ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ADXAミーテング1

2010年09月19日 | アマチュア無線
   
             
                     
ADXA(Akita DX Association)恒例の秋のミーテング、昨年は体調不良で二年ぶりの参加は国道13号線北上の一人旅。まだ一度も走行した事がなかった長井、白鷹、寒河江経由で大石田までの裏街道走行と考え出発したが、米沢市内で二度も迷い不安が募る。同時に高速道案内看板が目に入り即座に断念表街道に復帰した。
途中のそば屋で昼食と思ったが、秋田県境近く金山町にあるNHKや民放TV旅番組等で紹介された廃校になった分校を活用した“谷口がっこそば”が何となく気になって二年ぶりに立寄った。地元の母さん達が土日と祝日だけ営業するこのそば屋、13時半に到着すると2台の観光バスが自分と入り代わり、駐車中の車16~7台も半数以上が他県ナンバーで“TVのチカラ”はあい変らず健在だった。
   
                     
先程の観光バス客は別室だった様で、それでもテーブルは8割ほど埋まり空きスペースへ相席になった。板そばを頼むと僅か1分程でお茶を飲む間もなく運ばれて来た。何とも早い配膳?そばは何となく艶が無い、口にすると芯はまだ山形そば特有の硬さはあるが、表面は既にふやけ状態だった。不信感を抱きながら厨房に目を向けると、何と大釜の中にとっぷり入る80cmもあるか金網の大ざるで、多分10人前は下らないそばを茹で揚げ両手で釜から持ち上げたところだった。団体も入るし客数からしても本人達はごく自然な成行きかも知れないが、たまたま自分の様な時間の経過したそばに当ってしまった時は災難だ。
メニューには前回無かった「そば餃子」と「揚げそば」が登場していた。「揚げそば」を注文。これは何処のTVだか忘れてしまったが、蕎麦がきを油で揚げた物で、ネギを散らした大根おろしに醤油をかけて、それを浸けながら食べるように指示された。表面はカリット香ばしく中身はトロリと予測以上の珍味だった。茹でて時間経過した不味いそばもこれで帳消しと我慢した。商売繁盛の落とし穴、母さん達が気づいていれば幸いだが、このままでは廃れる?
   
             
                     
ミーテングは平成の大合併で今は湯沢市に編入された、秋田県最古と言われる秋の宮温泉郷の秋の宮山荘で開かれた。ここは昔仕事で泊まった記憶もあって、秋の宮は今日で3回目の、当時の事はあまり思い出せないが懐かしい所だ。療養中で宿泊は困難と云う160mのパイオニア、世界の神様と賞賛されているJA7AOさんも介護タクシーで無理を押して駆けつけて頂き、各自短時間ではあったが懇談する事が出来た。また160m現役の世界的著名人JA7NIさんも最近135KHzの超長波帯でPCを仲介した通信方式でアメリカやカナダと交信が成功して世界記録を達成したとか。その通信方式もイマイチ分らないので、お聞きしたいと思っていたNIさんも急用でAOさんの後に早々に帰られて目的は叶わなかった。しかし、その後は皆とお互いに老けた顔を突合せながらしばらくぶりの懇談に満足した。
            
二次会開始早々の風景。21時頃には早くも酔いが廻りこの場でイビキをかき熟睡してしまったり、自然に一人二人と欠けて自分も22時半頃には床の中、昔は徹夜が常識だったのに、みんな老けて想像以上に馬力も低下してしまった。

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