トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

面ノ木原生林(天狗棚)の紅葉

2015年10月26日 | データ
■2015.10.25 香嵐渓や京都の様な人工的な紅葉も良いがこの時期はやはり自然林の紅葉が見たい。
そこで県内に残っている原生林の一つ「面ノ木原生林」へ紅葉を見にトドクロちゃんと出かける。
<愛知県に残っている原生林は2箇所で「段戸裏谷原生林」と「面ノ木原生林」>

面ノ木は標高1,000mを越える天竜奥三河国定公園の一角にある。
さらに天狗棚と言う山があり標高は1240m、天狗の住む山と言われている奥三河八名山もあるので軽く登ろうと思う。

この方面は何時も豊田松平ICで降りるが直ぐに渋滞に捕まる。(香嵐渓の紅葉にはまだ早いが?)
そこでルートを変更し田峯方面から向かうことにする。

12:30 約3時間をかけて面ノ木園地(天狗棚)に到着。
風が強く寒いのでダウンを着こみ遊歩道(登山道)を歩き始める。

ブナの自然林が多く綺麗な紅葉が始まっている。

山頂へは展望台コースから行く。

設楽町と豊田市との境界石。

色々なコースが用意されており季節を通して楽しめそうだ。

ピンクに紅葉した葉。

樹齢200年程の大木のブナも多い。

展望台への降り口に。
天白神社の奥ノ院?
国常立尊の碑。

国常立尊:
「日本書紀」では、天地開闢(かいびゃく)のときあらゆる神に先立って現れた第一神。「古事記」では神世七代の最初の神。

祠。賽銭を入れお参りをする。

展望台からほぼ水平な尾根を行く。
原生林なので背の高い木々が多くそれらが紅葉している様は愛知県とは思えないですね。

紅葉は山頂で80-90%程度なのもう少し楽しめそうですね。

ベンチが出てきた。
ここでおにぎりを食べたいところだが、既に歩きながら食べてしまった。

ここから5-10分で

天狗棚のピークらしくない山頂です。それでも標高1240mで意外と高く御在所や鎌ヶ岳よりも高い。

この面ノ木(天狗棚)春にはミツバツツジが冬には霧氷や積雪もあり楽しめそうです。
帰りに「道の駅アグリステーションなぐら」で柿を購入し行きと同じ道で帰路に着く。

そして県内のもう一つの原生林も期待が膨らむ。
「段戸裏谷原生林」なにをかくそうここは寧比曽岳(ねびそだけ)の南斜面。
毎年正月に北側から登っていますが北斜面は植林された林のルートです。
したがって段戸湖から寧比曽岳(ねびそだけ)へ登ぼるルートは「段戸裏谷原生林」の中を巡ることなる。
時間は往復4-5時間程度と少しかかりますが標高差は少なくトドクロちゃんでも行けそうですね。

古代史(記紀)と庭の点描

2015年10月24日 | データ
記紀(古事記・日本書記)に関する書籍は多くあるが、著者の推測本でおや!と思われるものも多くある。
読み物としては面白いのだがやはり自分の意見を持ちたいと思い、原点に帰り購入する。
辞書的な利用も考え原文に忠実な物を選ぶ。


※「新版 古事記」 現代語訳付き・・・・中村 啓信
これは読み下し文、現代語訳、漢文体古事記本文(原文)が記載されている。

※「日本書紀(上・下)全現代語訳」・・・宇治谷 孟
古代史を理解するには「古事記」と「日本書記」は必ずよみたい、ただ完撰の歴史書で30巻+漢文体でさすがに読めない。これは「日本書記」を初めて全現代語訳した画期的な本。

これらを再度熟読し解説本を読み進める。


現在の興味は、
・仏教伝来の神仏戦争から遡り物部氏・蘇我氏。
・ニギハヤヒ→神武より先に降臨している天津神で物部氏の祖神。
・一光三尊式阿弥陀如来(善光寺如来)→日本最古の仏像と伝承されている。
などでこの辺を読み込んでいるところです。

