kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

もう一度基礎から

2016-06-03 | 陸上競技
木曜日、この日は朝からかなり暑かったですね。どう考えても6月ではない(笑)。これからさらに暑くなると考えると悲しくなります。心が折れてしまうのではないかというくらいの暑さです。まー私は見ているだけなのですが選手はかなり大変だと思います。

この日の朝は本当に久しぶりにハードルを使った股関節周辺の動きをやりました。前日のNトレーナーの指導を見ていてやはりやるべき動きはこの辺りにあるなと再確認。それも左右差をなくして丁寧にやっていくことが重要かなと。何度も何度もやっていますがこれまでは雑な部分があったと思います。股関節がきちんと使えていなかった。指摘しても実感が湧かなかったのではないかと。最終的に「なんとかしよう」という気にならなければ動きは変わらないと思います。しっかりと膝を上げながら切り替えを行う必要があります。

午後からはダイナマックスを使った練習から開始。そこからもう一度ハードルを使った切り替えをしっかりとやりました。軸の移し替えという部分を加えながらですね。ここの部分を丁寧にやっていくことがレベルアップにつながっていくと思います。通年でやっていく必要性を感じますね。そこからはいつも通りの流れで。ある程度やってからスパイクでスキップ。

最初はスキップでのメディパスをしましたが全くダメ(笑)。軸が作れないのと強く投げることができません。これでは意味がないので直ぐに切り替えて別の練習をすることに。ダイナマックスを使ったスキップからランへという練習。これは何度もやっていますからそれなりに。見ているとこのスキップの時点で足が回ってしまう選手が数人います。ここに課題があります。改善していかないといけないですね。

そこからはシザーズを。これまで余りにも出来ないので止めていました。が、私がやりたい動きの中でここの部分はすごく大切だと思っています。膝と腰の移動を生み出すためにはどうしてもやりたい。が、これも狙いが明確になっていなかったら意味がないですからね。とにかく移動する感覚を作りたいと思っています。最初は出来ませんでしたがある程度やっているうちにそれなりに形になってきました。これからだと思いますね。少しだけでも移動感覚を作れれば間違いなく強くなります。ここは自信があります。時間はかかるかもしれませんが。

そこまでやってから後は並走。女子はいつも通りのメンバーで。男子は新しいメンバーで。女子は慣れていますから無難にできます。というか、見ていて「速くなったんじゃないか?!」と感じるものがありました。県総体で走ったことで良い練習になったのではないかと思います。近くからだけではなく遠くから見ても「速いな」と感じるものがありました。こういう経験を積んでいくことで間違いなく強くなると思います。

最後に30&60をやって終わり。もっと走ったほうが良いのかもしれませんが流れを大きく変える気はありません。特にこの日は前半で動きの確認やシザーズなどの動きをやっています。新しい動きを増やしていけば速くなるとは思いません。シザーズが出来るようになれば基本的な動きはほぼ終わりだと思っています。苦手な練習かもしれませんがやっていくだけで変わってくる。もちろん、他の事と組み合わせながらというのが大切ですが。一部分だけ抜き出してやったとしても効果は上がらないと思っています。全体のバランスの中で何やるかだと思いますね。

もう少し書きたいのですがblogを書きながらうつらうつらしてしまうのでこの辺りで止めておきます。おやすみなさい(笑)
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練習再開

2016-06-03 | 陸上競技
水曜日、練習再開です。3年生が県総体で事実上引退しました。秋まで続けても良いと思っているのですがなかなか難しい部分があります。新チームとしてどうしていくのかを考えていかなければいけません。3年生マネージャーが中国大会まで残ってくれるので何とか保てそうですが、チームとして活動するために準備はしておかなければいけないと思います。

朝練習ではもう一度原点に帰るということで「ダイナマックス」を使った練習としました。先日来、トレーナーの指導を見ていると色々な動きをしていました。これまでやってきた動きのなかで細かいことを意識してやっていくと効果は高まるのではないかと改めて感じました。ダイナマックスを使った動きで股関節周辺の動きや横向きの動き、後ろ向きの動きを意識してやっていく事でバランスも良くなるのではないかと思います。

ここの部分をもっと細かく意識しないといけないと思いますが。やるだけの雑な練習になったり左右差を生むような練習をしてしまったら故障を助長する結果につながるかもしれません。うちはかなりの量の練習をします。だからこそ1回1回の練習の中での動きを大切にしていく必要があるのだと。

見ていると個人で入賞した1年生2人がペアでやっていました。が、恐ろしいほど体幹が弱い。走るスピードだけを見たら「速いな」と思いますが、こういう部分をみると「出来ていないことの方が多い」と感じます。ダイナマックスを投げる勢いが全くない(笑)。それでも速いというのはどういうことなのか?!こういう部分は明らかに2年生の方が強いですね。

