トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

山ストーブ

2020年10月23日 | データ

山で調理するには色々な道具が必要。その中で山用ストーブは色々なタイプが存在する。私は安全性や簡便性を考慮してOD缶のガスストーブ(バーナー)を使っている。

現在使用中の物はプリムスP113で最高出力を2300kcaL/h、五徳3本、自動点火装置付です。ただし長年の利用で自動点火装置は点かなくなり現在は取り外して使っています。最近は山フライパンでの料理が多くなりフライパンの安定性が気になっていた。そこで金網など駆使してP113の五徳を安定させようと工作するも今一良い感じには作れなかったので新たに買い足す事にした。

検討のポイントは、①携行性(パッキング)、②五徳の安定性、③火力は2,300前後、④頑丈

で色々な比較サイトも眺めてみるが、お湯が沸くスピードやら防風性などがポイントで比べているものが多い。

私がストーブを持ち出すのは泊り山行で日帰り山行の場合は山専ボトルにお湯を持っていくので沸騰スピードは重要でない。(泊り山行で縦走する場合でも朝出かける前に山専ボトルのお湯を入れていく)

また、ストーブはテントの前室などで行うので防風性も比較の内容にはならない。その私なりの前提でストーブを選ぶと点火装置の付いていないスノーピークのギガパワーストーブ地となる。

長年愛され続けた頑固なデザイン、携行性、ゴトクの安定性、火力の微調整、充分過ぎる火力は秀逸。スノーピークが新潟三条のメーカーと言うのも気に入りました。早速今までのものと比較します。

左が現行のプリムスで右がスノーピーク:五徳が4本で重量69g、2,500kcaL/h。燃料調整レバーが操作しやすい。

フラパンも安定。

火力もフワーと広がり底全体に熱が周ります。プリムスのP115やP135は火力が中心に集まりすぎ炊飯などでは焦げ付く事がよくあるそうです。P113でもその症状はメスチンなどで炊飯する場合に多く発生した。

パッキングも今まで同様にソロセット極チタンに収まります。P113も一緒に入りそうです。このパッキングでOD缶110満タンで3泊4日までなら確実にこなせる。

ガスストーブを高火力で利用する場合、極端にガス使用量が増えますのでこのような使用方法は通常しません。山では時間がたっぷりありますので3分だろうが5分だろうが大きな意味は無く、使用燃料の消費こそが大切。

ちなみに500ccの水(気温・水温20度)を標準火力と弱の間ぐらいで沸かすと、7分で沸騰し使用燃料は6gでした。高火力で行うとこれの倍以上の燃料を使います。大切なのは余分に燃料缶を持参しなくて良いことです。私のような使い方では110gのOD缶で128分使える事になります。

OD缶は山行前に満タンに充填しています(自己責任)。

防風をBBQ用の極厚アルミシートで作る(折り曲げただけ)。実はこれが色々形を変えれて非常に便利。

ただし、使用時はOD缶を覆うのでOD缶が熱せられないよに調整要、私はOD缶に触れて防風の開き具合を調整している。うまく調整すればブースターの効果もある。

クッカーと一緒にパッキング。

※OD缶は防風カバーなど利用しないように記載されてます。(充分注意して自己責任で)



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