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元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2024 7月29日

2024年07月29日 | 吹奏楽
吹奏楽ネタ、続くw

ここ最近の鑑賞音源↓



British & American Band Classics / Fennell, Eastman Winds

1 William Byrd Suite
2 Coronation March "Crown Imperial"
3 Prelude and Scherzo, Op. 52/H 178 "Hammersmith"
4 Symphonic Songs for Band
5 Fanfare and Allegro



トッカータとフーガ(ブラン&ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団)

1 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
2 ハンガリア狂詩曲第2番
3 歌劇「盗むかささぎ」序曲
4 喜歌劇「詩人と農夫」序曲
5 牧神の午後への前奏曲
6 ディオニソスの祭り
7 「アルルの女」第2組曲より ファランドール


ともに吹奏楽の歴史的名盤とされる音源。
編成も選曲も対照的だが、今聴いてもどちらも共に素晴らしい。
しかし、若い世代の吹奏楽ファンでこれらの音源、バンド、レパートリーをきちんと知っている人たちがどれほどいるだろうか?

クラシック音楽と比べて歴史が圧倒的に浅い吹奏楽ではあるが、それでもこういった古典的なレパートリーは確かに存在している。
しかし、コンクールに熱中している人たちの耳にはきっと届いてはいないのだろう(T_T)


勿体ない、ああ実に勿体ない!


流行っている曲はやがて廃れる。
長く生きていると、嫌でも分る事だ。
今のコンクールで盛んに演奏されている作品の多くは10年、いや5年と生き残る事が出来るかどうか大変疑わしい(苦笑)。

いい音楽を聴きたい。
そのために価値ある作品が演奏されて欲しい。
望むのはそれだけなのだが...




PS1 本日届いた本たち↓





PS2 これからちゃんと読もうと思っている本(苦笑)



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2024 7月28日

2024年07月28日 | 吹奏楽
吹奏楽コンクール県大会第2日目、小学校・一般の部を聴いてきました。

小学校の部の代表となった3校は、いずれも地区予選よりも大幅に改善された演奏を聴かせてくれて、納得の結果に。
特に応援している学校は、全団体の中で最もスケールの大きい響きと表現で、個人的には文句なしの1位でした(^^)b

個人技に秀でた学校、安定した合奏技術を持った学校、そして一番音楽を聴かせてくれた学校。
これから更に細部を磨き、より表現の振幅を大きくして来る東北大会に臨んで欲しいと思います。


さて今日まで気が付かなかったのですが、その東北大会がこちらの地元で開催されるとのこと(驚)。
9月上旬の週末が楽しみですな。



PS 本日のドライブのお供はオールディランw!






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2024 7月23日

2024年07月23日 | 吹奏楽
本日遂に猛暑日......(T_T)

最高気温30℃で「暑い!」と騒いでいた頃が懐かしい(苦笑)。


さてFacebookで伊藤康英先生が韓国で開催されたWASBE(世界吹奏楽大会)の模様をかなり詳しくレポートしてくれた。

そこで特に取り上げられていたのがLandesblasorchester Baden-Wurttemberg(バーデン-ビュルテンブルク州立吹奏楽団)の演奏会。
さらにはそのプログラムに含まれていたKosmickiとかSuner-Oriolaといった作曲家の作品も高く評価されていた。


早速手持ちの音源と動画で聴いてみる。



El Jardin de las Hesperides (Jose Suner Oriola)



Danse Satanique(Alexandre Kosmicki)

どちらもなかなかの骨太な力作。
というか、最近のコンクール向け邦人作品に見られる安っぽさ、というかお手軽さ(失礼!)が微塵もない。

こういう作品がどんどん紹介されて、どんどん演奏されるようになったらよいのだが...。


ああ、もう眠いwww


PS バーデン-ビュルテンブルク州立吹奏楽団の大昔の音源は持っているので、後で探し出して聴き直してみよう。

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2024 7月7日

2024年07月07日 | 吹奏楽
雨の七夕。
午前中吹奏楽コンクール盛岡地区大会・2日目を聴きに行ってきた(午前中のみ)。


例年午前中に行われる小学校の部だけ聴いて帰るパターンだったが、今年は高校大編成の部-小学校という流れ。
仕方がないのでw、高校の部も聴きました。

正直なところ、特に面白い演奏はなかった...かな。
『ディオニソス』を取り上げていた学校が、4週間後の県大会までにどう仕上げて来るかは興味あるけれど。


お目当ての小学校の部は、今年もハイレベル。
応援している学校も、他団体と比べて一際明るい響きでいい演奏を聴かせてくれました。

勿論まだまだ発展途上。
これからまだまだ手が入ってどんどん変わっていくと思いますが、いい意味で伸びしろは一番ありそうなので(苦笑)、県大会も楽しみです。


毎年コンクールを聴いて思う事ですが、「上手いなあ」と感心するバンドと、言葉には出来ない感動を与えてくれるバンドは別ものですね。
そしてそこには必ず「どんな作品を演奏するか(選ぶか)?」という事が絡んで来る。
今日「上手だな」と思った学校が、もっと別な作品を選んでいたら...、と毎年思っているのです(>_<)


