撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

ラノーンイミグレ出国

2021-06-30 03:02:32 | タイ王国
2019年11月18日(月)


8時40分、悪人ヅラ船頭についてイミグレへと向かう。写真の青看板表示の Passport Control と書いてある方へ曲がると



そこが出入国手続きの場所だった。窓口左が入国、右が出国である。
右のドアは事務所への出入口でひっきりなしに有象無象の出入りがあったので中を覗いて見たら、海上自衛隊の将校が着るような白い制服を着たおじさんが窓口に、その上司であろう白制服のおばさんが肘掛け椅子に座っていた。

さらに驚いたのは、コピー屋に連れてこられた TIB青ジャンパーの天海祐希がいて、ミャンマー人を尋問しているではないか。
目があったら「あらら、まだ出国してなかったの?」と笑顔で言われてしまったので、これから出ると答えたら、日帰りなら夕方5時までに戻って来る様に言われた。

TIBというのは THAI IMMIGRATION BUREAU の略で、天海祐希は出入国管理局の職員だったのだ。コピー屋での揉め事の仲裁に食堂でぶっかけ飯を食っていたとっつぁんに職場から連れ出される出入国管理局員がいるのは、またそれを許すイミグレというのは世界でここ ラノーンだけであろう。

ちなみに窓口のガラスはマジックミラーになっていて、外から事務所内は見えぬが、事務所側から外は見えるので、ガラス越しに怪しい行動は慎むが賢明である。

なにはともあれ、ユルユルの雰囲気満載のイミグレで出国手続きを無事終え、桟橋へと向かったので以下次号

往復600バーツ貸切ボートでミャンマー行き決定

2021-06-28 04:15:50 | タイ王国
2019年11月18日(月)ラノーンのイミグレ前のコピー屋でひと騒動あったが無事パスポートコピー2部をゲット、出国手続きに向かおうとしたら


筆者がチェックアウトの為、昼12時までに宿に戻らねばならない事を知ったコピー屋のオヤジが舟を手配してやるという。貸切で往復600バーツ(邦貨約2,200円)との事。

舟は乗り合いなら片道50バーツ で行けるとネットで情報を得ていたので、「往復100(邦貨約360円くらい)で行けるのではないのか、600は高い」と言ったら「片道50は地元民価格でタイ人でもよそ者なら100バーツゆえ、外国人のあんたも片道100、往復200だ、また乗り合いだといつ出るか判らんし時間も結構かかるぞ。悪い事は言わんから時間に余裕がないのなら貸切で行け。」と食堂の客2人も口を揃えて言う。

確かに12時までにはティニディーインをチェックアウトし、さらにこの日はクラビまで移動せねばならなかったのでミャンマー往復は時間的に厳しくなっていた。そこで素早く計算。

いつ出港するか不明な乗り合いにラッキーで往復100で乗って、帰りのソンテオ15、宿の追加金は確実とみて450、合計565バーツ。確かに片道100という情報もネットでつかんでいたので往復200なら合計は665バーツに跳ね上がる。
いっぽう、貸切なら往復600、ソンテオ15、宿の追加金なしで合計615バーツ、乗り合い往復200なら貸切往復600の方が安くつく。
考えた末、時間を優先しオヤジの提案に乗る事にした。

するとオヤジは電光石火の早業でどこからか悪人ヅラの船頭を連れてきて「こいつは友人だ、信用していい。」と言い残し、出入国管理局に用があるといって、オートバイに乗って出て行った。

悪人ヅラ船頭は筆者からパスポートのコピーをひったくるとついて来いという。

以下次号

サパンプラー コピー屋でひと騒動

2021-06-26 04:57:36 | タイ王国
2019年11月18日(月)タイからミャンマーへ舟で渡らんとラノーンのイミグレに7時37分に到着。悪名高い客引きと交渉して舟に乗ろうと思ったが客引きが全く声を掛けてこず、逆にどうしていいか途方に暮れるという妙な展開となった。

舟着場と外を何度か往復していた所、ようやく「ミャンマーに行くのか、パスポートのコピーは取ったか」と英語で話しかけてきたオヤジに出会ったのでついて行って

8時15分、イミグレの向かい側 ガソリンスタンド敷地内にある コピー屋に入った。舟の客引きではなかったが情報が取れそうだしコピーも必要ゆえ良しとした。
2019年11月時点、日本人は特例でミャンマーへビザなし渡航が可能であったが、パスポートのコピーは必要でそれを忘れてきたのだ。



