17・15・12mCWでQSO
秋田の仲間が5月にV63GO、ZPでMicronesiaから運用した。80mがニューなので運用の依頼をしてあったが、現地へ到着してみるとローバンドは激しいローカルノイズで全く運用不可能で、残念ながら実現はしなかった。
今回関西のグループが数日前から運用を開始したので、30日FW0M(Wallis&Funtuna Is)と出来た事もあり、そろそろ今朝あたりからと少し遅くなってしまったが、期待を込めて5時15分頃から80mを聴き始めた。DXSCAPEを覗くとV60TIが3508で4時36分にRPTが掲載されていたが、既に遅く何んの気配も感じられなかった。とりあえずダイヤルを廻して行った。3512KHzSメーターは振れないがRS=559、5H3EE(Tanzania)がUP1で「noEu JA JA」の指定がきれいに聴こえる。UP1を聴く、Eu.U Zoneは聴こえない。JAが2局だけ聴こえた。これなら絶好のチャンスと久々に大興奮!即パイルアップに加った。信号の強さからして簡単にコールバックがあるものと予測していたが、どうやらEuの指定無視のQRM?か「JA JA」の指定を繰り返す。間もなく5~6局のJAが加わり聴きなれた常連組みが取り始めたが、このバンドシーズンOFFとあってか参加者は信じられないほど少ない。しばらくして「JA7?」と返って来た。自分にと期待して再び呼ぶ。何とローカルのJR7MAZ局がGet、次ぎに同僚のJA7GYP局、そして2~3回リピートを要求されてJO7HAM局がGetして行った。その後しばらく粘った結果「JR7?」とか「JA7?」「JA7L?」などと要求があり7から呼んでいるのは唯一自分だけになり、5H3EEは必死に2分程付き合ってくれて、また他のJA'sも大人しく待ってくれたが、残念ながら交信は不成立だった。
昔、ZA(Albania)が鎖国状態の頃の1970年にDL7FTがZA2RPSで特別許可を得てDX-Pedを実行した時、100W+GPの自分の信号が取れなくて何度もリピートを要求された。DL7FTは取れるまで要求して来たが、当時はJA'sの人口もそれ程多くなかったので皆んな最後まで待ってくれる様子だったが、余にも時間を要してしまったので、当時ローカルだったJA7MAさんに「断念する」と伝えてもらった事があった。当時はBY(China)と並んでアマチュア無線禁止国だったから、数年前のP5(N.Korea)並だったが、現在なら即罵声も飛び交うが、当時は何事も起こらず実に温厚で優雅な時代であった。
今朝のこの状況は丸で当時の再現、全く予測外の5H3EEとのやり取りをジッと耐えてくれたJA'sに感謝すると共に、この時代にもまだ寛大な気持(精神)の持ち主がたくさん存在する事を再認識した今朝は興奮したり、取り逃して深い失望感も味わったが素晴らしい一時だった。
5H3EEの信号は強かった。3.5MHzCWのAFはNewOneで興奮しながらワッチしてました。PLomがコールするのをしばらく聞いていました・・「早ぐいがねがな」おらも、ほしいなと思いつつ、スタンバイしていました。
JA・・JAとのコールにパイル、こちらはスピリットにセットし、パイルの一番上で呼びました。
自分のコールが返ってきた、やったっ! R 599TU..でGet出来ました・・・これでAFは3B7,5Hの2エンテンティです。
これもPLomのアンテナ改修指導(CD78Jr(HP化))の賜物と感謝しております。 FB DX