようですが明らかに有酸素系が弱かった。これは当初からずっと弱かったのですが最近は顕著に出ていました。秋の不調も貧血が原因だったことが大きく考えられます。申し訳ない部分です。こちらがもっと気を配っておけば。本人が「大丈夫」と言っても検査を進めておけば全く違った結果になったかもしれません。

やはり「おかしいな」と思った段階で早めに対応をしなければいけません。「大丈夫」だといってももっと勧めるべきだったと思います。

ここ最近のこの選手の意識レベルや取り組み、動きは過去最高でした。きつくてもしっかりと練習に取り組める。そういう状況の中で140mなどを走ると後半保てない。100mでさえ保てていなかったのかもしれません。有酸素系が生きてくる距離でなくてもその影響は大きいと思います。この部分の対策をしっかりと考えていかなければいけません。この冬できちんとした練習を積む。それができるかどうかで来シーズンの結果が大きく変わってきます。本人もそのつもりでいるはずです。

今の取り組みの感覚で貧血から回復するとどうなるか。飛躍的に記録が伸びると思います。断言できます。それくらいの動きが出来ている。だからこそこれから先の対処は重要になってくると思います。普通にやっていたら回復は数か月かかると思います。各方面にいろいろと相談してベストの状況を作り出したいと思います。

気が付いたらその時に対応する。これだけは徹底したいと思います。本人が云々ではなく「判断をする」という部分を大切にしたいと思っています。本人はかなり苦しくてきつかったと思います。その状況が「当たり前」の状態だったから気づかなかっただけかなと。細心の注意を払って練習を見ていきたいと思います。
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blogについて

2018-12-26 | 陸上競技
細々とblogを続けています。

以前から書いていますが自己満足です。あった出来事を記録しておく。それが頭の整理なります。また、以前やっていたことの確認もできます。何度も何度も自分で確認をすることはありませんが。今回は大阪から戻ってきてもう一度前回大阪のhrk高校に行った時の事を見直してみました。こういう時にかなり役に立ちます。

学校訪問などをした時にはその時に感じたことを残しておくと便利です。不安なのはその時に感じたことが本当にあっているかどうかなのですが(笑)。それでもこうやって買いていくことで見えてくることがある。そう思っています。

今回はotk高校の記事をひたすら書きました。mtm先生からfnt先生に伝わったらしく怒られるのではないかと不安になりました(笑)。今のところ大丈夫みたいです。

こうやって色々と見ていくと本当に面白いなと思います。そして時々このblogを見ている「マニアック」な方々から連絡をもらいます。練習の意図を確認する部分です。いや、このblogに興味関心を持つというのは「かなりキテる」と思っています(笑)。陸上競技に関することでLINEなどでやり取りするというのは私的には最高に楽しい。

アホみたいに更新していたので閲覧者が若干増えていました。私のように指導実績がほぼない人間が書いているblogにどの段階で興味を持ってもらうのかよく分かりませんが。完全に趣味です。大阪でmtm先生が「Facebookとの連携がなくなりましたね」と言われていたので更新したことをお知らせできるように自分で自分の記事を開いて「シェア」ボタンを押すようにしました。

SNSで繋がるというのは賛否両論あると思います。それでもこうやって書き続けることで本来であれば出会うことのない方々と出会うことができる。「出会い系」ではありませんが(笑)。私は自分が好きで書いているだけ。繰り返しになりますが頭の整理をするためにはやはり必要な要素だと思っています。

出会いがある反面、「一部分を切り取って批判される」こともあります。「自分はすごいというのをアピールするな」とか「周りはお前の指導を良いと思っていない」「偉そうにするな」と書き込まれることもありました。SNSで配信するというのはそういうリスクもある。表現の仕方でクレーム対象になる事も多々あります。匿名での批判です。一時期本当に酷かったですからね。芸能人とかはこの何倍も酷いのだろうなと感じます。それって本当に意味があるのか?まーそういう時代なのかもしれないですが。

blogを書く。ここから何が生まれるのかは分かりません。が、書く事で何か変わるのかもしれない。そう思っています。小さな小さな活動なのかもしれないですが「何か」が生まれる可能性はある。私自身は普通の陸上好きだと思っています。大阪で見た「陸上競技が好きだから練習する」という選手達と同じ。純粋にその気持ちを持ち続けたいなと思います。大阪でお会いした先生方は本当に陸上競技が好きなんだと思います。そんな環境で陸上競技ができる選手達は本当に幸せだなと思います。

楽しくやりたい。心からそう思います。しつこくblogを書き続けると思います。毎回楽しい内容にはなりませんが。それでも書き続けたい。内容が支離滅裂かもしれませんが。記しておきます。
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