コピー屋外観、食堂も兼ねていて写真右の方、赤や緑のプラスチック椅子が置いてある所で食事中の客が見える。

パスポートを渡すとオヤジは中へそれを持って行って中にいたあんちゃんにコピーを取らせていた。
さらにオヤジは「渡航には写真とビザ代10米ドルが必要だ。ドルはピン札でなければいかん。うちでどうだ」と言ってきたが、日本人はビザなしで行けるので写真と10米ドルは要らないというと、「そんなはずはない」と反論しだした。

なぜか食堂の客2人、とっつぁんとおばちゃんが「この日本人が言っているのが本当ではないのか」と論戦に加わり、筆者そっちのけで激論が展開され出した。肝心のコピーはどうなったか事務所の中に入って見たら、既に仕上がっていたが、あんちゃんが困った顔をして手に持っていた。多分オヤジが経営者で、オヤジの許可がないと渡せないのであろう。

そのうちとっつぁんがどこからか TIB とロゴが入った青のジャンパーを着た天海祐希に似たお姉さんを連れてきて、筆者に「この人に聞いてみろ」という。
何者かは不明だが天海祐希に似たお姉さんは英語ができたので、英語で「日本人はビザなしでミャンマー行けるハズですが」と聞いたら、筆者のパスポートを見て「その通り、写真も10米ドルも不要」と断言しどこかへ去って行った。オヤジは皆から非難される事となった。

「いやあ、すまんすまん」と頭を掻くオヤジに確か20バーツだったかを払ってパスポートコピーを受け取り、イミグレに向かわんとしたが、「舟の目ぼしはついているのか」とオヤジが聞いてきたので以下次号


サパンプラーで客引きが寄ってこず一旦撤退

2021-06-24 05:33:52 | タイ王国
2019年11月18日(月)タイからミャンマーへ舟で渡らんと


ラノーンのサパンプラー出国ポイントで客引きが声を掛けてこないか待ったが音沙汰なし。


階段を下りて舟のそばまで行ってみたが、完全無視された。

客の入りは悪くないのだが



8時12分、まだ一艘の舟も出港せず。
舟を見たらどれも満席になっておらず、満席になってから出港するシステムのようだが船頭が客を取り合って5割くらい席がうまった舟が何艘も出港待ち状態、にも拘らず筆者に船頭から声はかからなかった。

これではミャンマーに向けていつ出発できるか判らない。ロットゥーやソンテオでも満席にならないと出ない事があるが、少なくとも順番というものはある。ラノーンの舟は無秩序状態である。
筆者はチェックアウトの為、昼12時にはティニディーインに戻らねばならん。



客引きを求めて一旦桟橋を離れ、外へ出たので以下次号

ラノーンイミグレはサパンプラーだった

2021-06-22 04:26:33 | タイ王国
2019年11月18日(月)


7時37分 ラノーンのタイ ミャンマー間の出入国ポイントへ到着。
ここに来るまでイミグレに行きたいと言って2台のソンテオに乗車拒否されたが到着してみて理由が判明。
看板にはデカデカとタイ語で ทําเทียบเรือเทศบาลตำบลปากน้ำ と書いてあり日本語訳すれば「市営ボート波止場 パクナム区」となる。
その下には ศูนย์บริการแบบเบ็ดเสร็จ これはワンストップサービスセンター という意味だ。どこにもイミグレーションという単語はない。

3台目の運ちゃんが地球の歩き方のイミグレ写真を見て「サパンプラー สะพานปลา」 と言って乗せてくれたのはこの看板を見て理解できた。タイ語の「サパン」は橋、「プラー」は魚という意味で直訳すれば「橋魚」だが、意味は「桟橋」となり「市営ボート波止場」に通じる。
ソンテオを利用してラノーンのイミグレに行きたい場合は「サパンプラー」と言えばい良い事が判って勉強になった。


とにかく入ってみた。

突き当りまで行ってみた。右側。



ミャンマーへ行くにはこの舟に乗るのだ。
ネットでは「客引きがしつこい」とか「ボラれる」とかいう先達による情報が多数見られたが、筆者には客引きが全く寄りつかず逆に困った。
客引きに相手にされず困ったというのも変だが、どの舟に乗ればいいのか判らないのだ。



突き当り左側。舟はあるが乗客はいない。



誰か声を掛けてこないかと待ったが、誰も来ない。
以下次号。

ラノーンイミグレまで僧侶と歩く

2021-06-20 04:25:28 | タイ王国
2019年11月18日(月)


7時33分 赤4番のソンテオに料金15バーツ払ってラノーンはサパンプラーで降車。100バーツからの釣り銭のうち旅の安全を願い50バーツを僧侶に寄進したら僧侶に声を掛けられた。



