kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国大会最終日

2006-06-18 | Weblog
 今日は最終日。うちは出る種目はありませんが、マイルの雰囲気をしっかりと味わってくれたはず。

 特に一番印象的だったのが宇部高のマイル。予選でバトンを落とし、そこから這い上がって準決勝進出。400系で絶えずアウトレーンを引き続ける不運(ある意味強運)が続きましたが、4分3秒台で準決勝を通過。
 決勝の前には「山口県応援団」ができて、山口県の選手団が唯一の希望に思いを込めて応援をしていました。あの姿をみて、「みんなからの期待」を強く感じ選手にこっそりと「山口県選手団が応援してるから」と伝えておきました。
 実際のレースではそれぞれが自分の力を出し切って見事5位。インターハイです。様々な「悪条件」がある中で実際に自分たちの「夢」を掴んだ姿勢に強く心を打たれました。うちが「中国大会出場」を目指したように、同じ県内に「インターハイ出場」を目指して勉強との両立をしながらその「夢」を掴んだチームがいる。すごいことです。さすがkuboi先生。見習うべき事は多い。

 また、男子ではインターハイ出場を決めたチームが泣いていた。優勝できなかった事に対する悔しさで。この姿勢にも学ぶことは多かった。やはりすごい。

 kanekoはまだ甘い。実際に新チームになって「宇部には勝てない」と決めつけている部分があった。なんとか表彰台に乗ろうというのを新チームの目標にしていた。これじゃダメだ。目の前にいる「蛍光黄色」に勝たなければインターハイはない。力的に「これくらいでいい」なんて考えていたら絶対に無理だ。kanekoの目標は「宇部高に勝つ」ことに設定します。それは競技面だけでなく選手の競技への取り組み方でも。同じ県内に強いチームがいるんだからそこに勝つことがインターハイへの近道。「宇部には勝てない」と決めつけていたら残りの枠は5つしかない。宇部高からその切符を奪い取る位の必死さがあって初めて可能になる。必死に、がむしゃらに、なおかつ冷静に強くなろう。まだまだ伸びる要素は多い。強くなりたい選手はともに上を目指そう。近いうちにkuboi先生に挑戦状を送っておきます(笑)

 選手はどう感じたのだろうか・・・。場の雰囲気に慣れたのは確か。これをどうやって次につなげていくか。Ryoji先生に「良いチームになったね」と言ってもらえました。うちの最初の段階から知っている人がそうやっていってくれるのはやはり成長した証でしょう。ここで満足するのか?それとももっと強くなるのか?kanekoが与えるものではない。選手1人1人がどう感じるかだ。きっとうちは県内でもまだ無名です。ほとんどのチームがうちの存在を意識することはないでしょう。勝負できるチームになりましょう。みんなに応援してもらえるチームになりましょう。宇部高のように。

 良い大会でした。久々に高いレベルのレースを見て楽しくなりました。また頑張ります。
コメント (6)
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