撮りさるく

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ソンクランに思った

2008-04-20 17:08:50 | タイ王国
4月13日(日)~4月15日(火)のソンクラン期間中の街中の様子です。

深夜、いきなり白人の攻撃を受け唖然とするタイ人の若い女性。その間をおばちゃんが迷惑そうにすり抜けていくのがいい味出してます。

次の獲物を物色する白人。

通りがかったタクシーへバケツ攻撃を敢行。不発でした。

高架鉄道ホームにて今日の反省をする少年たち。緑色をしたのが大型水鉄砲。短機関銃くらいの大きさがあります。びしょ濡れで寒くないのかね。

水を滴らせながら帰路につく少女たち。

全身びしょ濡れでバスを待つ少女ら。

出撃前の打ち合わせを行う白人二人。

びしょ濡れのまま舟に乗る少女。座席から床に水が滴り落ちてました。あとから座るお客さんには大迷惑ですが。

ワットカランの参道にて。タンクつきの大型水鉄砲を装備した女性。タンクは熊のプーさんとか、ドラえもんバージョンもあります。タンクの水は、デパートやスーパーのトイレで補充します。火炎放射器ならぬ「水噴射器」。

渡し舟に乗るびしょ濡れカップル。疲れ切っています。
男性が持っているのはタイではあんまり好まれないピストル型。
王宮付近での様子。

移動する攻撃部隊。

タクシーの車中から。

ピックアップの荷台に乗って広範囲にわたり攻撃を敢行する機動部隊もおります。

このあたりは水掛け渋滞が発生しておりました。なぜかと言うと、

車道まで降りてきて水をかけるからです。

車道は水浸し、しかも白粉が溶けこんでいるので滑って危険。

自転車で通りかかる人にも容赦なし。

屋台も客も被害を受けます。

単車に四人乗り。タイでは普段でも見かけますが、この時期はほぼ酔っ払い運転の為、非常に危険。

最近タイ国内ではこのソンクランの水掛けにかかわる社会問題が論議の的となっています。
①飲酒運転による交通死亡事故の多発。
②婦女暴行事件の多発。
③対立する若者グループの抗争が多発。今回バンコクでは銃撃戦に発展、1名が死亡。

わが故郷長崎でもお盆の精霊流しでは舟の担ぎ手同士による喧嘩や交通整理の警察官に対する公務執行妨害、暴走族の跳梁などといった事はありましたが、タイほどひどくなかったなあ。こういうエネルギーを必要とするイベントは、そのエネルギーを正しい方向に向ける必要がありますな。