元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2022 5月3日

2022年05月03日 | オフ
3連休初日。

娘が丸一月ぶりに帰省。
何がどう変わろうはずもなく、帰ってきて早速リビングでゴロゴロしている(苦笑)。


迎えに行った駅では、あちこちで「久しぶりー」とか「よく来たねー」と言った声が聞こえた。
コロナ禍で帰省できなかった、あるいは出かけられなかった人たちがそれだけ多くいたという事か。


だが、日常はまだ戻らない。
来年はどうなる事だろうか?

①読了した本



20C初頭の高名な音楽評論家による著作。
オーケストラ音楽を巡る論考はかなり興味深く、また面白いものだった。

しかし、様々な作曲家に関する記述の中で、ドビュッシーとマーラーに関する部分はかなり違和感も。
1936年初版という事で、まだまだ研究と評価が定まっていなかっただろう当時の様子が逆に良く伝わってきた。

こうなると次の本も読みたくなる。
既に買ってあるのだけれどもw。




②今日の鑑賞音源




コダーイ:「孔雀」の主題による変奏曲、バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲(ドラティ&CSO)

1953年の録音。
頗る良好とはいえないもののまずまずの音質。

ハンガリーの指揮者がハンガリーの作曲家の作品を演奏する音源。
ドラティにとっては誇らしい事だったろう。

当たり前のことのようにも思うが、では日本人指揮者が日本の作曲家の作品を同じように誇りを持って取り組んで来ただろうか?
そして取り組んでいるだろうか???

ついつい色々なことを考えさせられた音源だった。

③鑑賞中の音源



ロシアの古い行進曲とワルツ集(ロシア国防省ブラスバンド)

行進曲も勿論だが、ワルツに凄く感じるものがある。

DSCH好きとしては、彼の『ジャズ組曲第2番』のワルツを連想する。
何ともチープで、しかし物悲しい音楽。
これって「ロシアの/ロシア風ワルツ」という伝統があるという事かしら?


さて明日はカミさんと娘が映画を観に外出するらしい。
私は家でのんびり過ごすことにしよう。


コメント
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