プエルトリコ本島から約2Kmのカリブ海に浮かぶアメリカ領の小島“デセチェオ島”の約17年ぶりの二週間に及ぶ大規模なDXペデションが今夕6時に終了した。
自然保護により上陸禁止のこの島、仮に再び15~6年後にあったとしても既に自分はこの世に存在はしていないだろうし、今回が実質ラストチャンスと思いを込めて連日挑戦した。標準以下の設備と市街化住宅地の劣悪な環境で、カリブ海からの微弱な信号はほとんど都市雑音に埋もれて、40mバンドは逃してしまったが実力相応の敢闘賞?は得られたのではないだろうか。
14日午前1時からスタートしたが、過去に交信済みの局は開始当初は遠慮する様にとのお達しもあり、二日間じっくり様子を拝見して三日目夕方の80mから参戦した。
ローバンドのコンデションは予測以上に良好で16日は17:30Jには559でオープン、未だ取りこぼしと思われるBig Gunも入り混じって当然の猛パイルアップの中で幸運の女神が微笑んだ。そして翌朝の20mは“お達し”を無視して不謹慎ではあったが、ハムペリこのバンドはダイポールアンテナ並でダメモト気分で挑戦した。何と5分ほどでGet、欲のない時はこんな調子で何とも心地良い快感だった。これで快調なスタートが出来たと思ったが、しかし翌日から30mは全く聴こえず、17mもごく短時間に信号の存在がわずかに確認出来る程度で、特に40mのオープン時はヨーロッパ中心の運用となり連日待機してようやく最終日にJA解禁。18:07の不完全なコールバックを神に託したが、結果はバツでSSB(電話)も各バンドエリア指定ですら馬力不足で惨敗して閉幕した。
私とホボ同じ設備ですから同じ成果(結果)ですね。(当然ですね!)
W.I方向は7エリアが有利だと思いましたが聞こえが悪かったようですね。
兎に角、久しぶりに燃えて楽しんだ2週間でした。
次はアベスが控えていますね。