PS1 往路のドライブのお供はこちら。初モントゥーでしたが、けっこう気に入ったかな(^^)




PS2 復路はこちら。コンクールの口直しw



モーニン・イン・ザ・ミッドナイト(ハウリン・ウルフ)


PS3 昨日のジャパンXV-マオリ・オールブラックス戦の画像です(^^)b




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2024 6月30日

2024年06月30日 | 吹奏楽
6月末日。
本日はコンクール地区予選高校の部&一般の部を鑑賞。

高校小編成部門は6団体参加。
数年前より明らかにレベルが上がって来ているのを感じた。

しかし、やはり選曲の差は大きい。
一抜け団体は所謂コンクール向けの打楽器大活躍作品だったが、2位&3位の団体はそれぞれ鈴木英史作品と西村朗作品。
作品のクオリティは明らかにレベルが違っていて、コンクールは選曲から既に始まっている事を改めて実感した次第。


大編成は高校と一般合わせて4団体。
課題曲は...、やっぱりうーん...な感じ(苦笑)。
特にⅢは、近年クオリティの高い作品が排出される委嘱作品枠の中で、特に昨年の『ジェネシス』を聴いた後では今イチパッとしない印象を受ける。
酒井作品らしいと言ってしまえがそれまでなのだが(>_<)。

イチ推しの学校は余裕を感じさせる演奏だったが、やはりf/ffの響きの固さが気になってしまう。
そこさえクリアできればかなりいいところまで行けると思うのだけれども。

トリの一般バンドに半世紀以上付き合いのある幼馴染が、それこそ四半世紀ぶりに新しい楽器を持って参加。
老骨に鞭打ってwよく頑張っていたと思う。

私も退職したら、どこかのバンドで吹いたりするのかなあ???

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2024 6月29日

2024年06月29日 | 吹奏楽
6月最後の週末は久しぶりの真夏日。
とはいえ湿度は低いので、エアコンを稼働しなくとも全然大丈夫なのでした。

今日は買い物してから吹奏楽コンクール地区予選会場にちょっとだけお邪魔。
明日の高校の部のタイムテーブルとプログラム確認の為だったのだが、全部門自由曲の9割方がコンクール向け邦人作品だったの見てかなりゲンナリ(T_T)。
全団体聴くつもりではあるが、面白くはなさそうだなあ(苦笑)。

因みにクラシックの編曲作品はコルサコフの『スペイン綺想曲』一曲のみ。
中高の先生方も生徒/奏者の皆さんも、共に技術的にも音楽的にも充実した真の良作を知らないまま演奏しているというケースが少なくなさそう。

けっこう深刻(>_<)。


PS 本日の購入コミックス×2



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2024 6月5日

2024年06月05日 | 吹奏楽
#お前ら好きな吹奏楽曲教えろ(Xより)

・スター・パズル・マーチ
・K点を超えて
・コープランド:シェーカー教徒の旋律による変奏曲
・M.グールド:バラード
・ミヨー:フランス組曲
・W.シューマン:イエス涙を流したもう時
・ベンソン:The Leaves are Falling
・ヴァイル:小さな三文音楽
・クルカ:『勇敢な兵士シュヴァイク』組曲
・アイヴズ:カントリー・バンド・マーチ
・バーンズ:ヨークシャー・バラード
・C.ウィリアムズ:交響的舞曲第3番「祭り」
・ニクソン:太平洋の祭り
・チャンス:呪文と踊り
・A.リード:音楽祭のプレリュード、イェルサレムを讃えよ
・ホルスト:一組&二組
・G.ジェイコブ:ウィリアム・バード組曲
・R.v.ウィリアムズ:イギリス民謡組曲
・F.シュミット:デュオニソスの祭り
・メンデルスゾーン:ノットゥルノ
・間宮芳生:吹奏楽のための序曲
・伊藤康英:ぐるりよざ、抒情的「祭」
・黛敏郎:トーン・プロレマス55、スポーツ行進曲
・矢代秋雄:吹奏楽のための祝典序曲「白銀の祭典」
・伊福部昭:倭太鼓と吹奏楽のための「ロンド・イン・ブーレスク」
・小山清茂:木挽歌
・シェーンベルク:主題と変奏
・ハンソン:コラールとアレルヤ、ラウデ
・ネリベル:復活のシンフォニア
・フサ:この地球を神と崇める
・大栗裕:吹奏楽のための神話
・團伊玖磨:行列幻想、奏鳴曲
・シュワントナー:そしてどこにも山の姿はない
・パーシケッティ:おお、涼しい谷間よ
・メシアン:われ死者たちの復活を待ち望む
・グレインジャーの作品群
・三善晃:深層の祭、クロス・バイ・マーチ、スターたちのアトランピック’96
・田村文生の作品群
・ケックラン:民衆のための四つのコラール

