kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

様子を見ながら

2016-06-12 | 陸上競技
バタバタしていて更新が滞りました。無念。もっと早く更新できるはずだったんですけど。あれこれやっていたら時間だけが過ぎてしまいました。時間が経過する前に早めに記録しておきたいなと思うので省略しながらの記事になるかもしれません。お許しを。

金曜日、この日の朝は前日と同様に動きの部分を徹底しました。午後の練習につなげていくためです。この週はかなりハードな練習をしています。疲労は蓄積していると思っています。思い切って休むという展開もありかなとは思いますが、時間的に出来ることをやっておきたい気持ちがあります。難しい部分ですね。

この日は放課後、翌日の準備などがあったので練習の前半は選手にお任せ。道具の運搬も出来なかったので本人達が分担して運んだはずです。会議などがあればこのような形になることは当然ありえます。1週間後が中国大会とはいえそれはあまり関係ない。色々とやらないといけないことがある。ここは私自身も考えていかなければいけないと思います。練習ばかり優先するわけにもいきませんから。この辺りは私自身もしっかりと考えないといけないと思います。

私が到着した時にはチューブが終わるくらいでした。それでもある程度のことはできますから。細かいメニューは事前に渡しています。17時くらいの到着でしたからそれほど進んでいません。問題なし。出来る限り毎日の練習を見たいと思っています。が、それだけではない部分もあるのです。出来ることは最大限自分達でやってもらうという姿勢は必要になるかなと。

並走までやってバトン合わせ。前日の練習、かなりハードでした。当然ながら元気もない。長い目で見た時に「今回の中国だけが勝負ではない」と思っています。もちろん今回も本気で狙っています。が、そのために1年生中心のチームで調整ばかりはできません。走る量はかなり調整していますが身体作りに関しては多めにやるようにしています。かなりキツいメニューです。筋肉痛が残るようなメニューをやっています。焦りとかではなくこれから先を考えてのことです。

これは県総体も同様でした。勝ち上がることは大切です。今のチームに必要なのはある程度の「結果」でした。きちんとした練習を継続していけば「結果」が伴う。これを示さないと「キツイ事ばかりやっている」という感覚になります。これでは選手達のモチベーションも上がらない。だからと言って短期的な結果のみを求めるのは最後の段階で後悔すると思います。目の前の結果だけにとらわれずにしっかりと取り組んでいかないといけない。

中国に向けて疲労抜きをしなければいけない。そこは分かっています。多分、この金曜日が一番の疲労ピークだと思っていました。見ているとハムストリングを気にしていたり、大腿四頭筋を気にしている者もいます。本当はある程度走っておこうと思っていたのですがこの段階でメニュー変更。バトン合わせのみやって練習を終わらせました。選手は「え?終わりですか?」みたいな雰囲気でしたが「休む」という判断をしました。私的には無理をさせてやる必要はないと思います。

「重い」というなら今は休めばいい。動きが悪いなと感じる中で何本もやる必要はないですから。やるべき事は既にこの日までにやっています。そうであればここから無理をする必要性はない。終わらせてマッサージなどをやれば良いやという判断。ケア用品を使ってマッサージしてから早目に帰らせました。「終わり」と決めたのですからグランドにいても仕方ない。他のメンバーが練習しているから待っておかないといけない。これは違うと思います。それぞれにやるべき事がある。だとすれば大会に出る選手は試合で最高のパフォーマンスを発揮できるようにするのが大切。それでいいと思うのです。

他の者はそこから走りました。チューブを使ってドリルをしたりしながら短い距離を繰り返す。この日はやり投げも棒高跳びも関係なく走らせました。ここ最近全くといって良いほど走っていません。専門練習云々というのもありますが陸上競技の基礎は「走る事」だと思います。専門練習優先になり過ぎてしまっていつの間にか「走る事」が不足してしまう。もう一度原点に戻って走る事をしたいと思うからです。

動きを作ってから走る。短い距離ですが走りました。普段走っていない者にとってはかなりキツかったと思います。カーブ直線で。この練習はかなり好きです。スピード感覚を作りやすいからです。60mを何本か走って少し休憩をしてから今度は90m。休まず走っていますからかなりキツいと思います。だからといってここは止めません。中国大会がない。という事はもっと先を見据えてやっていかければいけないからです。身体作りや基礎的な事には時間がかかります。色々と考えながらやりたいなと思います。

最後に補強までやって終わりとしました。走りを見ていて股関節の開きが不十分だと感じました。走りの中でもっと股関節が使えて開かないとスイッチングだけで運ぶ事になります。そうなるとピッチは上がるが前には進まないという動きになります。それは避けたい。だからこそ他の動きを取り入れながら改善していきたいなと。見ている中で感じた事をその場で何とかしていきたい。現場で見ているから分かる部分だと思います。改善していく方法を少しずつ見つけていきたいと思います。

それぞれがやるべき事をやったと思います。練習を落とす判断も必要。自分で見たもの、感じたものを優先していきたいと思っています。

取り敢えず書き記しておきます。
コメント
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