トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

ツクモグサに逢いに八ヶ岳(硫黄岳、横岳、峰の松目)

2012年06月25日 | データ

■2012.06.23 週末は梅雨時の登山日和と言うことで、いまだ見たことのない『ツクモグサ』に逢いに南八ヶ岳へ
そして以前に行きそびれた『本沢温泉』も入ってみたい。
何時ものように深夜に自宅を出発し3時間半をかけて登山口の桜平へ、駐車スペースは登山口近くを確保。
5:10 ゲート脇を抜け登り始める。しばらく行くと夏沢鉱泉。

6:25 オーレン小屋。ここでザックから料理パンを取り出し朝食とする。

6:56 夏沢峠。ここで山びこ荘の小屋番さんに本沢温泉の状況を聞き、台風の影響で入れない事を聞いた。
残念、またしても野趣溢れる本沢温泉に入る事が出来ない。
・・・・・

仕方なく歩き出す。

イワウメが朝日を浴びて嬉しそう。

7:34 硫黄岳、この時点山頂には誰もいない。

硫黄岳の東側まで廻り込み赤岳横に富士山が薄ら見える、そして西側の爆裂火口跡を撮影。
硫黄岳から硫黄岳山荘までは少し下る。

硫黄岳山荘から見る横岳方面

ここからは登山道脇の咲き始めた高山植物を見ながらゆっくり行く。
オヤマノエンドウの紫が映える。

キバナシャクナゲはみずみずしい。

もう直ぐ横岳(奥ノ院)

雪解けをまって咲く高山植物達

そして、・・・・・これがツクモグザの蕾です。

そしてツクモグサ(九十九草)

9:04 横岳。
さらに杣添尾根分岐の向こうまでツクモグサを見に行き引き換えした。赤岳は人が多くパス。
10:00 そして横岳まで戻った。そしてここで昼食とする、青空こそ無いが見通しは良く、後立山・槍穂・乗鞍・御嶽・中ア・南アまで良く見える。

硫黄方面の縦走路

阿弥陀岳と赤岳。その間に編笠や権現が見える。遠くは南アの仙丈・甲斐駒・北岳

そして槍穂。

ここ横岳山頂では10名程の登山者が昼食をしながら山座同定をしているが、既に登った山が分からなかったり、山名が違ったりとつい口出しをしたくなるが・・・

登山時にはいつも単眼鏡を持参し遠くの山並みを見ている。

今回のオニギリは梅干入りでおかずも梅干しにして貰った、山ではこれが一番。

昼食後は硫黄岳まで戻り、赤岩の頭から峰の松目を目指す。

ようやく色づき始めたウルップソウ

コマクサはまだまだ

11:18 セルフで一枚。(硫黄岳)
本日は13Lザックにホーサーのハイドレーションシステムでスポーツ飲料を何時での飲めるようにしたが中身はお茶のほうがよかった。
早朝の稜線吹きさらしではヤッケを着込んだ。

本来ここから本沢温泉に向かう予定だが、先般の理由から目的地を変更する。
次に目指すのは『峰の松目』標高2,567mです。
ここ八ヶ岳には未踏の2,500m峰は残す所、三ツ頭のみとなった。

峰の松目は八ヶ岳では目立たないのか、登山道をハイマツが邪魔をする。一旦コルまで下がり登り返す。
12:13 峰の松目。展望は無い
下山途中にこのルートで始めて人に逢い、しばし山談義をする。

ここからオーレン小屋までは下り。先日の台風で何か所か倒木が登山道を塞ぐ。
この花はミツバオーレン、オーレン小屋の由来です。
オーレン小屋のテン場には多くのテントが設営されていた。
このテン場は快適で、数年前にトドクロちゃんと幕営したことを思い出す。

ヤツガタケキスミレ

下山時には多くの登山者とすれ違う。しかし最近の登山ウェアーはカラフルだな~
14:00 登山口到着

先日の台風の影響が多く残り、登山道の修復や水力発電設備の復旧には多くの時間がかかりそうだ。

■ガーミンのDATA


結構な距離を歩いたが花の写真を撮りながらなので体力の消耗は意外と少ない。

下山後は縄文の湯で汗を流し、途中仮眠をして20時自宅着。