kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

意識の変化・・・

2006-06-20 | Weblog
 最近、強く思うのは2年生の女子の意識が変わったということ。「強くなりたい」という気持ちが前面に出るようになりました。それはkanekoの力というよりも、「悔しさ」を経験したことによる成長か。自分たちでかなり動けるようになったし、kanekoが話しをする時にも集中して聞くことができるようになりました。はっきりいって「当たり前」のことですが、それが今までできていなかった。練習中の行動も以前に比べるとテキパキ動けるのは意識の問題。練習で走る時にだけしっかりと集中してあとはダラダラではチームとしてダメになる。それを自覚している様子。気持ちが前面に出てくることで「こんなんじゃだめだ」と口に出るようになった。遊んでいるんじゃない。それが分かってきたのかな。

 1年の男子はまだまだマイペース。この辺が違う。素人でも周りの雰囲気を読むことは必要。今日のウキョー↑も半分もできません。前半は3年生が見てくれていたのにもかかわらずのんびりワイワイ言いながらやっている。それでは今のチームの様子が見えていない。どれだけ必死になっているのかを見なければ。

 いつも言っていることですが世の中「陸上」が全てではない。陸上競技を通じて学ぶことは多いが、他の手段でも学ぶことはできる。その手段を選ぶのは本人。だからkanekoは陸上競技をやる以外にやりたいことがあるのならそちらをやってもらっても構わないと思う。「無駄」に時間を費やすのではなく何か他の事ができるのならそっちのほうがよっぽど効果がある。「股関節が硬いね」とずっと言ってきた。それが未だに改善されない。それは、まだ「甘さ」が残っているのでしょう。「陸上」は全てではない。しかし、そこから何かを学ぶためには練習の効果を最大限に高めるために「一生懸命」にならなければいけない。速く走るために股関節の柔軟性を高めなければいけないとずっと言われているのにも関わらず何も改善されないのは、必死になりきれていない部分があるのでしょう。最近はあまり言っていないので今日話をしてblogに書いたことで改善されていく可能性はありますが。

 中国大会を経験して何を学んだか?地区大会で終わっていたら学べないものがあることに気がついたのではないか?3年生の男子は中国に一番近いところまでいって寸前で失った。そこから学ぶことがあったはず。そのために様々なものを犠牲にしてきたはず。目標に届かなくてもそのプロセスは評価できる。
 
 2年の女子は大きく変わった。おーまちはみなみの意志を引き継ぐために行動できるようになった。ともは自分に足りないことに気がついて絶えず前を向いている。りのぷーはものすごく自分に厳しくなったし、周りに気を配るようになった。一番の変化はりのぷーでしょう。やまもとは自覚はあるようだが、全体的に余裕がない。「自覚」が芽生えただけでも大きな変化。1年の女子は「気持ちが前面に出る」ハルと「実はこっそり燃えている」ながひー↑がいる。女子は本当に変わった。Ryoji先生に褒めてもらえるくらいね。Ryoji先生はかなり厳しいですからね。その人がちょっと認めてくれたのはkanekoも嬉しい。

 今の男子はその分、まだ差がある。女子は中国を経験して100%変わった。でも男子は4月から練習を始めたばかり。その中でどうやって意識を変えていくのか?まずは周りをみなさい。りのぷーが最近どれだけ変わったかにお前達は気づくか?ともの意識の変化に気がついているか?ストレッチにしても基本動作にしても全てに関して「甘い」。kanekoの求めるものは以前に比べると間違いなく厳しくなってます。遊んでる暇はない。カノムラ、お前がしっかりしなさい。自分のことで手一杯なのは分かる。でも、男子キャプテンとして今のままでは差がつく一方だよ。もりき、おーた2、しもせ、きちんと周りをみなさい。動きなさい。

 「考え方」は意識をして行動しなければ決して変わりません。いつもいうことですがご飯を食べる時のはしの持ち方も何もしなければ変わらない。意識して変えようと思わなければ絶対に変わらないんですよ。必要と思うかどうかで意識できるかどうかは決まってくる。今の自分たちに何が必要なのかを考えてみなさい。

 今日の練習できっと明日は筋肉痛でしょう。これで筋肉痛になっていなければ「無駄」に時間を使ったことになる。どうでしょうか?股関節の柔軟性も高まるか? 
 
コメント
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