■庭の点描
白い「シュウメイギク」
この時期の好きな花です。

妻が家のちょっとした所に一輪挿しで置いてあります。
これは庭で撮ったものです。

バラ

そろそろ元気のなくなった茄子。

ピーマンは細長く5m程に長く刻み、塩昆布を乗せレンジで軽くチンするとおいしいおつまみになります。



雨の明治村 国の重要文化財撮影

2015年10月21日 | データ
■明治村 ここ数年この時期に明治村に出かけるのが恒例の行事のようになっている。(入場料はJAFチケット割引で500円)
明治村の面白さは、激動の時代で西洋文化と日本文化が入り混じりそこを生きた人々も活気に満ちあふれていた事が感じられるからである。
この時代の書籍も年に何冊か読む、今年もNHK大河の関係で長州:高杉晋作や薩摩:西郷隆盛など何冊か読み終えた。
過去に何度も読んでいるが視点を替えそれなりの本を選べば変わった見方ができる。
この時代の人は視野の違いこそあれ公の為に行動している。

今年は雨空模様で出かけたので空いてると思いきや過去最高の混雑を経験した。
今年はこの明治村にある建物の国の重要文化財(建造物)10棟を中心に見て回った。
----------------------------------
旧西郷従道住宅
旧日本聖公会京都聖約翰教会堂
旧山梨県東山梨郡役所
旧品川燈台
旧菅島燈台付属官舎
旧三重県県庁舎
旧札幌電話交換局舎
旧東松家住宅
旧呉服座
旧伊勢郵便局舎(宇治山田郵便局舎)
----------------------------------
明治村開村50周年です。

旧呉服座

旧伊勢郵便局舎(宇治山田郵便局舎)



旧品川燈台

旧菅島燈台付属官舎

旧札幌電話交換局舎

旧東松家住宅

旧山梨県東山梨郡役所



旧三重県県庁舎

旧日本聖公会京都聖約翰教会堂

旧西郷従道住宅



やはりここはおもしろい!!!!

ここで買う必要もないが汐留バーで何時ものように「デンキブラン」を購入し帰路に着く。

紅葉も標高を下げ「大川入山」がいい。

2015年10月13日 | データ
■2015.10.12 紅葉も標高を下げ2000m~1500m位がベストと思われる。そこで1908mの大川入山へ昨年に引き続き紅葉を見に行くことにした。
5:25 自宅発
7:25 冶部坂の駐車場。ここは駐車スペースが多く心配する必要はない。冶部坂のもみじ祭りは10月26日で色々なイベントが開催される。

既にここに4台と登山口に2台先行者がいる。
7:30 準備をし晴天のなか歩き出す。

木の根っ子が多い尾根を登り、横岳を過ぎ尾根に上がると木々が色づき始めている。

ほぼ水平な登山道がしばらく続く。
黄葉もいい。

カラマツ林の下は笹原。

日当たりの良いコルの谷筋から紅葉を見る。

樹林帯を抜けた。
天気も良いし風も涼しく汗は掻かない。

笹原の中にドウダンツツジの紅葉。
まさに天空の散歩道。

狙い通り山頂も良い感じの紅葉です。

10:00 山頂です。

山頂の通り過ぎ恵那山を見に行きます。
一番奥が恵那山です、当初はこちらをと・・・考えましたが前宮ルートがまだ通行止めのようで。

積雪期には縦走記録が数件ありますので何時か行って見たいですね。

山頂でチョット早い昼食。
山自慢の年配は大きな声なので・・・・・

雲間から太陽の光が差し込む。
昼からは雲が多くなりますので11時少し前に下山開始。

山頂でレンズを交換したのでここからは単焦点レンズです。
今年はカラマツの黄葉が早いですね。

風か吹くと高木の黄葉がパラパラ落ちてきます。

楓は一葉づつ紅葉します。

これが今日の一番かな。

落ち葉の登山道。

水平道の「林道にはリンドウが・・・」おやじギャグ。

下の方はまだまだ紅葉していませんのでこれからも少し楽しめます。
10月下旬は鈴鹿でも良い頃ですね。

12:40 駐車場着。

温泉は「信州平谷温泉ひまわりの湯」へ行きサウナにも入りリフレッシュします。

そして根羽村の「黒地の柿の木」を見に。
地元の子供(お兄ちゃんと妹)としばしお話をする。
お兄ちゃんが採った「胡桃」の実を見せてくれた。

これが「黒地の柿の木」です、柿の木がまだ青々していますので時期が早すぎました。
さらにこの近くに「小戸名渓谷」もありもう少し紅葉が進めば良い撮影スポットになります。


近くの福嶋麺類食堂で手打ちうどんを食べようと行ってみると時間が悪く準備中・・・残念。
帰路は大渋滞に掴まりながら19時過ぎに自宅着。

それにしても「大川入山」は秋から冬にかけて遊べまる貴重なお山でこの時期迷ったらここですね。

■コースタイム
冶部坂登山口7:30→10:00大川入山11:00→12:40冶部坂登山口