撮りさるく

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ラマ9カフェは8時だよ全員集合だった

2008-04-12 01:22:43 | タイ王国
4月6日(日)明日の月曜日も祝日で休みの為、夜の暇つぶしにバンコクの笑いの殿堂、ラマ9カフェへと赴く。明日が休みの為か、この日は深夜2時過ぎまで営業。インターネットで「バンコク カフェ」と検索しても出てくるのは「おしゃれなカフェ」がほとんどですが、こっちのカフェもいいもんですぜ。

タクシーを捕まえ、「ファーラムガウカフェー、パイマイ」「OK」という会話のみで無事到着。外観はすすけた倉庫のような建物。看板には芸人の顔がびっしり。

入り口。クルマを降りるとドアマンがすぐさまよってきて中へ案内してくれます。


夜10時半頃入場、漫才のような芸をやっていた。

続いてコント。なんとハリセンが使われております。

スキンヘッドとバカ殿風。二人並ぶとかなり濃い。

客席との掛け合いもあり。

舞台上の芸人もさることながら、見事なのはバックの生バンド。シンセサイザー、ドラム、ギター、ベースの4人が「ヒュー、ポコ」「ズドドドド」「ドドン」「チーン」など、おなじみのズッコケ効果音を絶妙のタイミングで繰り出します。これには恐れ入りました。

続いて歌のステージ。女性が並んで歌います。なぜかひとりでは歌わない。

ひとりの女性にマライがかけられました。

マライとは、お札で作られた首飾りです。日本でも大衆演劇の芸人さんがたまにかけているのを見ますな。
気に入った芸人がいれば、ホールのスタッフを捕まえて、お金を渡すとその金額のマライが芸人にかけらる仕組み。金額は下限設定があるようですが、たぶん200か300バーツ(600~900円)くらいでしょう。
マライがかからない女性は少し気の毒です。羨ましげに横を見ております。

民族衣装のバカ殿登場。

バカ殿二人の掛け合い。左は阿藤海、右は若い頃の志村けんといった雰囲気でした。

次のコントでは再びハリセン登場。

踊りも濃い。

オバQのようだ。

客席の様子。入場料、テーブルチャージは一切なし。手短に言えばステージの併設されたレストランで、飲食代のみの明朗会計です。言葉がわからなくとも充分楽しめます。ずばり言うなら「8時だよ全員集合」、内部での写真撮影はOK。

料理(タイ料理です)もうまいし接客もしっかりしており英語メニューもあり。びっくらこいたのは男子トイレの中に二人もいる店員。常駐しているのでしょうか、椅子なんぞ持ち込んでおり、二回行ったら二回とも見かけました。用をたしている最中におしぼりで首筋を拭いてくれたり、肩や背中をマッサージしてくれたりします。チップ20バーツ(邦貨約64円)づつあげましたが、出るものもひっこみそうでした。