午後はトレーニング。こちらは筋力回復を目的としています。2週間近くまともにトレーニングができていません。試合が続くと調整調整で強い負荷をかけることができなくなります。それにより競技力のピークは下がっていことになります。中学生であればそれほどトレーニングをしないでしょうから関係ないと思いますが、私的にはほとんどこのパターンで練習はしません。師匠が「1年生でインターハイに行くと良いことはない」と良く言われます。大きな大会があればそこで結果を出すために本来やるべき練習ができなくなります。長い目で考えた時には「優先順位」をつけなければいけないと思いますね。

総体前に足に痛みを訴えていたM、別メニューでやっていくことにしました。先日来ていただいたNトレーナーに来てもらって動きのなかで見てもらうことにしました。こちらは完全にお任せ。実際にどの程度のことをやるのか私も分かりませんから見ていました。歩きやスキップなどのなかで足の向きや骨盤の動きなどを見てどうやってバランスの悪さを改善していくのかを判断しているようでした。面白い。

他のメンバーはシャフト補強。やはりキツいので動きが甘くなります。中国大会を決めたメンバーでさえもまだまだ甘さが出ます。股関節の柔軟性が低いというのもあるかもしれません。やりたい動きができない。筋力的にできない部分もあると思いますが、柔軟性の部分が不足してできない部分がある。様々な部分を上手くリンクさせながらやっていく事が重要だと改めて感じました。

その後、プレート補強とダイナマックスを組み合わせた練習を実施。これが案外キツいのです。見た目よりもしんどいと思います。プレートよりもダイナマックスを投げながら動くほうがキツいのではないかと思いますね。かなり息が切れていました。こうやって地味に体幹トレーニングを続けていくのは大切だと思います。これから何をやるのかを考えていかないといけないですね。これから暑くなると炎天下の中でこれだけのトレーニングをするのは大変です。しかし、私のトレーニングの特徴はここにあります。どのような形でやっていくのが理想なのかを考えていきたいと思います。

最後にNトレーナーに少し指導してもらうことにしました。簡単な補強から始めて股関節周辺のストレッチを。セルフでできるストレッチを数種目教えてもらいました。何人かはかなり硬い。これは故障の原因となります。早かれ遅かれこういう事が出来ていなければ怪我をしてしまう危険性は内在していたのだと思います。トレーナーの存在がチームに与える力は大きいと思っています。家で出来る事を自分から出来るようにさせたい。しかし、優先順位をつけないと全てやるのは難しいと思います。だからこそ「何をどのようにやるか」を選手自身が把握しておかないといけないのだと思っています。

再スタート。やはり3年生男子の存在は大きかった。声を出すにしてもこの子達が引っ張ってくれていたのは間違いないですね。声出しをするのは特定の選手になりやすい。もう一つ上のレベルにならないといけません。伸び代はかなりあります。そこを引き出すために「心」の部分をしっかりと作っていきたいですね。これからのチームです。見守ってください。
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ほぼ撃沈

2016-06-03 | 陸上競技
火曜日、この日は前日までのダメージが大きくほぼ撃沈していました。とはいえ、中国大会に向けての準備を少しずつ進めておかないといけません。とにかく忘れてはいけないのが大会申し込み(笑)。何においても迅速に対応しなければいけません。

後は空き時間を見つけて現時点での中国地区ランキングを作成。該当種目のみですが。うちのBOSSは投擲種目の全てのランキングを作成します。県総体だけではなくローカル大会まで全て拾ってのランキングですから実力が分かります。短距離系ではそこまでランキングにこだわらなくても良いかなとは思っていますが、ある程度の把握をしておくことは大切だと思っています。

あまりにも疲労度が酷くて記憶さえアヤフヤです。これは良くない。忘れないうちに書いておかないといけないと思っています。あれこれ精神的なダメージもあります。書けることもあればかけないこともある。

早目に帰宅してblogを書きました。県総体の事は可能な限り記録しておきたいので。かなりの時間をblog更新に使った気がします(笑)唯一の趣味かもしれませんね。

とりあえず記録しておきます。
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県総体~雑感~

2016-06-03 | 陸上競技
最後に県総体で感じた事を書いておきます。

・リレーの選手紹介&表彰
女子の4継の決勝。私はいつも見る場所で見ていました。近くには保護者や3年生のマネージャーもいました。リレーが始まる前の選手紹介、アナウンスの声が一緒に指導しているS先生でした。こうやってうちの選手が「勝負の舞台」に立っている時に一人一人の名前をうちの顧問が呼んでくれるというのは感慨深いものがあります。選手達の背中を押してくれている気がしました。さらには表彰式の紹介もS先生。私としてはかなり嬉しい出来事でした。

