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石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

11月27日~28日の日程で消防団第一分団の旅行に参加しました

2010年11月28日 | Weblog
 こんにちは、国立市消防団第一分団所属の石井伸之です。本日は、年に一度の消防団第一分団による旅行に参加しました。

 それにしても、つい数時間前に出火報で出動しただけに多くの参加者は眠い目をこすりながら、早朝の集合場所に参加しており、私も朝の目覚まし時計が鳴り響くのを横目に、辛い寝起きでした。

 今回の旅行では、羽田空港から松山空港へとび、松山城を見学した後に一泊し、そこからしまなみ海道を通って、瀬戸内海に浮かぶ大島で昼食をいただいた後に広島空港から羽田へ戻るというものです。

 松山の街は、11月28日に龍馬伝が終った後の番組として予定されている、坂の上の雲の主人公である秋山真之・秋山好古・正岡子規が生まれ育った町ということから、あちこちで坂の上の雲が宣伝されておりました。

 その宣伝よりも更に強力な選挙カーが町並みを選挙しているので何事かと思えば、愛媛県知事選挙と松山市長選挙の選挙戦最終日ということから、商店街は各候補者の主戦場と化しています。

 とある候補者は、街中を支援者たちと動き回っては、商店の中で様々な人々と握手をして回り、ある候補者は多くの市議や県議と共に演説をしていたりというように、選挙戦最終日は白熱しておりました。

 そのような姿を見ると、どこでも選挙スタイルは変わらないということが分かります。

 さて、私たち一行は最初の見学先である松山城に向けて、急な坂を登っていくと、松山城へ向かうロープウエイとリフトの乗り場が見えて来ました。幹事の方より渡されたチケットには、両方とも乗れると書いておりましたので、綺麗な景色を肌で感じることのできるリフトを迷わず選択しました。

 登っていくに連れて、木々の合間からは瀬戸内海と松山市内が一望でき、最高の気持ち良さです。

 リフトを降りて少し歩くと松山城に到着し、城内に入ると松山城築城の歴史が丁寧に掲載されており、歴史の大好きな私にとっては食い入るように熟読しておりました。愛媛県西部の宇和島藩は伊達家の分家が治めていることは知っており、てっきり伊達家が入っているのかと思いましたが、実際に築城したのは賤ヶ岳の合戦において七本槍の一人としても有名な豊臣秀吉の家臣であった加藤嘉明という武将が、関ヶ原の戦いでは東軍につき、武功を上げたことによって、伊予の国(現在の愛媛県)に20万石を拝領し、その際に当時勝山と名付けられていたこの場所に築城したのが松山城の始まりだそうです。

 その後、加藤家が会津40万石へ転封となり、代わりに入った蒲生忠知(蒲生氏郷の孫)が死去した際に嫡子が無く、お家取りつぶしとなり、その代わりに桑名藩主であった松平定行が藩主となり、大政奉還までその知行が続いたと書いてありました。

 熊本城や姫路城に比べると規模は小さいものの、天守閣からは瀬戸内海と松山市内を一望できる場所であることからも、この地が陸にも海にも通じる要衝だったのではないでしょうか?


松山城から見る松山市内の様子です。

 松山城の後にはロープウエイとリフトの発着所に展示されていた坂の上の雲についての様々な展示を一通り見学すると、12月5日から始まるNHKの坂の上の雲第二部が楽しみで仕方ありません。

 小説「坂の上の雲」を何度も読んだ私としては、その後の展開を記憶しているものの、それが映像としてどのように展開して行くのか、心から楽しみにしております。

 さて、初日は300年以上の歴史がある「ふなや」という旅館に泊まり、翌日はレンタカーでしまなみ海道に入ります。途中にある大島では、潮流体験ツアーというものがあり、リンク先を見ていただくと分かるように、40人程度が乗れる船で30分程度渦潮や今治港、しまなみ海道の下をくぐりながらあらゆる島々の周辺を巡るものです。

 まずは、今治港に並んでいる船舶の巨大さは圧巻され、その次は不気味な潮流に驚きました。海底から吹き上げるかのような潮流があるかと思えば、激しく波立つところもあり、激しい流れが渦を巻く姿は、海の難所であることをアピールするに十分であるように思いました。

 それから、しまなみ海道から広島空港へ行き、ANAで羽田空港へ戻って来ました。今回の旅行も幹事の方々がしっかりと見どころを考えて計画を立てていただきましたので、参加者全員が大満足の旅行でした。こういった息抜きがあると、年末年始の歳末特別警戒や出初式に向けての訓練、いつ発生するかも分からない出火報に向けてもモチベーションを維持することができます。

 
瀬戸内海の景色です。

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