元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2024 6月19日

2024年06月19日 | いろいろ
先日、久しぶりにWオケのOB会報が届いた。

卒業してもう40年近くになる。
20年ほど前に1982年の西ドイツツアーに参加した代のOB達による演奏会が企画され、その練習と本番(聴くだけ)に参加したことはあったが、
現役たちの演奏会はとんとご無沙汰していて、OB会の活動にもほとんど無関心だった。

6年前の夏、突然週刊文春にWオケの記事が出た。
私も随分お世話になったチーフアドバイザーで、長年Wオケの運営と音楽面を支え、確か永久名誉顧問にもなっていたOB・T氏にまつわる金銭トラブルが発覚!
この件をきっかけにT氏はWオケから離れ、オケの運営体制を刷新するためにかなり大変な時期があったと聞いていた。


悪いことは続くもので、その直後にやってきたのがコロナ禍。
オケの活動そのものができない時期が続き、人は揃わないは技術は落ちるはで、文字通り混乱状態に陥ったとのこと。
そんな中、しばらく中断していたヨーロッパツアーを再開したいとの声が団員たちから上がり、実現の道を模索。
過去のツアーとは全く異なる態勢で臨むことになり、また現地のマネジメントも一から構築するという難題も降りかかってきて、音楽面のみならず運営面でも苦闘した時期があったのだと、初めて知った。


この春に行われたツアーでは、R.シュトラウスの『ドン・ファン』、石井眞木の『モノ・プリズム』、GM一番といったプログラムで、3週間かけてミュンヘン・ウィーン・ベルリンと言った大都市を含む9公演を行い、成功裏に帰国したとの報告が会報には掲載されていた。

私も1982年春の西ドイツツアーに文字通り雑用係の一員として連れて行ってもらい、人生唯一の海外経験を積ませてもらったのだったが、今回後輩たちが大変な苦労をしながらも自分たちの力でヨーロッパツアーの実現にこぎつけ、
そして見事に成功を収めたことには、本当に心からの拍手と賛辞を贈りたい。


ここ10年ほど、Wと言えばラグビーだとばかりにラグビー部ばかり応援し、寄付もラグビー部対象に行ってきたが、今回の会報を読んで改めてWオケの若い後輩たちに対して老OBとしてできる限りの援助をしたいと心から思うようになった(苦笑)。
まずは定期的にOB会費をちゃんと払い、その上で物心両面で応援できることを出来る限り続けていきたいと思う。


今年は帰郷してから初めて、後輩たちの演奏会を聴きに行ってみるとするか(^^)b

コメント
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