・棒高跳でN工業が表彰台独占
いつも色々と相談したり練習を見てもらっているG先生のN工業が棒高跳で表彰台を独占していました。数年前、私が前任校で指導していた時に棒高跳の選手がいました。県内で出場者は1人だけ。それがG先生が県内で指導を始めて一気にレベルが上がりました。当時は4mに行かなくても優勝していましたが今は4m60が2人。すごいレベルです。親しい指導者のチームが活躍するのは嬉しいですね。その反面、負けていられないと感じました。私も指導する中で県全体のレベルを引き上げられる指導をしたいですね。

・一冬越えることの意味
昨年度の県新人や県体。正直上位チームの状況を把握できていませんでした。うちのチームがそこで戦っているとは到底言えない状況だったからです。今年に入ってそれなりに冬季練習が出来た。ある程度戦えるようになってきたかなと。その時に始めて去年の上位選手や上位チームの確認をしました。やはり一冬超えることである程度の力が付きます。練習は偉大だと思います。逆に言え上手く練習が積めなかったら力があっても活躍できないという怖さも感じました。こちらも出来る限りの事をしながら準備していかないといけないと痛切に感じました。

・やれば強くなる
今回女子リレー、50秒3で走りました。もちろんスーパールーキーの加入があってのことだというのは分かっています。しかし、4人のうち2人は2年生です。2人とも去年は14秒台でしか走れていません。どれだけ強い選手が加入したとしてもリレーは4人いないと走れません。12秒台が2人いても14秒台が2人だったら50秒3は出せないと思います。目立つ部分ばかりが評価を受けますが、2年生2人の活躍があったからリレーで50秒3が出せたのです。次は1年生3人2年生1人で勝負に臨みます。インターハイ狙いで勝負したいと思います。

・適当なkaneko
これは本当に酷い(笑)。blogにも書きましたが200mに出場したSが25秒90を出した後の話。全体を集めて「Sは予選の前から25秒台を出すと宣言していた。自分で絶対やってやるというのは気持ちが強いから出来ること。それが結果につながる。」と伝えました。その話を聞いて2年生女子は「自分も強い気持ちを持ってやっていく」と思ったそうです。後で確認すると「先生、聞き間違いですよー」との事。「予選27秒0、準決勝26秒8、決勝26秒5のつもりで話したんですよ」と。どうも「5秒台」というのは「26秒5」の事だったようです(笑)。まー良いんです。私自身が「Sは25秒台で走れる」と思っていたんですから。「どれくらい出そう?」と何人かに聞かれましたが「25秒台に入ると思います」と答えていました。私的に選手と指導者の感覚が一緒だと喜んでいたのですが(笑)。適当だったとしてもそれにより他の選手の心が動いてやる気になってくれるのであれば結果オーライかなとは思っています。

・マイペース?
女子100mの予選、Nが出場していました。レース前に1本スタブロを合わせて走るのですが見ているとNだけかなりゆっくり戻っていました。自分のペースがあるのだろうなと思っていました。一緒に見ていた先生方も「強い選手の証かもね」と言いながら。親しいH先生は「分かる分かる、マイペースなんだよ」と(笑)。予選が終わって聞いてみると「実は2レーンなのに1レーンに入っていて審判に注意されたんですよ」との事。おいおい(笑)。初めて試合に出るんじゃないのに。マイペースなのかと思ったよと話をしていました。
準決勝のレース前のスタート練習。見てみると先程と同様一番後ろでゆっくり帰っています(笑)。こういう場面でも動じることなく「自分のペース」で動けるというのは強いですね。周りに流されることはない。スプリンターとしての資質を感じました。しかし、予選の時も結局自分のペースで動いていただけじゃないかと思うのですが(笑)。

・多くの人に支えられている
今回も試合の合間に様々な方と話ができました。保護者を始め、他校の先生方、卒業生、教え子、他校の保護者の方、スポ少のコーチなどなど。話しかけてもらえるだけでありがたいなと思います。情報交換という意味もあります。今うちがやっている取り組みを見てもらっているというだけでありがたいと。今回は高跳びのMoの保護者も観戦に来られていましたが、最後まで試技を続けることが出来ず大変申し訳ない事をしました。すぐに説明に行ってリレーの応援をしてもらいました。普段ほとんど走っていないだけに心配もされていたと思います。こうやって子供達が試合で一生懸命にやっている姿を多くの人に見てもらえるのは私個人としても嬉しく感じます。役員の関係も同様。自分勝手な主任の下で文句も言わずに職務を遂行してくださいました。人に恵まれています。

まーとにかくあれこれ感じています。中身の濃い県総体でした。あまりダラダラ書くと長くなりすぎるので(今更か)総体はこれくらいで。
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