僧侶は筆者が降りた所から10メートル先で降車し露天商から何やら買っていた。



イミグレは RANOMG IMMIGRATION CHECKPOINT จุดตรวจหนังสือเดินทางと書いてある矢印の方向にある。 
タイ語部分はจุดตรวจがチュットゥルーワでチェックポイント、หนังสือเดินทางがナムスードゥンタンでパスポートという事だろう多分。



矢印の方向、道路を渡らねばならん。



ついて来いというので道路を渡って僧侶の後について歩く。写真正面に赤と白のツートン遮断機が見えるがその向こうは漁港施設になっていて魚介類のニオイが結構キツイ。



道中の無事を祈るといわれて僧侶と別れた。 7時37分 ラノーンイミグレが見えた。以下次号

ソンテオでラノーンイミグレに向かう

2021-06-18 04:29:32 | タイ王国
2019年11月18日(月)憧れの地、ミャンマーを目指し、レンタカーを駐車場に置いて


7時11分 ティニディーインを出て歩く。



昼12時までに戻ってチェックアウトせねば1泊邦貨 2,000円ちょっとの宿で延滞金450バーツ、邦貨約1,600円を追徴されるという、スリル満点の旅程で、歩く速度も心なしか早くなる。


大通りに出てティニディーインのフロントで得た情報「赤4番」のソンテオを捕まえイミグレに行こうとしたが、トラブル発生。
ニセタイ語で「トンカーンパイ パマー、パイ イミグレーション マイ」と運ちゃんに伝えるが、乗車拒否にあった。しかも2台続けてである。
3台めを捕まえて同様に運ちゃんに伝えるが、やたら首をかしげているので、急ぎ「地球の歩き方」を取りだしラノーンイミグレの写真を示すと


「オー、サパンプラー」

7時23分 ソンテオに無事乗車。筆者の他に乗客は助手席の僧侶と



荷台席におばちゃんがひとりだった。


そのうち大通りから住宅街に入り、客を何人か拾って

運ちゃんにここだといわれ、7時33分 降車。



やって来た方向を見る。以下次号


ラノーン 5時59分

2021-06-14 03:31:35 | タイ王国
2021年4月の岩手県水沢江刺出張記を挟んだ為に中断していた2019年11月の訪タイ記を再開する。
2019年の訪タイ3日目、11月18日(月) 朝早くに目が覚め


5時59分、宿泊先のホテルの駐車場に出てみた。早朝だけあって涼しい。
ここはタイ南部ラノーン、しかも春ではないが枕草子の「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」が頭に浮かんだ。



筆者が一夜の宿としたのは車寄せまであってラノーンで最も格式が高いとされる ティニディーホテル@ラノーン、1泊3,500円くらい。



と同じ敷地内にある ティニディーイン という安宿だ。アゴダで予約して確か1泊2,000円ちょっとだったと思うが2021年6月13日現在、ホテルともども予約ができない様になっていた。これも武漢ウイルスの影響だろう、週金兵、責任とれよ。



ティニディーホテルより安い分、出入口も貧相だが治安が悪くなく寝られれば良いのである。



建物に沿ってホテルとインの宿泊客のクルマやオートバイが停められていた。



我がレンタカー、日産アルメーラ号に異常がないか点検、異常なし。屋根の朝露が早朝の涼しさを示している。
ナンバーは 9 กฎ 8018 กรุงเทพมหานคร、日本風に読めば 「9 クド 8018 クルンテープマハナコン」 となりプーケット空港で借りたにもかかわらずバンコクナンバーだった。日本の距離感でいうなら函館空港でレンタカーを借りたら品川ナンバーだったといった感じだ。誰かがバンコクから来てプーケットで乗り捨て返却したのだろう、恐れ入谷の鬼子母神である。

さてこの後憧れの地 ミャンマーに向かって出発したので以下次号

水沢江刺を後にした

2021-06-09 03:21:06 | 岩手
2021年4月23日(金)1泊2日の出張を終え、12時39分発の東京行きやまびこに乗車すべく


12時34分 改札に入った。
キツイ出張だったが、合間に種山ヶ原や旧岩谷堂共立病院、アテルイ像といった名所を見る事が出来て実り多き1泊2日だった。



ホームに上がる階段にアマビエのポスターがあった。
一刻も早く武漢コロナの流行が終わり、自由な活動ができるよう祈る。そしてこの麗しのイーハトーブ 岩手県にも沢山の人々が訪れる事を願って岩手訪問記はこれにてお開きとしたい。

さて次回より中断していた2019年11月訪タイ記を再開する。宜しければご笑覧賜りたい。

水沢江刺駅かけそば

2021-06-08 03:54:51 | 岩手
2021年4月23日(金)


12時28分 水沢江刺駅構内にある立ち食いそばの



かけそばを食った。ウマかった。