元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

やっぱり今年も悩む・・・

2009年03月09日 | Weblog
本日課題曲の譜読みを敢行。

音にした順番は2→4→1。
で、どうだったかというと・・・。



うーん、難しい(苦笑)。


自由曲は、どちらかというとしっとり・じっくり聴かせる場面が多いので、
課題曲はマーチで元気よく!という選択はあり。

でも、2も4もはっきり言ってすっきりしません。
ざっと通しただけでも突っ込みどころ満載の譜面のようです(^^;)。

でも、そこをすっきり聴かせるのが我々の課題でしょう。
数日、じっくり考えます(ちなみに生徒は4を支持する方が多数派)。



個人的には、1(シャンソン)にもチャレンジしてみたい。

以前『ミニ・シンフォニー』という曲がありましたが、私は好きでした。
課題曲を通して「形式(スタイル)」を積極的に学ぶというのは、とても大切だと思います。
最近の曲は、あまりにもイメージ重視というか、標題に寄りかかりすぎているような気がするもので。


1(シャンソン)は、生徒達が全く触れたことがないであろう古楽のスタイルを学ぶには、適した教材のようです。
ただし、課題曲として取り上げるに適しているかどうかはまた別の話で(>_<)。



昨年のコンクール、伊奈学園高校がバッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ・第2番』より
「シャコンヌ」を取り上げました。

本番の演奏そのものは、個人的には大絶賛!とまでは感じませんでしたが、
それにしても作品そのものの持つ力のすごさに改めて圧倒されました。


『トッカータとフーガ(D-m)』や『パッサカリアとフーガ(C-m)』など、やってみたい作品はいろいろありますが、
薄っぺらなイメージだけでは追いつけない、作品の本当の力を感じさせられる演奏ができれば、素晴らしいと思います。


また、それとは全然違う意味で演奏してみたいのが、バッハ/田村文生編:『前奏曲』。
現代におけるバッハのアレンジの意味を問う作品でしょう(^^)。




さて明日は高校入試本番。
夜は組合の飲み会が待っています。



PS1

今朝はプリンスを聴いてこようと思ったのですが、例によってカーCDが不調。
あれやこれやと試しているうちに、上手くかかったのが

■豊島十中吹奏楽部:伝説の名演

でした。


昭和41年の『エルザ』、49年の『幻想(5楽章)』、60年の『だったん人』・・・、


どれも素晴らしい演奏です。

特に『エルザ』は、当時の中学生の演奏水準を考えれば、文字通り驚異的!



生で聴いてみたかったなあ。


PS2

カシオのキーボード到着。
約H千です。




コメント
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