4月1日(火)アルヒル桟道からバンコクへの帰路 昨年7月以来、二度目の訪問。
入り口です。
入場料はひとり30バーツ、邦貨約96円。英、仏、独、蘭、日、タイ各国語のパンフレットを自由に取って入場。仏、独語以外は当事国の言語です。
看板には日本軍指揮官が捕虜に言ったであろう言葉「よく働く奴には良い待遇を、そうでない奴は罰を受ける事になる」
罰=拷問の事と思われ、軽いもので重量物を持たせたまま手を上げさせて長時間放置し動くと殴る蹴る、木に縛り付けて雨が降ろうが気温が40℃超えようがそのまま放置、更には腹が破裂する寸前まで無理やり水を飲ませ(やかんやホースを使用)日本兵が椅子の上から腹の上に飛びのる と言った手法を用いたとか。
日露戦争や第一次世界大戦当時の日本軍は捕虜を人道的に扱い、世界各国から賞賛されたのですが、なぜこうも変わったのか。
有名な「許そう、しかし忘れないぞ」。戦後、元捕虜が元日本兵に言った言葉だそうです。
博物館の建物。捕虜が住んでいた小屋を再現したものです。中に当時のスケッチや捕虜の遺品が展示されています。内部は撮影禁止。このような掘っ立て小屋で満足な食料や医薬品を与えられないまま、重労働に従事し、虐待を受け、コレラやマラリヤ、熱帯性潰瘍(皮膚が腐れていき、やがて骨や内臓が露出し死に至る皮膚病)で沢山の捕虜がなくなられたそうです。
船着き場もあり。
永瀬隆さんの銅像。この博物館建設の中心人物だそうで、元陸軍憲兵隊付軍属通訳。当時の日本軍の所業にショックを受け、戦後は教師を経て英語塾を経営しながら私財を投じ、タイの子供たちに奨学金を与えたり、この地に戦没者慰霊の為の寺院を建立したりと人生を贖罪に費やしておられるそうです。元捕虜の方から「握手しても良いと思う唯一の日本人」と言われたとか。
小さな売店もあります。
この時の来館者はタイ人夫婦一組、フランス人3人のみで、日本人に向けられるまなざしはきついものではありませんでした。
博物館はこのお寺の敷地の一角に位置します。
境内には古そうな門が残ってました。
勝者敗者関係なく、アウシュビッツや広島長崎、アリゾナ記念館や南京、731部隊博物館等、世界各国の人々がこういった場所を訪れてくれれば、戦争は起こらないのではないかと思うのであります。ブッシュさん、胡錦濤さん、イラクやチベットに思いを悩ませているのなら、一度足を運んでみてはいかがかな。



罰=拷問の事と思われ、軽いもので重量物を持たせたまま手を上げさせて長時間放置し動くと殴る蹴る、木に縛り付けて雨が降ろうが気温が40℃超えようがそのまま放置、更には腹が破裂する寸前まで無理やり水を飲ませ(やかんやホースを使用)日本兵が椅子の上から腹の上に飛びのる と言った手法を用いたとか。
日露戦争や第一次世界大戦当時の日本軍は捕虜を人道的に扱い、世界各国から賞賛されたのですが、なぜこうも変わったのか。








勝者敗者関係なく、アウシュビッツや広島長崎、アリゾナ記念館や南京、731部隊博物館等、世界各国の人々がこういった場所を訪れてくれれば、戦争は起こらないのではないかと思うのであります。ブッシュさん、胡錦濤さん、イラクやチベットに思いを悩ませているのなら、一度足を運んでみてはいかがかな。