元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

6月19日

2020年06月19日 | 音楽

やっと聴き終わった↓

RW:トリスタンとイゾルデ(メルヒオール、フラグスタート 他/ライナー&LPO 他/コヴェントガーデン歌劇場ライブ/1936)

 

クライバー盤、ベーム盤に続いて3組目の『トリスタン』@ライナー。

 

 

80年以上前のライブ録音と言うことを感が考えれば、音は十分鑑賞に堪えうる。
そして、ライナーは思った以上にロマンチックだった。

クライバーの官能性や、ベームがバイロイトのオケから引き出す圧倒的なまでに重厚な響きと比べると若干聴き劣りはするものの
メルヒオール&フラグスタートのコンビは、21世紀の基準においても素晴らしい声と歌を聴かせてくれる。


第二幕の時間止まったかのような「愛の二重唱」や、第三幕の長大なコール・アングレのモノローグ、そして「愛の死」の高まりと静寂。

 

やはりライナーは基本オペラの人だったんだなあ。

大分昔にライナー&ウィーン国立歌劇場の『マイスタージンガー』を聴いたことがあるけれど、
また聴きたくなってしまった(^^)。

 

そういえば今月は、本来上野に二期会の『マイスター』を聴きに行くはずだったのだ・・・。

 

延期になったそうだが、行けるかなあ(苦笑)?

 


PS1『トリスタン』の直後はクラシックを聴く気になれず、現時点でディラン最新のオリジナルアルバム(2012)を↓

B.ディラン:テンペスト


収録曲を眺めると、最長の『テンペスト』が13分!を超えるのを始め、全10曲の一曲当たりの平均はたぶん7分前後。

こんなアーティスト、他にいるのかしら!?

 

PS2 そういえば、もう一組聴きたい『トリスタン』があったのだったw。

ホフマン、ベーレンス 他/バーンスタイン&バイエルン放送響 他(演奏会形式)

 

これの抜粋盤が、初めての『トリスタン』だったはず。


全曲、改めて聴きたい!

コメント
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