朝日新聞 2019年6月26日03時00分
報道写真家9人による合同展「トウキョウドキュメンタリーフォト2019」が25日、三鷹市と武蔵野市のギャラリー2カ所で始まった。お互いの取材分野の枠を超えてドキュメンタリー写真を発信する取り組みで、2017年に始まり、今年が3回目。今回は公益財団法人朝日新聞文化財団が助成する。入場無料で、30日まで(正午から午後7時。最終日は午後6時)。
幼子を抱え、うつろなまざしで座り込むミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャの女性。豊穣(ほうじょう)を祈るボリビアの先住民族。再稼働への準備が進む新潟県の柏崎刈羽原発が見える海岸に立つサーファー……。
高木佑輔、鶴崎燃(もゆる)、森井勇介、龍神(りゅうじん)孝介、川畑嘉文、柴田大輔、冨永晋、丸山耕、山下隆博の各氏の作品計95点が展示される。それぞれが長期間追い続けた作品からは独特の緊張感や空気感が伝わってくる。
事務局を務める冨永晋さん(41)は「インターネットで写真が氾濫(はんらん)する時代だからこそ、事実を記録し、伝える報道写真の役割はより重くなっていると思います」と話す。
会場は三鷹市井の頭3丁目の「キチジョウジギャラリー」と、武蔵野市吉祥寺南町1丁目の「GALLERY KAI(カイ)」。29日午後1時からは、写真家・橋口譲二さんによる写真批評「ポートフォリオ・レビュー」がGALLERY KAIで行われる。詳しくはオフィシャルサイト(http://tokyodocumentaryphoto.com/)へ。(仙波理)
https://digital.asahi.com/articles/ASM6P43LQM6PUQIP01B.html?_requesturl=articles%2FASM6P43LQM6PUQIP01B.html&rm=381
報道写真家9人による合同展「トウキョウドキュメンタリーフォト2019」が25日、三鷹市と武蔵野市のギャラリー2カ所で始まった。お互いの取材分野の枠を超えてドキュメンタリー写真を発信する取り組みで、2017年に始まり、今年が3回目。今回は公益財団法人朝日新聞文化財団が助成する。入場無料で、30日まで(正午から午後7時。最終日は午後6時)。
幼子を抱え、うつろなまざしで座り込むミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャの女性。豊穣(ほうじょう)を祈るボリビアの先住民族。再稼働への準備が進む新潟県の柏崎刈羽原発が見える海岸に立つサーファー……。
高木佑輔、鶴崎燃(もゆる)、森井勇介、龍神(りゅうじん)孝介、川畑嘉文、柴田大輔、冨永晋、丸山耕、山下隆博の各氏の作品計95点が展示される。それぞれが長期間追い続けた作品からは独特の緊張感や空気感が伝わってくる。
事務局を務める冨永晋さん(41)は「インターネットで写真が氾濫(はんらん)する時代だからこそ、事実を記録し、伝える報道写真の役割はより重くなっていると思います」と話す。
会場は三鷹市井の頭3丁目の「キチジョウジギャラリー」と、武蔵野市吉祥寺南町1丁目の「GALLERY KAI(カイ)」。29日午後1時からは、写真家・橋口譲二さんによる写真批評「ポートフォリオ・レビュー」がGALLERY KAIで行われる。詳しくはオフィシャルサイト(http://tokyodocumentaryphoto.com/)へ。(仙波理)
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