この辺で止めときますw

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2024 4月10日

2024年04月11日 | 吹奏楽
久しぶりの3コマ授業。
準備が忙しくてバタバタしてしまった(苦笑)。

さて今日チョイスしたのがパーシケッティ作品集(コーポロン&ノース・テキサスWS)



ディベルティメント、詩編、ページェント、交響曲第6番、セレナーデ第11番、仮面舞踏会、寓話第9番

この中では『詩編』(Psalm)が特に気に入っている。
もっと日本で取り上げられるべき作曲家だと思うのだが、名前すら聞いたことのない人が沢山いるのだろうな(呆)。


話は飛ぶが、件の『聴かず嫌い』の中でコーポロンについて全く触れていなかったのはやはり納得がいかん(>_<)!


PS 今日届いた本@Amazon



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2024 3月26日

2024年03月26日 | 吹奏楽
午前中から霙、雪、雨と降り続いた一日。
2月と3月逆でないかい(苦笑)?


さて昨日届いたこちら↓




これだけ充実した資料を作ってくれた事に、まずは心から感謝したい。
本当にありがたい。


しかし、言いたいことがない訳ではない。


①第2章:戦後編にH.ハンソンの名前と作品が無いのが納得いかない。

『コラールとアレルヤ』、『ディエス・ナタリス』、『ラウデ』等重要な作品を沢山書いてくれたのに、なぜ落とされたのかしら?
正直、C.T.スミスよりもよほど重要な作曲家だと思っている。


②第3章:21世紀編。この分野が一番弱いのは自覚している(苦笑)。

聴いた事の無い、知らない作品が多数並んでいるので、実際に聴いてみないと何とも言えないのは確か。
しかし、スパーク・グレイアム・アッペルモントと言った作曲家たちの、ブラスバンドからの編曲作品が少なからず入っている点については疑問に感じる。


③第5章:邦人作品編。本音を言えば日本人作曲家の作品だけで一冊作って欲しいぐらいw

全体の枠が決まっているので、セレクションが大変だったろう事は想像に難くない。
しかし、ここに岩井さんの作品が入っているのは今イチ、どころか今サン、今ヨンぐらい理解できない気がする(>_<)。

しかし、この本を読んだことで、名取吾郎や間宮芳生や斉藤高順や小山清茂や田村文生や北爪道夫や、その他諸々の邦人作品に触れるきっかけが出来たら嬉しいとも思う。


それにしても。今まで日本でこういった資料が皆無だったことの方がおかしかったのだ。
先ずは皆読んでみて(^^)b


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2024 3月4日

2024年03月04日 | 吹奏楽
怒涛の週末振り返りwその一

1日(金)は毎年恒例誕生日&卒業式がダブルでやってくる日(苦笑)。
寒い一日だったけれど、恙なく業務を終えて帰宅。
平日なのでカミさんの帰りは遅く、久々に準備した夕食はこんな地味地味メニュー。




明けて2日(土)はコロナ禍以前の2019年秋以来の仙台訪問。
お目当てはこちらでござった。



1月のオオサカ・シオンWOに続いて吹奏楽連荘。
数年前に前任校の卒業生K君が中央音楽隊からこちらに異動してきて以来、地元では何度も聴いているのだけれど、
仙台での演奏会に足を運ぶのはこれが初めて。

プログラムはこんな感じ↓



前半は全て吹奏楽のためのオリジナル作品で、しかも殆ど知られていない作品ばかり。
結構入っていたお客さんも、かなり眠い目をこすっていたのではないかしら?
実際隣に座っていたオネーさんもほぼ爆睡状態w

しかし、演奏自体はかなり気合が入っていた。
メキシコの作曲家の作品(『センセマヤ』)が面白く聴けたかな。
個人的にはプロの吹奏楽団がこのようなチャレンジング(苦笑)なプログラムを組むのは大歓迎である(^^)b


後半は一転アレンジ作品を並べて。

バーンスタインの『ディベルティメント』を全曲聴いたのは多分初めて。
バーンスタインらしいユーモアや皮肉が利いていてなかなか面白かった。
そういえば、往年の福工大付属高校吹奏楽部がコンクールで取り上げていたなあ。

トリは『アルルの女』組曲。
間奏曲のK君のA.Saxソロ、メヌエットのFlソロを始めじっくりと聴かせてくれた大人の演奏。
こういう演奏を聴きたくて行ったんだよ(^^)!

アンコールは『エニグマ変奏曲』から「ニムロッド」。
これがまた美しかった。
部活動の吹奏楽からはなかなか聴けないゆったりとした、そして繊細な響きがとても心地よかった。


終演後K君とも少し話ができたし、またK君の同級生のT君とも約30年ぶりに再会!



とても楽しい仙台詣ででありました。


PS 仙台へのお供はこちら↓



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